『この世界は不完全すぎる』このふか通信「デバッガー大解剖!!」その② 旅の中で出会う新たなデバッガーたちアマノ・アキラ

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2024.10.18 UP

体感型VRゲーム『キングス・シーカー・オンライン』のバグをチェックする主人公ハガを含むデバッガーたち。しかし、そんなデバッガーたちがなぜか現実世界に帰れなくなり…!?　“デバッグ”がテーマという一風変わったTVアニメ『この世界は不完全すぎる』。現実世界から派遣された様々なデバッガーやクセのあるNPCなど、魅力的なキャラクターがたくさん登場する本作。第2回は、ハガとニコラが各地のバグをチェックする旅の中で出会った他社のデバッガーたちをチェック！

③アマノ（CV：川島零士）

漫画家を目指すアルバイトのデバッガー。常識的な倫理観を持ち合わせており、涙もろく感情移入しやすい。ゲーム内で出会ったNPCのルゥに自分の漫画を読んでもらうことで、この世界での自身の居場所を作っていた。

●あるNPCに特別な感情を持つフェザー種のデバッガー
第4話で、人間からネコなどの動物までがTポーズで宙を浮くバグ状態になっている村に到着したハガとニコラ。そこで2人が出会ったのが、Tポーズになっているふりをしている、フェザー種の人物だ。その正体は元アソビング株式会社のメンバーの天野イソラ（アマノ）で、現在はゲーム内で出会ったNPC・ルゥに見せる漫画を描いている。彼にとって、自分の漫画を面白いと言ってくれたルゥは特別な存在である。NPCだと分かっていても「ルゥのために何かしてあげたい！」と、実際の人間に抱くような感情を持ってしまうのだ。そんなアマノの心情はルゥとの別れのシーンや、アソビング社のメンバーの反乱により社長が殺されるシーン、蘇生したルゥとの対面シーンでの言動などで痛いほど実感できる。『このふか』の泣けるシーン担当と言っても過言ではないほど、感情を揺さぶってくるキャラクターなのだ。

●まとめ役として頼りになる兄貴分！
比較的常識人であるアマノだったが、無残にも殺されてしまったルゥの仇を取るためにハガたちと行動を共にする。ほのぼのパートでは、天然ボケコンビ・ハガ＆ニコラのツッコミ役としてパーティを束ねてくれる頼もしい存在で、クルクル変わる表情も見どころ。感情がグチャグチャに掻き乱される状況でも、冷静に自分が使える力を最大限に活かし（ハガとのコンビネーションの見せ所！）、突風(ガスト)の魔法一発で形勢を変える姿には思わず「アマノ、あなたについていきます！」と言いたくなるほど魅力的！

④アキラ（CV：高橋李依）

ロードエルフの姿をしたデバッガー。この『キングス・シーカー・オンライン』の世界で自然に生きることを信条としており、他者とのスキンシップが激しい。この世界の自然を乱す相手には冷酷な顔を見せるが、それも「この世界で自然に生きる」という考えからくる行動である。

●二面性のあるエルフ姿のデバッガー
第6話に登場した黒い鎧の騎士の正体で、アソビング社の社長を一刀両断したデバッガー。美しいロードエルフの姿をしたボクっ娘キャラで、デバッグモードはあまり使わずにこの世界を生きている。超がつくほどの抱きつき魔（抱きつき方も、その表情もキュート）で、ハガたちがゲーム内で出会ってきたデバッガーの中では比較的人が良さそうな性格なのだが、たちの悪いデバッガーを躊躇なく殺してしまうという冷酷な一面も。剣士であるアキラがパーティに加わることで、戦力的なバランスも大幅に改善。料理も得意で、ハガたちの冒険をより豊かなものにしてくれる存在となっている。

●大胆な行動に思わず赤面してしまう場面も!?
アキラの仲間である株式会社エンタメイションの面々と再会するシーンでは、同僚のレンと突然濃厚なキスを披露。ハガたちに対するアキラの過激なスキンシップの理由が何となく理解できるシーンだ。衝撃のシーンを目撃したハガ＆アマノの表情も注目ポイントとなっている。さらにベイル王国では入浴（混浴）シーンまで披露し、「このふか」のお色気パートも担当しているアキラ。戦闘シーンとそれ以外で見せるギャップの落差がたまらないキャラクターだ。