高杉真宙(『 映画 賭 ケグルイ 』『 ギャングース 』 など)主演アニメ、ゲームなどファンタジー世界の建造物を“実際に作ったらどうなるか”をド真面目に 検証したブログが、まさかの実写映画化!!
この度、2003年よりウェブ連載されている「前田建設ファンタジー営業部」を主演・高杉真宙、脚本・上田誠(ヨーロッパ企画)、監督・英 勉で映画化が決定、2020年に公開を予定しています。この度、追加キャストして、小木博明(おぎやはぎ)、上地雄輔、本多力、岸井ゆきのの4名が新たに発表となりました。 ファンタジー世界からの受注という奇想天外な企画を立案した破天荒な上司には、お笑いタレントの枠を飛び越え多彩な活躍をみせる小木博明 (おぎやはぎ)。その上司に翻弄されながらも、マジンガーZの格納庫の建設に挑む...というテイのブログを作るべく奔走するファンタジー営 業部のメンバーとして、俳優、タレント活動の他、歌手としても幅広く活躍する上地雄輔、劇団ヨーロッパ企画に所属し、個性的な演技で圧倒 的な存在感を放つ本多力、朝ドラや大河ドラマにも抜擢され、大ヒット公開中の『愛がなんだ』でも主演をつとめ今最も注目を集める女優・ 岸井ゆきのが出演致します。
「前田建設ファンタジー営業部」とは
実在する企業・前田建設工業株式会社が、アニメやゲームの世界に存在する、特徴ある空想上の構造物・建造物の建設を“本当に受注し、技術の粋を集約し実現するとしたらどうなるか?”という、誰もが子 供の頃に思いを馳せた”ファンタジーの世界を現実に再現したい!”という企画を、工期・工費を含め正確に検証するウェブコンテンツ。2004年に「マジンガーZ」 地下格納庫編が幻冬舎より書籍化、2012年に文庫化され、その後もシリーズとし て「銀河鉄道999」高架橋編、「機動戦士ガンダム」地球連邦軍ジャブローを創 ろう編が発表される等、建設業界内外でも話題の取り組みとして知られていた。
映画『前田建設ファンタジー営業部』の舞台は2003年、バブル崩壊後の建設業界。 ある日、アニメ「マジンガーZ」の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールを、 ”現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるのか?”マジンガーZが格納さ れている光子力研究所の所⻑・弓教授から発注を受けた。......というテイで検証するウェブ連載をしよう!と、広報グループ⻑が提案する。高杉真宙演じる若手会社員、土井航(24)は、いやいやながらプロジェクトに携わっていくうち、社内外の技術者たちの熱意、架空のものに対 してどこまでも真剣に向き合う姿を目の当たりにして、”意味のないこと“だと思っていた業務に本気で取り組んでゆく。 一見すると”意味のないこと“に七転八倒しながら、本気で取り組んだサラリーマンたちの姿を描いた本作は、まさに”積算エンターテイメン ト”!!(※積算=工事などの費用を見積もること)お金にならないと意味がないのか?意味のないことに情熱を注ぐのは、バカげているのか?? 現実とファンタジーの垣根を越えた先に、待ち受ける未来は!?
本作は前田建設工業株式会社をはじめとし、日立造船株式会社、株式会社栗本鐵工所、株式会社前田製作所と、実在する企業の協力のもとに完 成致しました。各企業施設の他、静岡県の⻑島ダム(管理:国土交通省 中部地方整備局)、福島県の県道吉間田滝根線 広瀬1号トンネル工 事(発注:国土交通省 東北地方整備局)など実際のインフラや施工中の現場などでもロケを行い、建設業の魅力やスケールを伝える作品に なっています。
『前田建設ファンタジー営業部』2020年全国公開
<作品情報>
■原作:「前田建設ファンタジー営業部1 マジンガーZ地下格納庫編」(幻冬舎文庫 刊)
■脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
■監督:英勉
■出演:高杉真宙 小木博明 上地雄輔 本多力 岸井ゆきの
■制作:ADKクリエイティブ・ワン/パイプライン
■配給:バンダイナムコアーツ/東京テアトル
『マジンガーZ』について
『マジンガーZ』の原作は、1972年に漫画家・永井豪が「週刊少年ジャンプ」 にて連載を開始した搭乗型巨大ロボットの祖となる漫画作品。多彩な武器と 圧倒的な強さを誇る“マジンガーZ”の迫力と存在感、主人公・兜甲児をはじめ とする個性的なキャラクターなど永井豪の魅力が詰まっており、連載開始後、 爆発的な人気を博した。
TVアニメは1972年12月〜1974年9月まで全92話が放送され、最高視聴率は “30.4%”という驚異的な数字を記録。今もなお熱狂的なファンが多く存在し、 国内のみならずアジアをはじめとしたヨーロッパ、南米など各地で愛される 作品
主演・高杉真宙、脚本・上田誠、監督・英勉 /追加キャスト コメント
■高杉真宙 コメント
マジンガーZ、ではないその格納庫を作る為に皆が奮闘する話。そんな、なかなかないお話がまずは単純に 面白い!と思いました。周りの皆さんはかなり濃いのでそこに巻き込まれながら自分は自分のキャラクター をブレさせないように。と演じていきましたが、特にファンタジー営業部のメンバーの皆さんは強烈で毎日 の撮影が戦いだった気がします笑
すごくちぐはぐで撮影している時は映画っぽくないなぁ。どんな作品になるのか今までで一番予想つかない なぁ。と思っていたんですけど確実に素敵な作品になっていると思います。夢を見させてくれる、思い出さ せてくれる映画なんじゃないかなぁと思うので、沢山の方に観ていただきたいです。
■上田誠 コメント
世の中にニッチな映画は数あれど、マジンガーZの格納庫を建設する、しかもWEB上で、ということを描い た映画はちょっとすごいな、と思っています。原作はそしてお堅いゼネコンなイメージの前田建設さんで、 その持ち前の誠実さと技術の確かさと意欲とで、そこのところが執拗に丹念に描かれています。なのでこの 映画でもそれをしたつもりです。ファンタジー営業部の「本当」がそこにあると思ったから。本当がひとつ あれば強くて、あとはのびやかに書きました。知略あり甘酸っぱさあり妄想ありダムへの詩情ありの、青春 を過ぎた青春映画です。
■英勉監督 コメント
これは夢のお話だと思っています。大人の夢、子供の夢、仕事への夢、マジンガーZへの夢。 観て頂く皆さんにも、いろんな夢がご自分の近くにもあるんだと思ってもらえれば幸いです。 色々タダでは済まさない仕掛けを用意してます。が、お手柔らかにお願いします。
■小木博明 コメント
最初に内容を聞いた時に、ファンタジーか...と思ったのですが、よくよく聞いてみると、僕が何よりも大好 きな実話を基にした映画だということで、がぜんやる気になりました。さらに僕の役柄のモデルとなった方 にもお会いして忠実に役作りをさせて頂きました。だから、映画を観る方にご理解頂きたいのですが、 下手とか思っては駄目です。
■上地雄輔 コメント
初めて顔合わせる際に、多くのスタッフが楽屋に来てくださったので、すごくこの作品に対する気持ちを感 じました。 ここまでスタッフさんや共演者の方と初めましての方が多い現場もこの20数年間無かったので、どういう作 品でどういう現場になるのか楽しみな気持ちと、初心にかえる気持ちで撮影に臨もうと思いました
■本多力 コメント
舞台化のときに思った「あの作品が舞台に!?」という驚きを超える「あの作品を映画に!?」という驚きがあ りました。キャストを見て「どんな組み合わせ!?」と更に驚きました。 映画観て「こんなことに熱くなってる人達がいたんだ!?」と驚いて欲しいです。
■岸井ゆきの コメント
マジンガーZの格納庫を作ろう、って、SFですか! え?ウェブで...? 最初はあまり意味が分からなかったのですが、大人の自由研究みたいで面白そうだな、と思いました。 実際に設計図や模型、掘削などを目の当たりにすると、もー少年の心が騒いで、『興味がなさそうなエモ ト』というト書きを忘れてうっかりワクワクしてしまうほどでした!
©前田建設工業株式会社/Team F ©ダイナミック企画・東映アニメーション