いよいよ4月3日より放送開始となるTVアニメ『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』放送直前スペシャルステージが、2022年3月26日(土)、東京ビッグサイトで開催された国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2022」内のGREENステージにて行われた。ステージにはエンプレス役の石川由依さん、デッドマスター役の早見沙織さん、ストレングス役の潘めぐみさん、オープニングテーマを担当したZAQさん、イベントのMCを務めたモニカ役の朝井彩加さん、シリーズ構成・脚本の深見真さん、トムス・エンタテインメントの篠原宏康プロデューサーが登場し、本作の魅力を様々な面から観客に届けた。和やかな雰囲気で行われたイベントの模様をレポートする。
スクリーンに初公開となるオープニング映像が流れ場内の期待値が最高潮に高まったところで、豪華ゲストの面々が登壇し、いよいよイベントがスタート! イラストレーターのhukeが描いた1枚の絵から始まった『ブラック★ロックシューター』はゲーム、テレビアニメ、コミカライズ、フィギュアなど多方面で創作物を生み出した人気作。篠原プロデューサーが深見さんから「『ブラック★ロックシューター』を自分なりに解釈してやりたい」と言われたことがきっかけとなり、新しい世界観や設定を取り入れたTVアニメ『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』の企画が始動。深見さんも「ノイタミナ版のアニメも好きでしたが、あれは変化球。自分だったらストレートに格好良いものを描きたい」と飲み屋で語ったエピソードを明かし、さらに「hukeさんの絵の格好良さをどうすればアニメにできるのかが世界観作りの一番の肝だった」と続けた。
オープニングテーマ「ASEED」について、ZAQさんは「一つの種『a seed』という言葉をくっつけた造語で、希望の種を意味しています。篠原プロデューサーから、生音を使ったギターのロックサウンドで格好良い曲、その他は自由にお願いしますと言われて、ZAQの格好良いをすべてぶつけてやろうと思いました」と音作りへの想いを語った。歌詞については、「基本的にエンプレスのことを歌っています。何のために戦うのか、生まれてきた意味は何なのか、人間に対して自分は何ができるのかという心の葛藤や、これからこうやって生きていくんだという戦いに対する覚悟を綴った歌詞を叫んでいます」と熱く解説。キャストの面々からも「格好良い!」と感想が次々に飛び出し、それを受けてZAQさんも「全力で格好つけて歌ったので、格好良いと思ってもらえたらそれが大正解です」と笑顔で応えた。さらに、高槻かなこさんが歌うエンディングテーマ「Before the Nightmare」、クリエイターがこだわり抜いた武器、pixivイラストコンテストの結果などについても話題が飛び、大きな盛り上がりを見せた。
原作:ブラック★ロックシューター
監督:天衝
シリーズ構成・脚本:深見真
シリーズ構成協力・脚本:吉上亮
キャラクター原案:huke
コンセプトデザイン:友野るい、石渡マコト(ニトロプラス)、太田幼女(ニトロプラス)
キャラクターデザイン/総作画監督:野中正幸、中川耀
アニメーション制作:バイブリーアニメーションスタジオ、バイブリーアニメーションCG
製作:ブラック★★ロックシューター DAWN FALL 製作委員会、UNLIMITED PRODUCE by TMS
オープニングテーマ:「ASEED」ZAQ
エンディングテーマ「Before the Nightmare」高槻かなこ