ニュース | 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち
1979 年に放送され、高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』をモチーフに、以降のシリーズの要素を集結させて描く全二章、完全新作の「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作。10月8日(金)より上映等を展開して好評を博した前章に続く、『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』が、2月4日(金)より劇場上映ほか各種展開を開始しました。
この度、2月5日(土)に新宿ピカデリーで開催された、小野大輔、山寺宏一、井上喜久子、福井晴敏、西﨑彰司、中村繪里子が登壇した、上映記念舞台挨拶のオフィシャルリポートが到着しました。
★『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』上映記念舞台挨拶
劇場:新宿ピカデリー(東京)
登壇者:小野大輔(古代進役)、山寺宏一(アベルト・デスラー役)、井上喜久子(スターシャ役)、福井晴敏(シリーズ構成・脚本)、西﨑彰司(製作総指揮・著作総監修)、MC中村繪里子(桐生美影役)
日時:2022年2月4日(土)
写真左から 中村繪里子、小野大輔、井上喜久子、山寺宏一、福井晴敏、西﨑彰司
★イベントリポート
まずは、登壇者の挨拶からスタート。福井は「いよいよ後章の上映が始まり、次回作『3199』に向けて身が引き締まる思いです」、西﨑は「本作の制作は波乱ばかりの毎日でしたが、やっとこの日を迎えられました」と本作を上映できた喜び、続くシリーズへの意気込みを語った。
小野は「『宇宙戦艦ヤマト2199』で古代進を演じてから約10年、長い旅をしてきました。一人の力ではなく、みんなの力でこの艦を進めてきましたが、ついに大団円を迎えられたという気持ちで一杯です。」、井上は「後章で〈STASHA(スターシャ)〉というサブタイトルが付いたときは、プレッシャーを感じましたが、台本を頂き、サブタイトルの意味を噛みしめ、自分の経験してきた感情・持てる全ての思いで演じさせていただきました。」と作品への熱い思いを語った。また、山寺は、怒涛の展開の連続に改めて驚嘆しつつ「作品を作り上げていただいたスタッフへの感謝の思いで一杯です。そしてなにより、皆さんがご覧になり何を感じるのか一人ひとり聞いて回りたい」と会場の笑いを誘った。
次に、『2205』から参加することとなった新人クルーに焦点を当てトークを展開した。本作のアフレコは感染症対策のため、一人ずつの収録となったが、古代を演じる小野は「古代は先に収録することが多く、他のキャスト達がどんなお芝居をしているのか、少し不安な部分もあった。」と当時の胸中を語った。しかし、完成した映像をみると「新人クルーのみんなは本当に立派でした。自分のお芝居を思った以上に受け止めてくれ、熱い演技で返してくれていた。」と振り返った。
続いて、出演者から本作の印象的なシーンを紹介。小野は「デスラーが全てその身ひとつで背負うところ、また、すべての感情が表現される終盤のシーンはぐっと来ました。『2205』は、デスラーとスターシャの愛の物語だと改めて実感しました。」、井上は「スターシャが真実を語るシーンは台本を頂いたときから涙が止まらなかったです。言い方ひとつで意味が変わってしまうシーンなので、キャラクターの感情、台本の意味を悩みながら演じました。」、山寺も本作のラストシーンを挙げ「内側で燃え滾る感情をどのように表現するかは悩みながら演じました。」と、それぞれのキャラクターの視点から、本作の見どころを語った。
次に、次回作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』について話が展開した。西﨑は「シリーズを重ねるごとに独特の福井節が冴えわたってきている。続くシリーズでもヤマトを担いでいってほしい。」、福井は「ひとつだけ言うとすると、いままでの『2199』や『2202』と同程度のボリュームのシリーズになる」と語った。
最後は小野の「この10年間、ヤマトに携わり、その旅の中で出会ってきたスタッフ・キャストのことを思い返していました。途中で寂しくもお別れしてしまったクルー達の気持ちを乗せてここまで来たと実感しています。改めてヤマトクルーになれたことを誇りに思っています。これからもヤマトという艦を未来に進めていきましょう。」と会場のファンに投げかけ、イベントを締めくくった。
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』作品情報
【タイトル】 『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』
【上映表記】 2022年2月4日(金)期間限定劇場上映開始 【上映時間】102分
1979 年に放送され、高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』 をモチーフに、以降のシリーズの要素を集結させて描く全二章、完全新作の「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作。〈前章 -TAKE OFF-〉デジタルセル配信中。Blu-ray&DVD第1巻発売中。
◆ストーリー
西暦2205年──寿命を迎えつつある母星を離れ、新天地ガルマン星への移住を開始したガミラスの人々。だがその移送が半分も終わらぬうちに、ガミラス星は正体不明の敵の攻撃を受け、無惨にも破壊されてしまった。衝撃で軌道を逸脱した双子星・イスカンダルを牽引し、持ち去ろうと目論む謎の敵――暗黒の大艦隊を率いるデザリアム。生き残った十万人あまりのガミラス人と、イスカンダルに残るスターシャ女王を救出すべく、デスラーはかつての仇敵・宇宙戦艦ヤマトと共にデザリアムに戦いを挑む。
しかし彼らは知らなかった。その先に待つのが勝利でも敗北でもなく、残酷な真実との直面であることを……。
◆スタッフ
原作:西﨑義展/製作総指揮・著作総監修:西﨑彰司/監督:安田賢司/シリーズ構成・脚本:福井晴敏/脚本:岡 秀樹/キャラクターデザイン:結城信輝/メカニカルデザイン:玉盛順一朗・石津泰志・明貴美加/ゲストキャラクターデザイン:小林千鶴・岸田隆宏・立石 聖/プロップデザイン:枝松 聖/美術監督:舘藤健一/色彩設計:中山久美子/撮影監督:浅川茂輝/CGディレクター:後藤浩幸/編集:兼重涼子/音楽:宮川彬良・宮川 泰/音響監督:吉田知弘/オリジナルサウンドエフェクト:柏原 満/アニメーション制作:サテライト/製作:宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会
◆キャスト
古代 進:小野大輔/森 雪:桑島法子/真田志郎:大塚芳忠/アベルト・デスラー:山寺宏一/スターシャ:井上喜久子/ヤーブ・スケルジ:チョー/土門竜介:畠中 祐/京塚みやこ:村中 知/徳川太助:岡本信彦/板東平次:羽多野 渉/キャロライン雷電:森永千才/坂本 茂:伊東健人/デーダー:天田益男/メルダーズ:黒田崇矢
©西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2205 製作委員会
▼宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 公式サイト
https://starblazers-yamato.net/
▼『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ公式Twitter
@new_yamato_2199
▼宇宙戦艦ヤマト2202 特集サイト 宇宙戦艦ヤマト紀行
https://v-storage.jp/yamatokiko/