『ONE PIECE FILM RED』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた 谷口悟朗監督 と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画をつとめた近藤勝也 が、初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』 が2026年3月13日(金) より全国公開中。
この度、元フィギュアスケート選手・解説者の高橋成美による解説動画が解禁 となりました。
※以下、プレスリリースより引用しています
ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートペア“りくりゅう”の神解説で話題を呼んだ高橋成美が<パリエト>を解説!!
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今回、ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートペアの“神解説”で話題を呼んだ、元フィギュアスケーターの高橋成美さんが、アスリートの視点から<パリエト>の抜粋シーンを解説!
自身もフィギュアスケートペアのソチ五輪日本代表。世界を舞台に研鑽を重ねてきたトップアスリートは、主に登場人物たちの“体の使い方”について抜粋シーンを解説してくれた。
まず冒頭のフジコがフランスに到着し、歩いていくシーンをピックアップ。何気ないシーンかと思いきや「歩き出していくうちに自分の視線もどんどん上がっていって、ついつい駆け出してしまう。とにかくフジコは行きたい場所があって、そこに向かって走っていく姿が、これからのフジコが夢に向かって人生を歩んでいくのを動きで描写されていたのかなと感じました」 と、物語全体の示唆につながっていると指摘。
また、SNSでも一部で熱狂的人気を呼んでいるなぎなたVS棒術のシーン。フジコの叔父でパリで商売する若林を追う男たちに絡まれた二人を助けに入ったのは、なぎなたの名手で、幼い日、横浜で出会った少女・千鶴だった。高橋は「すごく興奮しました!アクションシーンがたまらないです。まず背景をくるくる回すことでどんどん躍動感を出す。フィギュアスケートのスピード感を見るときもそうなんですけど、フェンスの動きを見るんですね。フェンスの動きの素早さが映画の中にも取り入れられていて。背景が動くことで一緒に移動しているような躍動感!」 と、フィギュアスケートの演技中のアスリートのごとく、そうした視点が映画にも生かされることで、観るものと躍動感を共有していると解説。「動きがしなやかでした。なぎなたを持っているので、あまり体感がぶれすぎても、この長いものを操る上で軸がしっかりしてないといけないんですね。スケートのペアもそうなんです。男性が女性を持ち上げたりする演技の時に、この軸がぶれてしまったら上げたものが違う方向に行ってしまったりするので、自分が出したい方向に行かない。千鶴はなぎなたをマスターすることでしっかりと自分の体幹を育てていったのが後々のバレエに生きているんだと思います」 と、体験を踏まえながらキャラクターの体幹についても言及する神解説ぶりを見せてくれた。
高橋が経験してきたフィギュアスケートの世界でも、本作で描かれる千鶴が挑むバレエの世界でも、大舞台というのは特別な緊張感に満ちたもの。そうした緊張の中にあるアスリートの心理とフィジカルにも教えてくれた。「息が上がってしまう。(私も)大事な場面で経験があるんですけど、(息を)吐く意識がなくなっちゃって、酸素を取り入れよう取り入れようとしちゃって、どんどん肩が上がっていってしまうんですね。そうするとバレエでもフィギュアスケートでも、自分の思った演技ができない。ただ間近で応援しているフジコが“ふうっ”と落ち着いて、ニコッと笑って、それをきっと空気で感じ取った。それくらいの絆がこのときには二人にはあって、落ち着いた後にあげた顔は自信に満ちていました。あの状態は“今日はイケる!”っていう時の表情でした」 と語る。メンタルとフィジカルは密接な関係にあり、表情ひとつに緊張と向き合うアスリートの複雑な心理の経過が見て取れるのだ。
最後に高橋は「あの顔は作り笑いでもなく、不安な顔でもなく、信じている顔なんですね。信じているっていうのは自分だけではなく、これまでやってきた全てのこと。サポートしてくれた全ての人間を信じている状態ですので、かなりの力が出ると思うんです。そんな神演技を観たくて観たくてうずうずしてます」 と締め括った。
そんな高橋も期待を寄せる千鶴の神演技、そして神演技を引き出すフジコをはじめとする周囲の人々との温かいサポートやフジコ自身の夢への向き合い・・・時代は違えど、パリに生きる人々の息遣いがそこには広がっている。ぜひ大スクリーンで目撃してほしい!
劇場アニメ『パリに咲くエトワール』作品概要
主人公フジコの声を担当するのは、若手実力派俳優として注目が集まる當真あみ 。アニメ映画『かがみの孤城』で主人公の声優を務め、2025年にはドラマ「ちはやふるーめぐりー」、映画『ストロベリームーン』でどちらも主演を務める當真が画家を夢見る少女・フジコを瑞々しく演じる。フジコとパリでともに夢を追う少女・千鶴を演じるのは嵐莉菜 。2022年映画『マイスモールランド』で主演を務めた後、『少年と犬』などの話題作に出演。雑誌ViViの専属モデルも務めており、主人公フジコを演じる當真とは、この夏のドラマ「ちはやふる-めぐり-」で共演し話題となった。さらに、フジコと同じアパルトマンに暮らすロシア人の青年ルスランを演じる早乙女太一 をはじめ、門脇麦 、尾上松也 、角田晃広 、津田健次郎 、豪華キャスト陣が集結。
それぞれの夢に、
ふたりで手を伸ばした。
<Introduction>
『ONE PIECE FILM RED』の谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザイン・近藤勝也が贈る、ふたりの少女の物語。脚本は『ヴァイオレットエヴァーガーデン』の吉田玲子、主題歌は緑黄色社会。
ふたりの少女は、困難な時代の中、異国の地で、互いに支えつつそれぞれの夢を諦めることなく、まっすぐに追いかけていく―
<Story>
20世紀初頭のパリ。
そこに日本からやってきたふたりの少女が暮らしていた。
一人は、夫を支えるよき妻となる将来を望まれながらも、画家を夢見るフジコ。
もう一人は、武家の家系に生まれ、ナギナタの名手ながらバレエに心惹かれる千鶴。
ある日、トラブルに巻き込まれたフジコを千鶴が偶然助けるが、それは幼い日に横浜で出会ったことがあるふたりの、運命的な再会だった。
千鶴の夢を知ったフジコは、同じアパルトマンに住む青年ルスランの母オルガが、ロシア出身の元バレリーナであることを知り、レッスンを依頼する。
東洋人であることで様々な壁にぶつかりながらも、ふたりは夢に向けて歩き出すが、ある日フジコの保護者である叔父さんが、失踪してしまう。
フジコと千鶴、ふたりはそれぞれの夢を掴むことができるのだろうか ―― 。
20世紀初頭、パリ。異国の空の下、憧れを追いかけた少女たちの物語
<Cast&Staff>
キャスト:
當真あみ 嵐莉菜
早乙女太一 門脇麦 尾上松也 角田晃広 津田健次郎
榊原良子 大塚明夫
甲斐田裕子 藤真秀 興津和幸 小野賢章 名塚佳織 唐沢潤 村瀬歩 内山夕実 岩崎ひろし 永瀬アンナ 黒沢ともよ 矢野妃菜喜 生天目仁美
原作:谷口悟朗・BNF・ARVO
監督:谷口悟朗
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:近藤勝也
キャラクターデザイン・総作画監督:山下祐
リサーチャー:白土晴一
美術監督:金子雄司
色彩設計:柴田亜紀子
撮影監督:江間常高
キャラクター演出:千羽由利子
バレエ作画監督:やぐちひろこ
殺陣作画監督:中田栄治
エフェクト・メカ作画監督:橋本敬史
3DCG監督:神谷久泰
編集:廣瀬清志
プロップデザイン:尾崎智美
メカデザイン:片貝文洋
音響監督:若林和弘
音楽:服部隆之
アニメーション制作:アルボアニメーション
主題歌:「風に乗る」緑黄色社会(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:「パリに咲くエトワール」製作委員会
配給:松竹
絶賛上映中!
© 「パリに咲くエトワール」製作委員会
▼パリに咲くエトワール 公式サイト
https://sh-anime.shochiku.co.jp/parieto
▼パリに咲くエトワール 公式X
@parieto_movie
▼パリに咲くエトワール 公式Instagram
@parieto_movie