少年は、人類に残された最後の希望“光の翼”ゼーガペインを駆り戦いの地へと挑む！

【3話収録】
■＃09「ウェットダメージ」
　今まで過ごしてきた世界が虚構だったことを認識し、それを受け入れたキョウ。しかし中学時代の記憶を思い出せないことに気が付く。それは転送によるウェット（精神的）ダメージによって引き起こされる障害だった……。一方オケアノスでは持てる戦力をすべて投入し大規模なデフテラ領域、オスカーを破壊することを決めた。キョウはその作戦に参加する交換条件として水泳部の部員募集期間を1ヶ月間、延期するようシマに頼み込む。
■＃10「また、夏が来る」
　夏休み前、リョーコは部室で「世界の終わりの夏の一日」という自主制作映画を見つける。撮影者は3年の河能亨。それは無人の街並みが映っているだけの不思議な映像だった。気になったリョーコはシズノに河能のことを尋ねるが、「病気で休んでいる」と多くを語ろうとしなかった。シズノの反応に違和感を覚えたキョウだったが、シマたちから河能は戦死したセレブラントであり、少なからずそういった者たちがいることを知らされる。
■＃11「残るまぼろし」
　ウェットダメージが深刻なアークは、クリスと共に舞浜で休暇を過ごすことにした。2人に誘われたキョウとシズノ、そしてキョウに呼び出されたリョーコの5人は、休日を満喫することに。昔からの親友であったシズノとアークは、カフェテリアで楽しく談笑し、それを見つめるクリスも笑顔だった。しかしアークの傷が深いことを知るキョウは、心から楽しむことができずにいた。そんな折、オケアノスからスクランブルがかかる――。

製作年度：2006

＃09　脚本：高山カツヒコ／演出・絵コンテ：凛々雅由紀／作画監督：牧 孝雄(キャラ)・有澤 寛（メカ）
＃10　脚本：村井さだゆき／演出：工藤寛顕／絵コンテ：下田正美／作画監督：鎌田祐輔
＃11　脚本：関島眞頼／演出：雄谷将仁／絵コンテ：下田正美／作画監督：大貫健一(キャラ)・西井正典(メカ)

監督：下田正美／シリーズ構成：関島眞頼／キャラクター原案：幡池裕行／キャラクターデザイン：山下明彦・牧 孝雄／メカデザイン：中原れい／音響監督：明田川 仁／音響制作：マジックカプセル／アニメーション制作：サンライズ　他

ソゴル・キョウ：浅沼晋太郎／カミナギ・リョーコ：花澤香菜／ミサキ・シズノ：川澄綾子／シマ：坪井智浩／ルーシェン：朴ろ美（「ろ」は「王」に「路」と書きます）／メイウー：牧野由依／メイイェン：渡辺明乃／ミナト：井上麻里奈／ハヤセ：神谷浩史／ミズキ：ゆかな／クラシゲ：松本保典／レムレス：辻 親八／ディータ：中尾衣里／リチェルカ：門脇 舞（現：門脇舞以）／フォセッタ：岡田純子　他