バンダイナムコフィルムワークスによる映像レーベル「EMOTION」が40周年を記念して「EMOTION 40th Anniversary Program」と題し、レーベルを代表する歴代作品の記念上映会や、1話無料配信、特別番組の配信などの企画を実施中です。
今回は、「パトレイバー」シリーズ35周年、そしてEMOTION 40周年を記念して、泉 野明役:冨永みーなさん、篠原遊馬役:古川登志夫さんをゲストに迎え、“パトレイバーの日”8月10日(木) に『機動警察パトレイバー the Movie』舞台挨拶付き記念上映会を開催。本イベントのオフィシャルレポートと写真が到着しました!
「EMOTION 40th Anniversary Program『機動警察パトレイバー the Movie』舞台挨拶付き記念上映会」公式レポート
「パトレイバー」シリーズ35周年・EMOTION40周年を記念し、EMOTION 40th Anniversary Program『機動警察パトレイバー the Movie』舞台挨拶付き記念上映会が、2023年8月10日(木)の“パトレイバーの日”に、新宿ピカデリーにて開催された。『機動警察パトレイバー the Movie』(1989年公開)上映後のトークショーには、泉野明役の冨永みーなさん、篠原遊馬役の古川登志夫さん、MCを務めたお笑いコンビ「天津」の向清太郎さんが登壇。34年前のアフレコ話、自分とキャラクターとの類似性など、多角的な話が生まれたトークショーの模様をお届けする。
▲写真左から 冨永みーな、古川登志夫
劇中とシンクロするように、台風が接近する中、熱烈なファンが駆けつけた場内は満員。温かい拍手に迎えられた冨永さんと古川さんが入場し、早速トークショーがスタート! 『パトレイバー』にちなんで、冨永さんはシャツ、古川さんはネクタイがオレンジ色のものを着用。34年前に舞台挨拶を行った記憶があるというお二人が、当時のイベントを観た人がいるか客席に問いかけると、なんと1割~2割の方が挙手! 驚いた冨永さんは「ともに時代を歩んでおります」と感動した様子。年齢が若い方も客席に見受けられ、親子2世代で愛されてきた『パトレイバー』の歴史が伺える。古川さんも「何度観ても、パト1面白いですよね」と投げかけ、場内のファンも大きな拍手で応えた。
当時20代だった冨永さんは「大人の声優さんに囲まれていたとても恵まれた環境。素晴らしいキャスティング」と振り返る。古川さんは「一人ひとりの演技論が違うから、みんなお芝居が異なる。それが上手くハマった気がします」と語る。さらに冨永さんは、登壇イベントでキャストの全員集合をいつか実現したいと明かし、この先に向けてより大きな期待が高まった。原作のヘッドギア(HEADGEAR)については、「スタッフが凄い作品なので、観ていた方が(憧れて)この業界に入って来ている」と冨永さんは実感を語り、古川さんも「半端ない能力者が集まりましたよね」と評する。冨永さんが今日初めて『パトレイバー』を観た方がいるか客席に投げかけると、数名の方が挙手し、「嬉しいです。隣に座っている方も『やっと分かったか!』という気持ちですよね」とファンの想いを代弁し、場内が笑いに包まれる場面も。
当時は「自分以外の演技論をなんとか盗みたいと思っていた」と熱く語る古川さん。対する冨永さんは「泉野明が一番自分に近いと思っています」と明かし、古川さんも「僕も同感です。2,3回録った頃から既に、自分のままでやっていいんだと皆さん気づいていて。アニメ的な声や言い回しじゃなく自分のままの声。言ってみれば古川遊馬か篠原登志夫(笑)」と続ける。さらに、「特車二課の皆さん、内から出るものがすごく似ているんです。演技をしているのに、ただ会話をしているように感じるくらい、特殊なスタジオでした」と冨永さんが当時を振り返った。
作品の推しポイントについて、冨永さんは「人間ドラマとして楽しめるし、お仕事ものとして格好良いところと良くないところ、どちらも描かれているのが好きですね」とまとめた。古川さんは「誰が主役ということではなくて、それぞれにスポットが当たっていく。存在感のあるキャラクターばかり」と語る。さらに、『パトレイバー』とは何かを問われると、冨永さんは「泉野明との出会いがこんなに長く続くとは思っていなかったので、とても嬉しいし、大切な作品です」と胸の内を明かした。古川さんは「自分のままでやった唯一の作品。代表作の中に入れておきたいです」と感慨深げに語り、キャストからも愛される名作の魅力が改めて証明される機会となった。その後は、冨永さんが「古川さんは篠原重工と書いてあるヘルメットをお持ちなんです」とバラし、古川さんのオタクっぷりが明らかになる一幕も見られた。
トークショーも終わりが近づき、作品にまつわる名セリフを披露することに。古川さんが「フォワードとバックアップは一心同体だ!」と言うと、続けて冨永さんが「ターゲット!」と叫び、最後は客席のファンと一緒に「ロック・オン!」と締め、場内は沸き起こる拍手とともに一つになった。フォトセッションを挟み、最後はファンへのメッセージを届ける。「ファンの皆さんの熱気が嬉しいです。これからの展開があるようですので、ぜひ盛り上げて参りたいと思います。皆さんも宜しくお願いします」と古川さん。最後は、冨永さんが「お家で何度も観た作品なのに、上映会が開かれると集まってくださるこの熱さは本当にありがたいです。皆さんの想いがこの作品を動かしていったと思っています。新作も期待しつつ、これからも『機動警察パトレイバー』を宜しくお願いします」と締め、舞台挨拶付き記念上映会は幕を閉じた。
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8,100 円(税抜) 8,910円(10%税込)
発売元:バンダイナムコフィルムワークス・東北新社
販売元:バンダイナムコフィルムワークス
品番:BCXA-1857/全2本収録
スペック:カラー/(予) 219 分/Disc1:約103分(本編99分+映像特典4分)+Disc2:約116分(本編113分+映像特典3分)
Disc1・2:ドルビーTrueHD(5.1ch)・リニアPCM(ドルビーサラウンド)・ドルビーデジタル(5.1ch)/AVC/BD50G/16:9<1080p High Definition>/英語字幕付(ON・OFF可能)
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<仕様>
◇田島照久デザイン新規ビジュアルスリーブ
プロジェクト発足時からアートディレクションを担当する田島照久による、第1作・第2作をイメージした特製ビジュアルスリーブに収納!
<映像特典・ほか仕様>
◇ 劇場特報・予告編
『機動警察パトレイバー 劇場版』劇場特報・予告編
『機動警察パトレイバー2 the Movie』劇場特報・予告編
◇マルチオーディオ仕様
劇場公開版(ドルビーサラウンド)とサウンドリニューアル版(1998年発売/ドルビーデジタル5.1ch)を同時収録。
※本商品のディスク収録内容は、映像特典・音声特典を含め既発の下記商品と同様です。
『機動警察パトレイバー 劇場版』( BCXA-0003、BCXA-0085)
『機動警察パトレイバー2 the Movie』(BCXA-0004、BCXA-0086)
※2024年8月9日までの期間限定生産
■「機動警察パトレイバー」について
1988年4月25日。オリジナルビデオアニメとして産声を上げた『機動警察パトレイバー』。全6話からなるそのシリーズは、マンガ家:ゆうきまさみ、脚本家:伊藤和典、メカニックデザイナー:出渕裕、キャラクターデザイナー:高田明美、演出家:押井守の5人からなるクリエイター集団《ヘッドギア》によって創造された。
舞台は 20 世紀末の東京。胸に桜の代紋が輝く警視庁のロボットが、街中を闊歩する世界。そこでイングラムと呼ばれるロボットに搭乗し、犯罪者に立ち向かう特車二課の隊員の活躍を、時にはコメディタッチで、時にはシリアスに描写。OVA、劇場版、コミック、TV アニメと次々にヒットを記録し、現実世界が作品世界の時間軸を追い越した現在でも数多くのファンに愛され続ける傑作アニメーションである。
©1989 HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA ©1993 HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA/Production I.G
▼EMOTIONレーベル40周年記念サイト
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▼株式会社バンダイナムコフィルムワークス エモーション&バンダイビジュアルレーベル『V-STORAGE』公式Twitter
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▼『機動警察パトレイバー』Blu-ray&DVD商品情報サイト
https://v-storage.jp/sp-site/patweb/