コンサート会場に響き渡るアリア
バイオリンを傷つけることなく、そのＧ線を狙撃せよ！

【4話収録】
■Target．7「G線上の狙撃」
バイオリンのソリスト、トーマス・シンプソンは、公演中にバイオリンのＧ線が切れるアクシデントに遭い、トラウマを抱えてしまう。しかし次のコンサートに、彼に代わってライバルであるロシア人のケルンスキーが出演すると知ったシンプソンは、自分と同じ恥をかかせようと、ケルンスキーが演奏中のバイオリンのＧ線を狙撃して欲しいとゴルゴに依頼する。
■Target．8「動作（アクション）・24分の4」
　自分の組織と財産をニューヨークファミリーのドンに取り上げられそうになったベントナは、ドン殺害をゴルゴに依頼していた。金の隠し場所を聞き出すためベントナを拷問していたドンは、死にそうになりながらも余裕の笑みを浮かべるベントナを不審に思い、自分が置かれている立場を悟る。そして、ゴルゴから身を守るため、防弾ガラスに囲まれたグランドホテル２１階の一室に篭城するドンだったが…。
■Target．9「檻の中の眠り」
　アラスカ・ブリストル湾に浮かぶ北刑務所に収容されたゴルゴは、所長のキッカースの怒りを受けて死刑囚のための特別房に移されてしまう。そこで出会った死刑ザラスとともに、脱獄を図るゴルゴ。脱獄の為必要な物を集め、鉄壁の警備をかいくぐる為に彼らが選んだ方法とは…？　そこにはゴルゴの緻密な計画があった。
■Target．10「帰って来た標的（ターゲット）」
　アメリカ麻薬組織の帝王バグシイの殺害を、その部下ブラウンから依頼されたゴルゴ。ＦＢＩに出頭する途中のバグシイを狙撃、任務を遂行した。ところが、香港で殺したはずのバグシイが再びゴルゴの前に出現し、今度はブラウン殺害を依頼。ゴルゴが殺したのは、スパイク・ジョーダンというチンピラが整形してバグシイに扮した偽物だと言う。ところがゴルゴは…。

製作年度：2008

Target．7　脚本：大川俊道／演出：羽毛田朋樹／絵コンテ：亀井 隆／作画監督：倉川英揚、渡辺裕二
Target．8　脚本：大川俊道／演出：三浦 陽／絵コンテ：大原 実／作画監督：渋谷一彦
Target．9　脚本：柏原寛司／演出：麦野アイス／絵コンテ：奈須川 充／作画監督：興村忠美
Target．10　脚本：小澤俊介／演出：町谷俊輔／絵コンテ：西澤 晋／作画監督：西澤 晋、楊 柄吉

原作：さいとう・たかを（さいとう・プロ）リイド社SPコミックス、小学館ビッグコミック連載／シナリオコーディネーター：飯岡順一／キャラクターデザイン：竹内一義／美術監督：水谷利春／撮影監督：高橋健太郎／デジタルプロダクションディレクター：羽山泰功／CGIディレクター：畑田裕之／カラーデザイン：甲斐けいこ、篠原愛子／音響監督：小山 悟／音楽監督：鈴木清司／編集：瀬山武司／チーフディレクター：大賀俊二／アニメーション制作：The Answer studio／製作：テレビ東京、創通エンタテインメント

ゴルゴ１３（デューク東郷）：舘 ひろし　他