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『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』10周年記念!特別編集版『ウルズハント』/新作短編「幕間の楔」 長井龍雪監督、河西健吾、細谷佳正登壇 11月22日(土)実施 トーク付き上映会 第3弾 オフィシャルレポート到着!

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2015年10月の放送開始から、今年で10周年を迎えた『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。10周年記念プロジェクトの1つとして発表された、特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』は10月31日(金)より劇場にて公開中。本作はスマートフォンアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」で配信されていた全12話を再編集し、新規カットを加えた特別編集版。そして同時上映作品『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』10周年記念新作短編「幕間の楔」も、あわせて劇場にて公開中です。

この度、特別編集版『ウルズハント』/新作短編「幕間の楔」の公開を記念した【トーク付き上映会 第3弾】のオフィシャルレポートが到着しました。

11月22日(土)実施/トーク付き上映会 第3弾 オフィシャルレポート

特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』/同時上映『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』10周年記念新作短編「幕間の楔」トーク付き上映会 第3弾 実施概要

■日時:11月22日(土)19:05~19:35/上映後イベント
■場所:新宿ピカデリー スクリーン3
(東京都新宿区新宿3丁目15−15)
■登壇者(敬称略):
 長井龍雪
(『鉄血のオルフェンズ』シリーズ監督 / 河西健吾(三日月・オーガス役) / 細谷佳正(オルガ・イツカ役) / MC 天津飯大郎

11月22日(土)、新宿ピカデリーにて特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント ‐小さな挑戦者の軌跡‐』と、同時上映となった『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』10周年記念新作短編「幕間の楔」の公開を記念した、トーク付き上映会“最後の回”となる第3弾が開催された。

この日、登壇したのは、両作を手掛けた長井龍雪監督と、『鉄血のオルフェンズ』より、三日月・オーガス役の河西健吾さん、オルガ・イツカ役の細谷佳正さんの3名。約10年の時を経て、再びファンの前に集った、“鉄華団の顔”たちを満員の観客が出迎えた。

MCを務める天津飯大郎さんが最初に注目したのは、3人の衣装。ブラウンのスーツセットアップに身を包む細谷さん、ネイビーのオーバーサイズジャケットを羽織り“三日月らしい着こなし”を披露した河西さん、そして、メカニックデザイン・鷲尾直広さんによるバルバトスのイラストがプリントされたTシャツの上に、鉄華団のマーク等があしらわれたMA-1合わせた長井監督という、それぞれの作品愛が伝わるスタイリングに、会場からは温かい拍手が送られた。

イベントはまず、10周年記念新作短編「幕間の楔」についてのトークからスタート。TVシリーズ第1期と第2期の間に起きたできごとを描いた本作が、どのようなコンセプトで制作されたのかという飯大郎さんからの質問に、長井監督が回答。作品10周年を記念した新作短編の企画が持ち上がり、スタッフ陣が集まった際に、脚本の岡田麿里さんからは「スーツ」の話、監督は「太刀」の話を描きたいという意見が上がったことから、双方の意見をまとめた上で、TVシリーズ本編では描ききれなかった物語を作った、と語った。河西さんは、第2期でガンダム・バルバトスルプスに改修された際に、武器もソードメイスへと変わった理由が補完されて腑に落ちた、と本作の台本を読んだ際の第一印象を明かした。一方の細谷さんは、作品を長年応援してきたファンに対し、和気あいあいとした仲間内の雰囲気を描いた作品を届けることで感謝の気持ちを伝えたかったのでは、と監督をはじめとするスタッフ陣が新作に込めた思いを汲んだ。そんな細谷さんの言葉を受け、長井監督は、久しぶりに鉄華団のメンバーの物語を描けることが楽しかったことや、最初は5分くらいのショートムービーというオーダーだったが、その尺では収まらないということで、どこまでボリュームアップしていいかを制作サイドと話し合いながら、盛れるだけ盛ってみようという方針で制作されたことを明かした。

アフレコについては、長井監督が、ノルバ・シノ役の村田太志さんが気合を入れて、シノのテンションをかなり上げていて、このまま最後までキープできるのか少し心配になった、と収録時のほほえましいエピソードを紹介。河西さんも、久しぶりのアフレコに気恥ずかしさを覚えつつも、10年というブランクを感じさせないキャスト陣の演技に感動したと、振り返った。細谷さんは、TVシリーズ当時は、鉄華団のリーダーとして背伸びをしていたオルガと同じように、マクギリス・ファリド役の櫻井孝宏さん、ガエリオ・ボードウィン役の松風雅也さん、ラスタル・エリオン役の大川透さんや、アミダ・アルカ役の田中敦子さんといった名だたるベテラン声優陣と肩を並べて演技をする中で、精神的な背伸びをしていたが、今回は同窓会のようで、自然体でアフレコに挑めたと、10年という歳月による自身の変化についても語った。

続いて「幕間の楔」のエンディングについて。今回キャラクターデザイン原案・伊藤悠さん描き下ろしのイラストが使用されたエンディングに上映後の会場では涙ぐむお客さんもいらっしゃる中、成長したライドがペンキを塗っている様子がかかれていたのが、新作短編を見てからだとぐっとくるものがあった、という細谷さんからの言葉を受けて、河西さんからも、こういった形で暁の姿を見ることができて三日月役の自分としてもすごく良かった、と語られ、会場は暖かい空気に包まれた。

そして、特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント ‐小さな挑戦者の軌跡‐』についても、その魅力を紹介。スマートフォンアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」内で配信されていた同作も手掛けた長井監督は、鉄華団の話が重厚だったことから、ライトな雰囲気で世界観を楽しんでもらえたら、というコンセプトで誕生した作品であることを明かし、キャラクターたちがまとう明るくポップな雰囲気の理由を説明した。

河西さんは、『ウルズハント』らしい明るい雰囲気の楽曲がたくさん使われていたことが印象に残っている様子で、細谷さんも、賞レースに参加して宝探しをするというテーマが真ん中にきているというところもすごくバランスが良いんだろうなと感じた、と作品から受けた印象を語った。

インフォメーションコーナーでは、入場者特典や主題歌情報などに続き、2026年2月15日に立川ステージガーデンで開催される鉄血10周年のフィナーレイベント「鉄華の祝祭」の情報を紹介。新たにライド・マッス役の田村睦心さんの参加もアナウンスされ、総勢10名のキャストによる10周年ならではのトークや、臨場感あふれる生アフレコに加え、アーティストによる音楽ライブなどが予定されており、絶賛チケット予約受付中だ。

イベントの締めくくりに、登壇者からファンに向けて、熱いメッセージが届けられた。細谷さんは、短い映画ではあるけれど、多くのファンに10年間応援し続けてもらえた事実のようなものが形になり、映像作品として届けられ、そこに参加できたことは幸運だと思う、と客席に感謝を伝えた。河西さんも、10年という歳月をキャスト陣と共に駆け抜けてもらえたことで、「幕間の楔」や『ウルズハント』という作品が誕生したと、ファンに感謝を述べたのち、次は長編でお会いしましょう!との呼びかけに、会場からは大きな拍手が沸いた。最後に長井監督は、これからの20周年、30周年に向かって、まだまだ力を尽くしていたいと、今後の展開も期待できるコメントを残した。スタッフ・キャスト陣の意欲的な姿勢を後押しする、温かな拍手が客席から送られる中、イベントは幕を下ろした。

作品情報

■INTRODUCTION(ウルズハント)
――P.D.323
ギャラルホルンによるアーブラウ中央議会への政治介入事件は、モビルスーツを使った武力行使にまで発展。
事件を終結に導いたのは、鉄華団と呼ばれる火星から来た少年たちだった。
金星に浮かぶラドニッツァ・コロニーで生まれ育ったウィスタリオ・アファムの耳にも、鉄華団の活躍は届いていた。
火星との開拓競争に敗北した金星は、四大経済圏も興味を示さない辺境惑星。
住人はIDすら持たず、今は罪人の流刑地として使われるだけ。
そんな生まれ故郷の現状を変えたいと願うウィスタリオの前に現れたのは、
「ウルズハント」の水先案内人を名乗るひとりの少女だった。
「おめでとうございます。あなたは『ウルズハント』の参加資格を得ました」
少女との出会いにいざなわれ、ウィスタリオはコロニーすら易々と買うことのできる莫大な賞金を懸けたレース……
「ウルズハント」の入口に立たされていた。

■INTRODUCTION(幕間(まくあい)の楔(くさび))
クーデリアの護衛任務をやり遂げ、アーブラウ代表指名選挙を巡る戦いの中で一躍名を上げた鉄華団。
その名は圏外圏全域にまで知れ渡るほどだった――。
火星に帰還した鉄華団はより組織を拡大させるため、強行な手口も使いながら、その歩を進めていた。
そんな中、団長として慣れない仕事にひとり奮闘するオルガの姿を見て、三日月たち鉄華団の面々はあることを思いつく。

■STAFF
企画・制作:サンライズ / 原作:矢立 肇 富野由悠季
監督:長井龍雪 / 特別編集版構成・脚本:土屋理敬 / シリーズ監修:鴨志田 一 / 『幕間の楔』脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン原案:伊藤 悠 / キャラクターデザイン:千葉道徳
メカニックデザイン:鷲尾直広 海老川兼武 / 『ウルズハント』メカニックデザイン:形部一平 篠原 保 寺岡賢司
チーフメカアニメーター:有澤 寛 / 美術デザイン:須江信人(ウルズハント) 伊良波理沙
美術監督:清木亜夕 若松栄司 / 色彩設計:菊地和子 / 3DCGディレクター:山崎嘉雅
撮影監督:後藤春陽 / 編集:丹 彩子 / 音響監督:明田川 仁 / 音楽:横山 克
製作・配給:バンダイナムコフィルムワークス

■MUSIC
オープニングテーマ(ウルズハント):Re:End 「The Over」

■CAST(ウルズハント)
ウィスタリオ・アファム:生駒里奈 / デムナー・キタコ・ジュニア:堀内賢雄 / コルナル・コーサ:上田麗奈/レンジー・ダブリスコ:木内太郎 / カチュア・イノーシー:田中美海 / 598:三瓶由布子 /タマミ・ラコウ:伊藤 静 / ローム・ザン:稲田 徹 / アイコー・ザン:山根雅史 /コウゾウ・メンドウ:松本 忍 / シクラーゼ・マイアー:野島健児 / ロンド・ブロン:浜田賢二

■CAST(幕間(まくあい)の楔(くさび))
三日月・オーガス:河西健吾 / オルガ・イツカ:細谷佳正/ユージン・セブンスターク:梅原裕一郎 / 昭弘・アルトランド:たくみ靖明 / ノルバ・シノ:村田太志 /ライド・マッス:田村睦心 / ナディ・雪之丞・カッサパ:斧 アツシ /クーデリア・藍那・バーンスタイン:寺崎裕香 / アトラ・ミクスタ:金元寿子

2025年10月31日(金)より劇場にて4週間限定上映中


▼『鉄血のオルフェンズ』10 周年記念プロジェクト特設サイト
https://www.gundam.info/feature/g-orphans/
▼『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』公式サイト
https://www.g-tekketsu.com/1st/
▼特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』公式サイト
https://www.g-tekketsu.com/urdr-hunt/
▼『鉄血のオルフェンズ』シリーズ公式X
https://x.com/g_tekketsu
▼YouTube 公式「ガンダムチャンネル」
https://www.youtube.com/c /GUNDAM
▼バンダイナムコフィルムワークス作品情報サイト「V-STORAGE」特集サイト「鉄血の情報局」
https://v-storage.jp/orphans/

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