僕たちの未来は、何色だろう。

【3話収録】
■#07「接触」
　久しぶりに現場復帰した紡と共に、晴れやかな気持ちで仕事に向かうIDOLiSH7。壮五はテレビ局で虎於と遭遇するが、大企業の子息である二人は以前からの知り合いだった。家の事情を知る虎於から、触れられたくない部分を突かれる壮五。一方、一織と環が通う学校では、転校生の亥清悠が二人に挑発的な態度をとっていた。そんな時、千と百は了との関わり方を巡って言い争う。千を守るためにも了の機嫌をとっておきたい百――二人の思いは平行線をたどるのだった。
■#08「未完成な僕ら」
　万理はIDOLiSH7メンバーと紡に、千と出会いを語る。高校生だった頃、お互いが作った曲に興味を持った二人は、やがて一緒に曲作りをするようになり、バンド活動を始めた。当初は他のメンバーもいたが、個性が強い千とやっていける者はなく、千が名付けた「Re:vale」は万理と二人きりのバンドとなった。時に意見がぶつかっても、良き相棒として曲を作り続けた万理と千。そうした中で、千が深く思い入れていた曲が「未完成な僕ら」だった。
■#09「Re:vale」
　Re:valeのライブに瞳を輝かせていた百。そこで聴いた「未完成な僕ら」への思いを綴ったファンレターは、万理と千の心を動かし、二人に音楽を続けていくことを決意させた。バンド結成5年目の頃、九条という男からデビューの話を持ちかけられる。だが、その誘いに乗る気のない千。そんな時ライブ中に事故が起こる──千のもとを去り、小鳥遊事務所に入った日のことを振り返りながら、万理は今のRe:valeである千と百に思いを馳せる。

製作年度：2021

#07　脚本：冨田頼子／絵コンテ：林 宏樹／演出：工藤寛顕／総作画監督：サトウミチオ・奥田 淳／作画監督：國井実可子・水野友美子・菊地功一・飯飼一幸／ライブパート絵コンテ・演出：別所誠人／ライブパート作画監督：奥田 淳・立川聖治
#08　脚本：冨田頼子／絵コンテ：あおきえい／演出：下平佑一／総作画監督：サトウミチオ・奥田 淳／作画監督：松本昌子・立川聖治・田中春香・森下智恵・村山未菜美・岩田芳美・猪股雅美／作画監督協力：黒田直寿・西田光洋
#09　脚本：小川ひとみ／絵コンテ：林 宏樹／演出：馬川奈央／作画監督：合田浩章・牧野竜一／作画監督協力：猪股雅美・古矢好二

原作：バンダイナムコオンライン・都志見文太／監督：別所誠人／シリーズ構成：関根アユミ／スーパーバイザー：あおきえい／キャラクター原案：種村有菜／アニメーションキャラクターデザイン：深川可純／総作画監督：猪股雅美・サトウミチオ・奥田 淳／美術監督：葛 琳／色彩設計：篠原真理子／2Dデザイン：高橋清太（FUETE）／撮影監督：津田涼介／CGディレクター：ヨシダ.ミキ／3Dワークス：井口光隆／編集：右山章太／監督補佐：志賀翔子／音楽：加藤達也／音楽制作：ランティス／音響監督：濱野高年／アニメーション制作：TROYCA／製作：アイナナ製作委員会

和泉一織：増田俊樹／二階堂大和：白井悠介／和泉三月：代永 翼／四葉 環：KENN／逢坂壮五：阿部 敦／六弥ナギ：江口拓也／七瀬 陸：小野賢章／小鳥遊音晴：千葉進歩／大神万理：興津和幸／小鳥遊 紡：佐藤聡美／八乙女 楽：羽多野 渉／九条 天：斉藤壮馬／十 龍之介：佐藤拓也／百：保志総一朗／千：立花慎之介／岡崎凛人：古川 慎／亥清 悠：広瀬裕也／狗丸トウマ：木村 昴／棗 巳波：西山宏太朗／御堂虎於：近藤 隆／月雲 了：高橋広樹