【攻殻機動隊REALIZE PROJECT】Web媒介型サイバー攻撃対策プロジェクト「WarpDrive」の実証実験開始

Web媒介型攻撃の実態把握と対策技術の向上のため、KDDI総合研究所、セキュアブレイン、横浜国立大学、神戸大学、構造計画研究所、金沢大学、岡山大学情報通信研究機構は、これまで「Web媒介型攻撃対策技術の実用化に向けた研究開発」(略称、WarpDrive)に取り組んできました。

WarpDriveではアニメ「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズに登場するキャラクター「タチコマ」をモチーフに、Web媒介型攻撃対策ソフトウェア「タチコマ・セキュリティ・エージェント (以下、タチコマSA)」を開発しました。

タチコマSAは、(1)ユーザのWebブラウザの中でWeb媒介型攻撃の観測・分析を行い、(2)攻撃検知時には悪性Webサイトの閲覧をブロックし、(3)ユーザに警告やアドバイスを行います。
さらに、インターネット上に分散したタチコマSAたちが、(4)並列化(情報集約・横断分析・新機能展開等)を繰り返し、最新のWeb媒介型攻撃に対応します。

今回、WarpDriveはユーザ参加型の実証実験を2018年6月1日(金)より実施。
同日よりWarpDriveポータルサイトにおいて、Windows版およびmacOS版のタチコマSAを、一般ユーザ向けに無償配布しております。
タチコマSAをインストールすると、上記のセキュリティ機能に加え、攻殻機動隊のコンテンツや同作をモチーフにしたWeb空間の可視化等も体験できます。
WarpDriveは、本実証実験を通して「電脳空間におけるタチコマ・リアライズ」を進め、Webの安全性向上を目指します。

タチコマSAのダウンロードはこちらから ⇒ https://warpdrive-project.jp