【４話収録】
■第５話「金太郎、大いにもてる」
金太郎の個性に刺激を受けて、立ち上がろうとするクーデター組も誕生。一方、社長派重役達も会長を倒す謀略を続けていた。そんな風雲急を告げる中、金太郎は鉛筆削りを続けていたが、会長の孫娘・有希や秘書の京子からのアプローチといった女難攻勢…そして帰宅後には、晴美がアパートに押しかけてくる。竜太も晴美を母親と錯覚して甘えるが、金太郎のフトした油断で危機一髪の大事件が！
■第６話「男たちの正念場」
竜太の危機を救ったのは、クーデター組を脱退した石川だった。だが、金太郎の命をかけて息子を守る姿に感動した彼は、男気を奮い立たせ得意のコンピューター技術をフル稼動させクーデター組に参入する。しかし、帰国した社長派の重役に露見してしまい、万事窮すのピンチに！一方、金太郎は有希の夜遊びを発見して、その男友達を殴り倒してしまった。
■第７話「金太郎、きれる」
定期取締役会が開催された。先手をうって大和会長が大島社長の解任を緊急動議した。その屋上では、金太郎が有希の男友達の復讐に現れた大男と立ち向かっていた。一方、石川も苦心の末、社長の使途不明金の不正を掴んでいた。取締役会は緊張の中で、人間を大切にする会長の考えが支持され、大島社長派は解任されたのだ。大男との死闘を続ける金太郎…だが、さすがの彼も苦戦を強いられていた。
■第８話「金太郎、大物に屈せず」
金太郎が怪我をさせた有希の男友達は、財界の黒幕・三田善吉の息子であった。大和会長と金太郎は、三田の呼び出しを受け、対決…だが三田は金太郎の男気に惚れ込むのだった。一方、ヤマト建設では新社長に黒川専務が登用され、金太郎も正社員として営業部へ配属に！竜太が世話になっている水木課長も役員に抜擢される等、人事が一新されたのだ。だが、喜びも束の間、満員電車の中で金太郎が痴漢に間違えられるという事件が起きた！

製作年度：2001

原作：本宮ひろ志（集英社「週刊ヤングジャンプ」連載）／シリーズ構成：冨田祐弘／脚本：冨田祐弘、小林千賀子／ｷｬﾗｸﾀｰ･ﾃﾞｻﾞｲﾝ：須田正巳／美術監督：勝又 激／撮影監督：山越康司／音楽：神尾憲一／音響監督：岩浪美和／監督：勝間田具治／ｱﾆﾒｰｼｮﾝ制作：ジェイ･シー・エフ／製作：『サラリーマン金太郎』製作委員会 東京放送、ﾋﾞｰｴｽ･ｱｲ、81ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽ、ｻｰﾄﾞ･ﾗｲﾝ、ｼｰ･ｱｲ･ｴｰ、集英社、ﾊﾞﾝﾀﾞｲﾋﾞｼﾞｭｱﾙ　他

矢島金太郎：宮本大誠／矢島竜太：城 雅子／大和守之助：川久保 潔／黒川優作：野沢那智／神永 宏：宝亀克寿／前田一郎：永野広一／田中政和：河野智之／石川吾郎：石川ひろあき／大島源造：渡部 猛／三田善吉：加藤精三 他