ウインターカップ予選リーグ決勝。花宮率いる霧崎第一との因縁の戦いが始まる！
ラフプレイを受け止め、たったひとりでゴール下を守る木吉
その熱い想いをあざ笑うかのように非道な戦略をめぐらせる花宮だが…

【3話収録】
■第34Q「必ず倒す！！」
　ウインターカップ予選リーグ決勝・誠凛VS霧崎第一の試合がはじまった。因縁の相手を前に入れ込む日向ら誠凛。黒子も開始早々、バニシングドライブを炸裂させる。流れをつかんだかに見えたが、霧崎第一の選手たちは、審判の死角を突いたラフプレイを繰り広げる。チームメイトを露骨に狙ってくる花宮のやり方に木吉の怒りが爆発。仲間を守るためインサイドを攻守とも全て１人でこなすと言い、反対するリコや日向の声にも耳を貸そうとしない。孤軍奮闘を続ける木吉に対し、花宮の苛立ちは高まり…。
■第35Q「信頼だ」
　木吉の身体を張った奮闘により、誠凛は第２クォーターをリードで折り返す。木吉を愚弄し、バスケに不誠実な態度をみせる花宮に対して、黒子は静かに怒りの炎を燃やす。第３クォーターに入ると、霧崎第一は満を持して瀬戸を投入、花宮と瀬戸の連携による「クモの巣」で伊月のパスを100％スティールし、逆転。入れ込みすぎている日向のシュートも１本も決まらず、誠凛は窮地に立たされる。そして迎えた第４クォーター、クモの巣を破るために、黒子がチームプレイをやめる！？
■第36Q「ふざけるな」
　日向、リコらの説得を受け、満身創痍の木吉はベンチに下がった。両チームの激しいせめぎ合いが続く中、花宮に対する怒りに囚われていた日向は、木吉との約束が「花宮を倒すこと」ではなく「日本一になること」だったと気付き、ついに本来の実力を取り戻す。止まらない日向の３Pをきっかけに、完全に勢いに乗った誠凛は逆転に成功。しかしそんな想いのこもった猛攻をもあざ笑う「悪童」花宮の卑劣なプレイに、ついに黒子が…！

製作年度：2013

第34Q　脚本：入江信吾／絵コンテ・演出：京極義昭／作画監督：小谷杏子、宮川智恵子、河野真貴、森田 史、下妻日紗子　　
第35Q　脚本：平林佐和子／絵コンテ：寺岡 巌／演出：長澤 剛／作画監督：長屋侑利子
第36Q　脚本：谷村大四郎／絵コンテ：新留俊哉／演出：市橋佳之／作画監督：津島 桂、飯山菜保子、藤城香菜

原作：藤巻忠俊（集英社「週刊少年ジャンプ」連載中）／監督：多田俊介／シリーズ構成：高木 登／キャラクターデザイン：菊地洋子／美術監督：鈴木路恵／色彩設計：佐藤真由美／撮影監督：荒井栄児／CGIディレクター：磯部兼士／編集：植松淳一／音響監督：三間雅文／音楽：池 頼広／アニメーション制作：プロダクション I.G／製作：黒子のバスケ製作委員会　他

黒子テツヤ：小野賢章／火神大我：小野友樹／相田リコ：斎藤千和／日向順平：細谷佳正／木吉鉄平：浜田賢二／伊月 俊：野島裕史／黄瀬涼太：木村良平／青峰大輝：諏訪部順一／小金井慎二：江口拓也／土田聡史：井上 剛／笠松幸男：保志総一朗／今吉翔一：中井和哉／桃井さつき：折笠富美子／花宮 真：福山 潤　他