レポート | 犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい
松本ひで吉が自身のSNSで漫画を投稿したことから口コミで話題となり、累計300万リツイート&1,000万いいねを獲得。さらに、原作コミックは5巻まで発売しており、累計80万部を達成している話題作『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』がショートアニメ化。現在、MBS/TBS系列全国28局ネット、BS-TBSにて放送中。2021年1月15日(金) より第2クールが放送開始となります。
そして、2020年12月27日から、松屋銀座にて、作品初となる展覧会「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展」がスタートしました。
この度、開催前日となる12月26日に、「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展」のマスコミ向けPRイベントが行われました。アニメでメインキャストを務めている犬くん役の花澤香菜さん、猫さま役の杉田智和さん、松本ひで吉先生役の金澤まいさん、原作者の松本ひで吉先生がゲストとして登場しました。このPRイベントの様子をレポートします。
▲写真左から 花澤香菜、杉田智和、金澤まい、松本ひで吉先生
まずは、このPRイベントがキャストと初対面だったという松本ひで吉先生から、3人の印象について、「皆さんオーディションの時からピッタリな感じでした。花澤さんは、透明感と華やかさがあってピュアさが犬くんにピッタリで、杉田さんは、オーディションの時から笑いを取ってくる感じで、お腹痛いくらい笑わせてもらいました(杉田「メスだと思っていました」)。金澤さんは、私が犬くんと猫さまに話しかける感じとすごく似ているんです。ぴったりだと思いました。本当にお会いできてよかったです」とコメント。松本ひで吉先生は、毎回アフレコの様子をオンラインで聞かれていて、実際の犬くんと猫さまも一緒に聞いているということです。また、本作のアニメ化が決まってから、ご両親には、照れくささからなかなか報告できなかったというエピソードも。現在は、同居されているご両親、犬くんと猫さまも一緒に放送を観ているそう。
▲キャスト3人は、犬くんと猫さまのぬいぐるみを手にしながら登場!
今度はキャストの3人から、それぞれの役の魅力について改めて語られました。
花澤さんは「(犬くんは)やさしいところですかね。一番やさしいなと思ったのが、先生と一緒に寝てるときに、先生の寝るスペースがなくて追いやられているときに「どうぞ~」って場所を譲るところ」と、自身の体験でも犬に救われたというエピソードを交えてコメント。
杉田さんは「アニメになって、より存在そのものが人の表情を緩くさせる魅力を爆発させてるな、というのが素直な印象です。アニメになって、よりいろんな人に伝わってほしいなって思いました。だから放送時間を気にしたんですが、再放送で朝にも放送されることになってよかったです。(いつもの役とは違った)こういう、あったかいホームコメディに出られて本当にうれしいです」と、役と作品への深い愛情を感じさせるコメント。
金澤さんは「先生が、オーディションの際に“松本ひで吉役は普通のおねえさんがいい”と、おっしゃっていたとお聞きしたんです。でも、漫画を見ていても、テンションの乱高下・喜怒哀楽が激しくて普通じゃないなと思いました。そこが魅力的になればいいな、と思って演じました。そして、私は犬と猫を飼っていないので、松本先生の魂を下ろす気持ちで演じました」と、先生へのリスペクトを交えてコメントしました。
続いて展覧会について感想を聞かれると、
花澤さん「めちゃくちゃいいところに来ちゃったな、と思いました。入った瞬間に「わあっ」て声が出ちゃいました。大好きな『犬と猫~』の世界に包まれて、オブジェや先生の描き下ろし漫画もあって。ここにずっといられるなって思いました」
杉田さん「(普段来ない場所なので)最初に銀座って聞いて怖かったです。その不安を乗り越えてでも『犬と猫~』展に来る価値はあるな、って素直に思いました。出演関係なく見に来たかったんです。(会場に)巨大な犬くんと猫さまのぬいぐるみがあって、このサイズの猫さまが「誰だてめえ」って殴ったら死ぬなって思いました」
金澤さん「同じく、私も銀座って聞いて怖かったんですけど、来た甲斐がありました。先生の描き下ろし漫画もあって、“これが猫さまの所以!”とか、すごく楽しませていただきました」
と、3人それぞれの個性を感じる感想が語られました。
そして、本展覧会について、自身が監修し、アイデアも出されたという松本先生は
「見どころは大きい立像です。素材は硬いんですけど、猫のモチモチ感が出ています。漫画も意外とたくさんあります。自分で書いたものなんですけど、改めてすごいおもしろいなって自画自賛していました」とコメント。会場には、描き下ろしの漫画に加えて、貴重な漫画ラフの実物も展示しているということです。
100点以上のグッズが販売される本展示会。気になるグッズについて聞かれると、
金澤さん「全部が可愛くて…破産しちゃう(笑)」
杉田さん「160万の金屏風を作ろうってゴーサインが出るところがすごいな」
花澤さん「普段使いできるグッズで。(犬さまと猫さまがワンポイントで入っている)モコモコ靴下(ルームソックス)とかめちゃめちゃ可愛くて」
金澤「トートバックとか。今の時代必要ですからね」
杉田「(コラボカフェでの)猫さまエコバック。非常に使いやすいです。自分が出演しているのを忘れるくらい好きなんですよね」
と、様々な感想が飛び交っていました。また、松本先生に、実際の犬くん猫さまが本作のグッズで遊ぶことがあるのか、という質問が飛ぶと、実際に猫クッションを猫さまが愛用していて、ぺったんこになってもまだ使っている、というエピソードも披露されました。
年末ということもあり、今年の特殊な状況を振り返っての感想を聞かれると、
花澤さん「『犬と猫~』のアフレコは少人数でできるものだったから、3人一緒に録れたことは嬉しかったです」
杉田さん「(アフレコの時に)横に衝立を立てるんですけど、それ一個あるだけでずいぶん心の距離は空くなと。それだけで多少寂しくなりました。(それで)心の拠りどころじゃないんですけど、SNSなどで犬や猫の動画を探してしまうんですよ。そんな中で、『犬と猫~』の漫画にもたどり着いたんです。その存在に救われているな、と実感があります」
と、変化した今年のアフレコ現場についての思いも語られました。
また、アニメ2クール目の発表を受けて、
花澤さん「相変わらず声が枯れそうになるくらい(笑) 犬くんは、はしゃいでいましたねえ。きっと2クール目もみんなに元気を与えられるアニメになると思います」
金澤さん「2クール目は犬(くん)と猫(さま)への愛情がすごくなっちゃって、(アフレコ現場で)もっともっと気持ち悪くやってっていう指示が多かったですね。個人的には先生のお母さまがたくさん出られるのと、先生の友人が出られるのが楽しみです」
杉田さん「猫はオチを任されることが多いので、堂々と“パーフェクトクローザー”としての役割をきちんと果たせるように。動揺しちゃいけないんですよね。迷いがあると猫の声にならないので、そこはすごく気を付けています」
松本先生「友人が宗教に勧誘される話があるんですけど、声で聞いたらめちゃめちゃおもしろくて。今から観るのを楽しみにしています」
と、1クールに続く癒しの部分や、2クール目の楽しみについても披露されました。
最後にファンの皆さんへのメッセージが送られて、イベントは終了となりました。
メッセージは以下の通り。
花澤香菜さん「ここは本当に幸せな空間なので、是非多くの方に体感していただきたいなと思います。アニメも2クール目が決まったという発表がありました。コロナのことなど(昨今の状況)を考えると、気持ちが内向きになってしまう時もあるかもしれませんが、そういう時にきっと癒しになってくれる存在だと思いますので、みなさん是非楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします」
杉田智和さん「“作品への共感”というのが、これほどわかりやすいものもあまりないかなと思っています。『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』、是非とも(本作放送時間の前番組)『呪術廻戦』と一緒に、今後ともよろしくお願いします」
金澤まいさん「アニメもすごく楽しくなっていて、私自身も毎週癒されています。そんな世界観がこの銀座にありますので、感染症に気を付けていただきながら、この『犬と猫~』の世界を楽しみに来ていただき、犬さまと猫さまのグッズを抱いて家に帰っていただきたいなと思います」
松本ひで吉先生「(アニメは)短いなと思って観始めると結構観たなという感じがあって、その尺を感じさせないのは、声優さんたちのすばらしさなのかなと思いながら、毎回作品に癒されています。今年はコロナのことなどもあって、みんなが、いろいろと思うようにやりたいことができなかったり、停滞している年だったと思うんです。そんな中で、犬と猫を飼っていて“いいな”って思うのは、生産性とか効率とは全く別次元に生きて応援してくれる存在なので、心がポカっとなるところです。この展示会は、まさにその集大成・凝縮された世界があると思うので、是非是非癒されに来ていただければと思います」
2020年12月27日から、松屋銀座にて、作品初となる展覧会「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展」が開催中。
展覧会では描きおろしイラストや、アニメ本編から厳選した「犬くんと猫さまのかわいいシーン」に新規録りおろしキャラクターボイスを追加したウェルカムムービー、犬くん&猫さまをもっと詳しく紹介するコーナーのほか、オブジェ、フォトスポットが設置されるなど作品の魅力が詰まった展覧会となっております。さらに、原作 松本ひで吉先生が撮影した実際の犬くん、猫さまの自然体の姿が収められた貴重な未公開写真も展示されています。
犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展
<<開催概要>>
名 称 :犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展
主催:犬と猫展実行委員会
特別協力:松本ひで吉
協力:犬と猫製作委員会
期間:2020 年 12 月 27 日(日)〜2021 年 1 月 12 日(火)
時間 :午前10時〜午後8時
※27日(日)、11日(祝・月)は午後7時30分、31日(木)は午後6時まで。
最終日は午後5時閉場。1月1日(金・祝)は休業。
※入場は閉場の30分前まで。
※日時指定制ではございません。
※会場混雑時にはご入場までお待ちいただく場合や整理券を配布する場合がございます。
会場:松屋銀座 8 階 イベントスクエア
所在地:東京都中央区銀座 3-6-1
入場料 :一般800円(700円)、高校生700円(600円)、小・中学生500円(400円)
※( )内は前売料金。前売券は、12月26日(土)まで販売。
※前売券、優先入場券はローソンチケット(Lコード39555)にて、11月28日より販売中。
電話番号:03-3567-1211(松屋銀座 大代表)
URL:https://dog-and-cat.com/special/exhibition-01
会場イメージ画像
©松本ひで吉・講談社/犬と猫製作委員会
▼TVアニメ「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」 公式サイト
dog-and-cat.com
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@tva_dog_and_cat / ハッシュタグ #犬と猫
▼TVアニメ「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」 特集サイト
金澤まいのニャンとワンだふるなグッズ日記
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