開演を今か今かと待ちわびるファンの熱気と独特の緊張感が漂う会場内に、オーケストラ“浦の星交響楽団”が入場すると温かい拍手が贈られた。音合わせの最中もファンのテンションは上がり続け、会場が暗くなりペンライトの光が色鮮やかに会場を照らす中、指揮を担当する加藤達也さん(『ラブライブ!サンシャイン!!』音楽)が入場すると歓声が上がった。オーケストラが奏でる「Main theme of Lovelive! Sunshine!」に合わせてオープニングムービーが流れ、Aqoursのメンバーがスクリーンに一人ずつ映し出されると、地響きのような歓声が巻き起こると共にカラフルなペンライトが一斉にメンバーカラーを点灯し、会場に足を運んだ6万人近くものファンのボルテージは急上昇。いよいよAqours 4th LIVE公演が幕を開けた!
ファンの声援が会場に響き渡る中、客席の中央にあるセンターステージからAqoursの9人が登場。息の合ったダンスで1stシングルのリード曲であり、ライブでも定番曲の「君のこころは輝いてるかい?」を熱唱。続いて、客席の方を向いてコの字に並び「Step! ZERO to ONE」を披露。そして、メインステージへと移動し、松浦果南がセンターを務める「HAPPY PARTY TRAIN」で、ひと際大きな歓声が上がりエメラルドグリーンの光が一面に広がった。オープニングから立て続けに3曲を披露し、メンバーひとりひとりからライブビューイングを含む全会場に向けて挨拶。恋心を歌った名曲「少女以上の恋がしたい」と、「青空 Jumping Heart」の2曲を歌い上げ、会場内の盛り上がりは最高潮に達した。
オーケストラの生演奏とアニメ映像でAqoursの軌跡を振り返った後、大きなAqours Shipがメインステージに登場! メインステージからバックステージに航海しながら「WATER BLUE NEW WORLD」を歌唱。続いて、オーケストラ“浦の星交響楽団”と「キセキヒカル」をセッション。歌い終えると、大きな拍手を観客に促し、それを“浦の星交響楽団”に捧げ、楽団は退場。初の試みとなる生演奏の演出は観客の心を掴み、より思い出に残るライブ作りの一役を担っていた。
Aqours Shipから降りたメンバーから、スペシャルゲストを紹介。曲が流れ始めると会場から大きな歓声が上がり、Saint Snowのメンバーである田野アサミさん(鹿角聖良役)、佐藤日向さん(鹿角理亞役)が登場し、「Awaken the power」をSaint Aqours Snowで熱唱。曲が終わると、Saint Snowの二人はAqoursとファンに東京ドームという舞台に立てたことに対する感謝の気持ちを伝え、笑顔で会場を後にした。