『百円の恋』で国内映画賞にて日本アカデミー賞を初め数々の脚本賞を受賞した足立紳が、自身の赤裸々な夫婦生活を綴った小説「喜劇 愛妻物語」(幻冬舎文庫)を原作に自らメガホンをとり映画化した『喜劇 愛妻物語』が、9月11日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開。この度、本ビジュアルと予告編が解禁となりました。
本作は、いつまで経っても売れる見込みがない、年収50万円の脚本家の豪太と、そんな情けない夫に絶望している酒好きの妻チカ。結婚10年目にして倦怠期の真っ只中にいるセックスレス夫婦の痛快な愛憎劇です。
結婚10 年目。倦怠期。セックスレス。
笑えて、呆れて、呆れて、泣ける。愛憎渦巻く夫婦道 。
本ビジュアル
濱田岳が演じる【 超ダメ 夫】豪太の呑気な笑顔と 、水川あさみが演じる【超恐妻】チカの呆れ顔を上下に、新津ちせが演じる愛娘・アキの無垢な笑顔が挟まれ、にぎやかな家族の様子が凝縮されたビジュアルとなっています。
豪太「いや、 ため息じゃなくて息しただけだから」
チカ「息もすんな」
豪太「死んじゃうじゃん(苦笑)」
豪太「マッサージでもしようか?」
チカ「言っとくけどセックスなんかしないからね」
チカ「あーダサッ!ほんっとダサいわお前、宇宙一ダサいっ!」
結婚10 年目で倦怠期真っ只中。セックスレスの2人が互いへの不満や願いを抱きながらぶつかり合う姿を予見させます。
予告編
年収50万の売れない脚本家・豪太は、車の免許を持っている妻・チカの機嫌を取り、 娘のアキも連れて“うどん県”こと香川へシナリオハンティングへ向かうことに。久々の家族旅行気分もつかの間、豪太とチカの喧嘩が勃発すり寄る豪太にチカが「しつこいんだよ」「消えろ」と跳ねのけたかと思えば、道中でもトラブルばかり 起こす豪太に怒り心頭のチカが「もう一緒に居たくない!顔も見たくない!マジ死んで欲しい!」となじる様子が映し出されます。家族を想いなんとか事態を好転させようとする チカに対し、豪太は相変わらず、終始セックスの事しか頭にないようなダメっぷり …。
果たして旅の終わりにシナリオは完成するのか豪太とチカは仲直りできるのか?はたまた綱渡りの夫婦関係は終わりを迎えてしまうのか?
予告編(限定公開中)
解説&物語
とんでもなく情けなく、とことん笑える、
最笑夫婦のサイテーな悲喜劇。
結婚して10 年。いまだにうだつの上がらない脚本家の豪太と、トキメキを失って久しい妻のチカが、幼い娘と三人で旅に出た。四国を舞台にしたシナリオを書くための五日間の取材旅行。しかし豪太にはもうひとつの重大ミッションがあった。旅の間になんとしても、「セックスレスの妻とセックスする」という悲願を達成するのだ!
【超ダメ夫】豪太(妻とセックスがどうしてもしたい夫。) × 【超恐妻】チカ(夫とのセックスを拒み続ける妻。)
稼ぎがほぼゼロで家に居場所もないのに、隙あればセックスに持ち込もうと奮闘するダメ夫・豪太役には、独特の憎めない個性で愛される人気俳優、濱田岳。そして夫に罵声を浴びせながら、家計や子育てを支える不機嫌妻のチカには水川あさみが扮し、罵詈雑言を連発する毒舌キャラを熱演。また、豪太とチカの娘アキには、音楽ユニット「Foorin」のメンバーでもある新津ちせ。さらにチカの親友・由美役の夏帆や、光石研、ふせえり、大久保佳代子らが脇を固める。
『百円の恋』で日本アカデミー賞に輝いた名脚本家・足立紳が、自身の夫婦生活を赤裸々に綴った(ほぼ)実録小説「喜劇 愛妻物語」を自ら映画化!
ほぼほぼ険悪な豪太とチカの夫婦の姿は、みっともなくて、カッコ悪くて、それでいてどこか愛らしい。あまりにも赤裸々で、スケールの小さい痴話ゲンカ。見終えた後に押し寄せるのは、胸にしみる感動か、呆れ混じりの乾いた笑いか、それとも他人ごととは思えないディープな共感か?日本の“家族映画”の伝統に新たな1 ページを加える痛快な喜劇が誕生した。
■『喜劇 愛妻物語』 映画祭出品&受賞歴
★第32回東京国際映画祭 【最優秀脚本賞】受賞
★第22回ウディネ・ファーイースト映画祭 コンペティション部門正式出品
濱田岳 水川あさみ 新津ちせ
大久保佳代子 坂田 聡 宇野祥平 黒田大輔 冨手麻妙 河合優実
夏帆 ふせえり 光石 研
脚本・監督:足立 紳
原作:足立 紳「喜劇 愛妻物語」(幻冬舎文庫)
製作:『喜劇 愛妻物語』製作委員会
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:キュー・テック/バンダイナムコアーツ
2019/日本/カラー/アメリカンビスタ/117分/PG-12
9月11日(金) 新宿ピカデリー他全国ロードショー
©2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会
▼『喜劇 愛妻物語』 公式HP
kigeki-aisai.jp
▼『喜劇 愛妻物語』 公式Twitter
@kigeki_aisai