月刊プリンセス(秋田書店刊)にて連載中、2022年1月より連続2クール放送のTVアニメ「薔薇王の葬列」。
12月11日(土)、新宿バルト9にて「先行上映&キャストトーク」が開催され、リチャード役:斎賀みつきさん、ヘンリー役:緑川 光さん、ヨーク公爵リチャード役:速水 奨さんが登壇しました。
この度、オフィシャルレポートが到着しました。
本イベントは、12月19日(日)20時まで配信チケットが発売中。同19日(日)23時59分まで、アーカイブ配信を視聴することが可能です。
また、イベント当日に発表された最新情報もあわせてご案内いたします。
斎賀みつき、緑川光、速水奨 登壇!
「先行上映&キャストトーク」オフィシャルレポート到着!12月19日(日)までアーカイブ視聴可能!配信チケットが販売中!
TV アニメ『薔薇王の葬列』先行上映&キャストトーク
■日時:2021 年 12月11日(土)18時〜20時
※12月19日(日)23時59分までアーカイブ配信中
■出演:斎賀みつき、緑川 光、速水 奨
佐藤仁美(MC)(敬称略)
<集合写真 左から>緑川 光、斎賀みつき、速水 奨
12 月 11 日、東京・新宿バルト 9 で、『薔薇王の葬列』の先行上映会とキャストトークショーが開催された。
第1話から第3話までの先行上映に続いてトークショーに登壇したのは、リチャード役の斎賀みつき、ヘンリー役の緑川光、ヨーク公爵リチャード役の速水奨。3人は、それぞれが演じるキャラクターへの思いや作品の魅力について、自由にトークを繰り広げた。
完成した映像の感想について、斎賀が「絵が綺麗で、独特の表現が散りばめられていて、すごいなと思って見ていました」と印象を語ると、速水も「演出が象徴的で、映像が止まっているところで、物語とか人の心理が動いているふうに感じられるところがとっても好きです」と独特の演出の魅力を語った。続いて原作の印象を尋ねられると、
緑川が「とてもおもしろくて一気に読んでしまいました。(月刊プリンセスの)最新号もずっと探していたんですけれど、ようやく(付録の)カレンダーブックとともに手に入れました」と報告。会場のファンからは大きな拍手が送られた。逆に第1話収録の時、アフレコスタジオで原作を手にとった、という速水は「ところが第2話の収録で......」と待ち受けていた衝撃の展開が理由で、そこから先を読むことができなくなってしまった、と明かして、
第2話を見たばかりの会場の笑いを誘った。
キャラクターを演じる上で意識していることについて斎賀は「リチャードがリチャードらしくあればいいと思って演じています。リチャードの人生を表現している作品なので、そういうふうに見ていただければいいなと思っています」と説明。「舞台の『リチャード三世』のリチャードは異形の存在という感じで描かれていたのですが、
こちらのリチャードはとてもきれいな子として描かれていて印象に残りました」と話した。
一方、緑川はヘンリーのアフレコについてなかなか苦労をしていると披露。「自分で『こういう感じかな』と思っても、『もっとこうしてください』とオーダーされることが多いです。一筋縄ではいかない役だなと思いました」と話した。斎賀も「もっとお花畑にいるみたいに、というリクエストで何度もやられていますよね」と緑川のアフレコ現場での熱演の様子を補足した。
コロナ禍のアフレコは密を避けるため、数人ごとに分けて収録する分散収録が通常となっている。そのため斎賀と緑川は一緒に収録することが多いが、斎賀と速水とはなかなか同時に収録することがないのだという。
しかし斎賀によると、速水とヨーク公爵のイメージがぴったりなので「声がはいってなくても、映像の中から速水さんの声が聞こえてくるんです」とのこと。その話を受けて速水は「今度から、僕の声が聞こえたら、使用料を 30 円取るよと言ったんです(笑)」と会場をわかせた。またアフレコの話題で盛り上がったのは、台詞の数の話題。
緑川が「リチャードの台詞を見ると、ほかのキャラクターと桁が違うぐらい多いんですよ。僕がその立場だったらとてもできないな、って思うぐらい」と斎賀の苦労を讃えると、斎賀は「そんなことを言っていて、この先輩は、なんてことない感じでやっちゃうんですよ」と緑川に応じた。また速水は「僕は台詞数は全然気にしない」といって2人を驚かせたかと思うと、「ギャラのことがかえって気になっちゃうから」とオチをつけて、2人を笑わせていた。
「気になるキャラクター」についての質問で斎賀は「アンちゃん!」と即答。「この作品は女の人がめっちゃくちゃ怖いんですが、そこに咲く一輪の花のよう」とその魅力を語った。一方、緑川はバッキンガムの名前を挙げ、「美味しいポジションだと思うし、あのバッキンガム・フェイスが好きかもしれない」と理由を語った。そして速水はまさかの「白イノシシ」。「かわいいのもいいんですが、もうちょっと調教してトリュフとかをとってきてもらいたい(笑)」と意表をつく回答だった。
このほかトークでは、様々な新情報も解禁。
まずは各種配信サイトにて、1 月 9 日より毎週日曜 23 時から見放題配信&都度課金配信が実施されることが発表された。都度課金配信では本編のみでなく、オーディオコメンタリーの特典付きの配信もあり、第 1 話、第 2 話のコメンタリーには、斎賀、緑川、速水が出演しているとのこと。
続いて、インターネットラジオステーション「音泉」にて、WEB ラジオ「薔薇王の葬列ラジオ〜リチャードの部屋〜」の配信の決定が発表された。来年 1 月から毎月 1 回の配信で、パーソナリティは斎賀、第 1 回のゲストに速水が出演する。
その後、2 月 16 日に発売となる OP、ED 主題化 CD や、遂に来年 1 月発売の連載で最終回を迎える原作コミックス情報、「A-on STORE」とアニメイトで発売となるグッズ情報などのお知らせが行われた。
最後の挨拶で斎賀は「本当に魅力的なお話と、キャラクター、そして素晴らしい演者の方々と演出でできている作品です。原作の最後までやれるということはすごいことだと思います。しっかり目を開いて見ていただき、リチャードともに最後まで一緒に駆け抜けていただければと思います」とトークを締めくくった。
本イベントは、12 月 19 日(日)20 時まで配信チケットが発売中。
同 19 日(日)23 時 59 分まで、アーカイブ配信を視聴することができる。
1月9日より見放題&都度課金配信決定!
各種配信サイトにて、1 月 9 日より毎週日曜 23 時から見放題&都度課金配信決定!
都度課金配信では、本編のみでなく、特典としてオーディオコメンタリー付きの配信も決定!
各配信サイトなど詳細は、公式 HPをご覧ください。
WEBラジオ「薔薇王の葬列Radio〜リチャードの部屋〜」配信決定!
インターネットラジオステーション「音泉」にて、TV アニメ『薔薇王の葬列』のラジオ配信が決定!
出演者宛てのメッセージや質問、各コーナーへのメールなど大募集中!
【番組名】薔薇王の葬列 Radio〜リチャードの部屋〜
【パーソナリティ】斎賀みつき(リチャード 役)
【初回ゲスト】速水奨(ヨーク公爵リチャード 役)
【配信日】2021 年 1 月 7 日(金)〜 毎月 1 回配信
【番組 HP】https://www.onsen.ag/program/baraou
作品情報
【あらすじ】
中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。
ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。
リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。
だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。
さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。
誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。
そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。
痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」への道へとリチャードを誘っていく――。
【メインスタッフ】
原作:菅野 文 『薔薇王の葬列』(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
原案:ウィリアム・シェイクスピア『ヘンリー六世』『リチャード三世』
監督:鈴木健太郎
シリーズ構成・脚本:内田裕基 キャラクターデザイン:橋詰 力
美術監督:泉 健太郎 色彩設計:店橋真弓 撮影監督:高橋昭裕
音響監督:岩浪美和 音楽:大谷 幸 音楽制作:ランティス
アニメーション制作:J.C.STAFF
【メインキャスト】
リチャード:斎賀みつき ヘンリー:緑川 光 ヨーク公爵リチャード:速水 奨
エドワード:鳥海浩輔 ジョージ:内匠靖明 ウォリック伯爵:三上 哲 ケイツビー:日野 聡
マーガレット王妃:大原さやか エドワード王太子:天﨑滉平
ナレーション:大塚芳忠
【放送情報】
2022 年 1 月より TOKYO MX、BS11、サンテレビ、KBS 京都にて連続 2 クール放送
TOKYO MX 2022 年 1 月 9 日より毎週日曜 22:30〜
BS11 2022 年 1 月 11 日より毎週火曜 24:00〜
サンテレビ 2022 年 1 月 9 日より毎週日曜 23:30〜
KBS 京都 2022 年 1 月 9 日より毎週日曜 23:30〜
※放送日時は変更になる場合がございます。
©菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会
▼『薔薇王の葬列』 公式サイト
https://baraou-anime.com/
▼『薔薇王の葬列』 公式Twitter
@baraou_anime