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『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』オリジナル・サウンドトラック発売記念 平原綾香スペシャルインタビュー公開!!

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1979 年に放送され、高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』 をモチーフに、全二章で描く完全新作「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作。昨年10月8日(金)より展開した前章に続く、『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』は、2月4日(金)より劇場上映ほか各種展開を開始しました。

また、同日より、本作のオリジナル・サウンドトラックが発売。宮川彬良によって蘇った原作の名曲の数々と本作のための新BGMに加え、平原綾香が歌うエンディング主題歌「愛は今も光」を含む、全40曲を収録しています。この度、本商品の発売を記念して、平原綾香のインタビュー動画&テキストが公開となりました。楽曲に込めた思いや、平原ファミリーと宮川ファミリーの深いつながりが語られています

オリジナル・サウンドトラック発売記念 平原綾香スペシャルインタビュー公開!

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち』オリジナル・サウンドトラック発売記念!!平原綾香スペシャルインタビュー

▼動画

──『宇宙戦艦ヤマト』をご覧になったことはありましたか? また、どのような感想を持たれましたか?

平原
宮川泰さんのバンド「名匠・宮川組」で私の父(平原まこと)がサックスを吹いていたので、まず音楽から入りました。後にこれがあの音楽のアニメなのかと認識しました。父の演奏を聴く前から「ヤマト」の主題歌は有名なのでずっと知っていました。宇宙を舞台にしたここまで壮大なアニメはあの当時ほとんどなかったと思います。そこにさらに人間ドラマを盛り込んで深く描いているのは、この作品だけだろうなと思いながら小さい頃は観ていました。ただ、内容が難しいのでよく理解はできていませんでしたが「ヤマト」が頼れる存在だという漠然とした感覚は昔からありました。

──『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの音楽について、どのような印象をお持ちですか?

平原
宮川彬良さんとは父を通してデビュー前からお会いしていたので、親戚のような繋がりを感じます。彬良さんの才能、素晴らしさは幼少期の頃から実感していました。『宇宙戦艦ヤマト』はお話と作画と音楽、一番重要な 3 点がきっちり整っているからこそ不朽の名作として愛されているのだろうなと。それくらい音楽にも重要な役割を感じました。

──『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち』のエンディング主題歌「愛は今も光」に込めた想いを教えてください。

平原
レコーディング前に父が、「女神が優しく語りかけるような歌になったらいいね」とアドバイスをしてくれました。その言葉を聞いて、これを歌うのは決して“私”ではないと思いました。平原綾香ではなく「ヤマト」の宇宙を見守っている女神のような存在。「ヤマト」は凄く先の未来の人たちのお話なので、その未来の人たちが現代に生きる私たちへ宛てたメッセージのように歌うのが合っているのかなと思いました。父には本当だったらいつものようにスタジオにも来てもらいたかったのですが、病気もあったので母と家にいました。
スタジオの音をリモートで聴けるようセッティングしていただき、父と母にも家でずっと聴いてもらっていました。父はこの間亡くなってしまったのですが、父との思い出のレコーディングになったなと思います。宮川泰さんと父、父と彬良さん、そして彬良さんと私も繋がっている。例え血の繋がりはなくても、時代を越えて音楽で繋がっていることが嬉しいよねと彬良さんと話しました。『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -SATASHA-』(以降『後章 -SATASHA-』)でも「血の繋がりはなくても家族だ」というセリフが出て来て、それはまさに私が今感じていることそのものでした。

──宮川彬良さん作曲による楽曲はいかがでしたか? 本編で流れる劇伴を聴いた印象も教えてください。

平原
『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』は劇場で観させて頂きましたが、主題歌がドンっと大きな音で流れていました。映画の主題歌は本編とはまた違うベクトルで作られているものが多い中で、本作は本編の音楽を手掛けている音楽家が主題歌も担当しているのが魅力だと思います。この曲を最後に持ってくることで話が本当に締まる。本編で言いたいことを敢えて言わずに主題歌で感じてもらうような作り方に思えて、隅々まで神経を張り巡らして音楽も作られているなと感じました。また、偉大な父親である泰さんの跡を継いで、これまた偉大な音楽家である彬良さんが父親へのリスペクトも感じさせる音を紡ぎ出している。
きっと父親の魂と一緒に作っていたんじゃないかなと思わせるようなメロディーを今回は特に感じました。

──森雪之丞さん作詞による歌詞はいかがでしたか? 印象に残っているフレーズはありますか?

平原
「壊れゆく世界 火も希望も凍る でも涙だけはあたたかい」ですね。どんな時代になっても命ある限り人間であること、生きていることを忘れるなというメッセージに聞こえて、とてもグッときました。辛くて何も感じられないような日々が続いても、涙に温もりを感じる。
悲しみというものが決して冷たいものだけじゃないことを教えてもらった気がしました。昔の自分は悲しみがあると前に進みにくいと思っていましたが、実際は悲しくても前に進めるんですよね。父を失ってそのことを強く感じました。去年から今年にかけて、「たった一度きりの人生だから好きなものは好きと後悔なきように生きること」が自分の心の目標です。そしたら『後章 -SATASHA-』の最後に同じようなセリフを言い出すものだから「あれ、私のための物語かも?」と思ってしまうくらいでした(笑)。今回また主題歌を歌わせてもらったことは、大切な父を失っても歩いて行けるように、ある意味プレゼントのようなものなのかなと。あの時苦しかったことが未来から振り返って見るとこれがあったから今があるんだと納得できる。それは歩んでみないと分からないことですが、決して意味のないものはないんだなと思いました。この作品を通してより背中を押してもらえました。「ヤマト」はとにかくセリフがとても良いですね。アニメという枠では語り切れない魅力があって、大人も子供も魅了される作品。「ヤマト」を守り抜いているスタッフ陣の熱い意気込みを感じます。そして前からずっと言い続けていますが、頭が良くないと絶対に作れない。時々付いていけない時もありますが(笑)、私にとっては生きる指針となる作品です。何回も観て、一つずつページをめくって、後から「あぁ、こういうことだったのか」と理解していく作品なのかなと思います。

──アニメや映画を観る際に登場人物たちに感情移入されますか?

平原
めちゃくちゃ感情移入しますね。幼少時代はすぐに観たキャラクターになりきっていました。

──では『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち』で気になっているキャラクターはいますか?

平原
色々な立場のキャラクターが登場しますが、皆に感情移入できました。土門(竜介)くんの気持ちも凄くよく分かります。だけど、それを受け止めてあげる古代(進)さんも、デスラーやスターシャの気持ちも分かります。口だけでは伝わらないことがあるので、愛は行動だと思います。古代さんの漢気も、掟を破って動いちゃう土門くんも格好良い。愛は行動なんだと男たちが示してくれるアニメだなと感じました。

──最後に、ヤマトファンに向けてメッセージをお願いします。

平原
「愛は今も光」はこの年齢だからこそ歌えた曲だと思っています。あの時は父のアドバイスをもとに歌い、愛に見守られた本当に奇跡のような瞬間が沢山訪れるレコーディングでした。彬良さん、雪之丞さん、家から父と母、天国から泰さんも見守ってくれていて、そしてスタジオの人たちの良い声を録るぞという想い。そういう皆の力がないと成立しない楽曲だったと思います。何十年も前から続いている「ヤマト」シリーズを胸に抱いて制作されているので、新曲なのに歴史があるんですよね。こういう歌は「ヤマト」シリーズでしか経験したことがないです。以前の「Great Harmony〜for yamato2199」 (『宇宙戦艦ヤマト 2199 星巡る方舟』エンディング主題歌)もそうでした。
「愛は今も光」はコロナも含めた今の情勢に響く曲です。「壊れゆく世界 火も希望も凍る でも涙だけはあたたかい」。それは即ち心の豊かさを決して忘れてはいけないということを未来の人たちが教えてくれている。必ず幸せが待っていることを信じる。そのことを胸に刻みながら歌っていました。この曲を聴いていると、私がこの曲を歌ったのかなという気がしてくるんですよね。
自分の声じゃないような、そんな気がする。平原綾香だけではなく、色々な人たちの想いを胸に歌ったから人情の厚い曲になったんだと思います。そこには「ヤマト」を愛するファンの皆さんへの愛情も入っているので、今までシリーズを愛してくれた人へのラブソングでもあります。そして、これから「ヤマト」を好きになっていただく方への愛の告白のような曲でもあるので、沢山の人たちに愛してもらえる楽曲になったらいいなと思っています。

<Profile>
平原綾香(ひらはら・あやか)●5 月 9 日生まれ。東京都出身。父はサックス奏者の平原まこと。祖父はジャズトランペッターでホットペッパーズの平原勉。2003 年、『Jupiter』でデビュー。日本レコード大賞新人賞や、日本ゴールドディスク大賞特別賞をはじめ、様々な賞を獲得。歌手、俳優として幅広く活躍している。

『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』オリジナル・サウンドトラック 商品情報

宮川彬良によって蘇った名曲の数々と、本作のための新 BGM を収録。さらに、エンディング主題歌「愛は今も光」(歌:平原綾香/作詞:森雪之丞/作曲編曲:宮川彬良)や、劇中挿入歌も含む、全 40 曲をラインナップ。CD2 枚組/高音質 UHQCD 仕様。ジャケットイラストは麻宮騎亜描き下ろし。

音楽:宮川彬良
発売日:2022年2月4日(金)
価格:3,630円(税込)
仕様:UHQCD<Ultimate High Quality CD>仕様
発売レーベル:ボイジャーレーベル
発売・販売元:バンダイナムコアーツ

購入特典:ジャケットイラスト使用 A5サイズクリアファイル 
 ※対象店舗など、詳細は作品公式サイトをご確認ください

▼収録楽曲
<Disc 1>
1. 最後の希望(再録音) 2. 新たなる旅立ち(スロー) 3. デスラーの抱える苦悩 4. 宇宙戦艦ヤマト 5. ボラー(サスペンス) 6. 愛のある日々 7. 瞑想〜愛とともに 8. 昼の憩い 9. 若者たちの敬礼 10. DOMON(サスペンス) 11. デスラーを支える愛 12. ヤマト!!新たなる旅立ち 13. DOMON 14. DOMON(さびしさ) 15. 若き翼たち(「コスモタイガー」より) 16. ゴルバの影 17. 孤独 18. ゴルバ、その姿 19. 続く緊張感 20. 援軍到着 21. 未来への戦い

<Disc 2>
1. 悲しみの大海原 2. 離れゆく想い(ピアノ・ソロ) 3. ゴルバ、その姿(哀しみ) 4. ゴルバ、その姿(不気味) 5. 重々しく、ヤマトが行く 6. ヤマト瞑想曲 7. 放浪するイスカンダル 8. デザリアム・ハンマー 9. サンクテル 10. 真実のイスカンダル 11. 別離 12. スターシャ 13. ガミラス艦隊の戦い 14. 大戦争の幕開け 15. 離れゆく想い 16. 迫り来る重核子爆弾 17. 愛は今も光 18. 放浪するイスカンダル(オーボエ・ソロ) 19. 離れゆく想い(ヴァイオリン・ソロ)

『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』作品情報

【タイトル】 『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』
【上映表記】 2022年2月4日(金)期間限定劇場上映開始
1979 年に放送され、高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』 をモチーフに、以降のシリーズの要素を集結させて描く全二章、完全新作の「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作。〈前章 -TAKE OFF-〉デジタルセル配信中。Blu-ray&DVD第1巻11月26日一般発売。

◆ストーリー
西暦2205年──寿命を迎えつつある母星を離れ、新天地ガルマン星への移住を開始したガミラスの人々。だがその移送が半分も終わらぬうちに、ガミラス星は正体不明の敵の攻撃を受け、無惨にも破壊されてしまった。衝撃で軌道を逸脱した双子星・イスカンダルを牽引し、持ち去ろうと目論む謎の敵――暗黒の大艦隊を率いるデザリアム。生き残った十万人あまりのガミラス人と、イスカンダルに残るスターシャ女王を救出すべく、デスラーはかつての仇敵・宇宙戦艦ヤマトと共にデザリアムに戦いを挑む。
しかし彼らは知らなかった。その先に待つのが勝利でも敗北でもなく、残酷な真実との直面であることを……。

◆スタッフ
原作:西﨑義展/製作総指揮・著作総監修:西﨑彰司/監督:安田賢司/シリーズ構成・脚本:福井晴敏/脚本:岡 秀樹/キャラクターデザイン:結城信輝/メカニカルデザイン:玉盛順一朗・石津泰志・明貴美加/ゲストキャラクターデザイン:小林千鶴・岸田隆宏・立石 聖/プロップデザイン:枝松 聖/美術監督:舘藤健一/色彩設計:中山久美子/撮影監督:浅川茂輝/CGディレクター:後藤浩幸/編集:兼重涼子/音楽:宮川彬良・宮川 泰/音響監督:吉田知弘/オリジナルサウンドエフェクト:柏原 満/アニメーション制作:サテライト/製作:宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会

◆キャスト
古代 進:小野大輔/森 雪:桑島法子/真田志郎:大塚芳忠/アベルト・デスラー:山寺宏一/スターシャ:井上喜久子/ヤーブ・スケルジ:チョー/土門竜介:畠中 祐/京塚みやこ:村中 知/徳川太助:岡本信彦/板東平次:羽多野 渉/キャロライン雷電:森永千才/坂本 茂:伊東健人/デーダー:天田益男/メルダーズ:黒田崇矢


▼宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 公式サイト
https://starblazers-yamato.net/
▼『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ公式Twitter
@new_yamato_2199
▼宇宙戦艦ヤマト2202 特集サイト 宇宙戦艦ヤマト紀行
https://v-storage.jp/yamatokiko/

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