『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の大ヒットを記念して毎週行われているスタッフトークイベントもついに最後となり、合計12回の最後を飾る9月2日(木)のイベントには、ブライト・ノア役の成田剣がゲストとして登場。そして司会を務める小形尚弘プロデューサーが登壇しました。
今回は『閃光のハサウェイ』第2部をテーマに、主人公ハサウェイ・ノアの父親ブライト・ノアについて、また第2部の最新情報まで語られました。
『閃光のハサウェイ』第2部をテーマに最後のスタッフトークイベントを実施!
▲写真左から 小形尚弘、成田剣
まず『機動戦士ガンダムUC』以来に舞台挨拶に登壇した成田は、ブライト・ノアに対して「仕事のできるタイプだが、不器用で、生きるのが上手ではない気がしています。ですがとても正義感があり、立身栄達ではなく、地球のため、人のために仕事をするタイプ。私は、立身栄達を望むので私とは違いますね(笑)」と印象を語った。
ここからスクリーンを使い、『機動戦士ガンダム』いわゆる「ファーストガンダム」の時代からブライト・ノアの歴史を観客とともに、振り返った。
そして成田が演じた『機動戦士ガンダムUC』の話題に。成田は「こちらはオーディションでした。まずガンダムのオーディションを受けられること自体が嬉しかったですね。結果が3ヶ月くらいこなくて、決まらなかったんだなと落ち込んでいたが、実は決まっていたということで、嬉しかったのを覚えていますね。ずっと演じていらっしゃった鈴置洋孝さんの声を聞いちゃうと、そのイメージが抜けず、できなくなっちゃうのであえて見ないように聞かないようにしていました。」と当時を振り返った。小形は「TVアニメ『犬夜叉』のアフレコ収録の時に、ブライトさん誰にしようかなと思っていたら、ふっと聞こえてきた声がブライトさんで、それが成田さんのお声だったんです。それがきっかけで、オーディションを受けていただいたんです。」という裏話も明かされた。
そして『閃光のハサウェイ』の時代へ。まず小形は「ブライトさん的にはハサウェイが地球で植物監視官として元気にやっているんだなと思っていて、まさかマフティーだとは思っていないんです。」と第2部で出てくるブライト・ノアについても語られた。
そして最後に、第2部のサブタイトル『サン オブ ブライト』(仮題)が発表された。小形は「サンという英語ですが、息子(SON)という意味もあれば、太陽(SUN)という意味もあります。「ブライトの息子」「ブライトの太陽」など捉え方によっていろんな意味があると思います。このタイトルをもとに、現在鋭意製作中です。ここからブライト・ノアである成田さんにも登場していただき、物語の佳境になっていきます。」と完成が楽しみになる発表がされた。
ここで時間が来てしまい、最後の挨拶に。
成田「先ほど、見させていただきましたが、映像のリアリティ、音、キャストの芝居など、第2部から登場させていただけるようなので、誠心誠意やらせていただきます。よろしくお願いいたします。」 小形「6月11日(金)にスタートし、ロングランをさせていただいて、まだまだ上映させていただいているのはみなさんの応援のおかげだと思っております。本当にありがとうございます。来週以降もやっておりますので、ぜひ見にきて欲しいです。また、スタッフトークは一旦ここで終了なのですが、また『閃光のハサウェイ』を楽しんでいただける催し物を近々発表できればと思いますので、楽しみにしていて欲しいです。また第2部は、3部作の映画の中で一番小説と違った話になるかと思います。小説を書かれた富野(由悠季)さんからも「普通に小説のままやったら持たないからやめろ」と忠告を受けているもののいろいろとプラスアルファしているので、近い将来、第2部を楽しみにしていてください。」と締めくくった。
作品情報
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
大ヒット公開中!
Dolby CinemaTM/ 4D同時公開
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が、ついに6月11日(金)より全国ロードショー。
アムロとシャアの最後の決戦を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年3月公開)から33年――。
その世界観を色濃く引き継ぐ富野由悠季による小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が待望の映画化。
反地球連邦政府運動「マフティー」が挑む新たな戦いを縦軸に、そのリーダーであるハサウェイ・ノア、謎の美少女ギギ・アンダルシア、連邦軍大佐ケネス・スレッグの交差する運命を横軸に描く。
ガンダムシリーズでは初監督を務める村瀬修功をはじめ、実力派のスタッフが数多く集結。
宇宙世紀最大の衝撃作とも言われる『閃光のハサウェイ』が今、スクリーンで始動する。
【STORY】
あざやかな閃光 新たな世界の始まり―
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。
U.C.0105——。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。
そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。
アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。
【スタッフ】
企画・製作 サンライズ
原作 富野由悠季、矢立 肇
監督 村瀬修功
脚本 むとうやすゆき
キャラクターデザイン pablo uchida、恩田尚之、工原しげき
キャラクターデザイン原案 美樹本晴彦
メカニカルデザイン カトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦
メカニカルデザイン原案 森木靖泰
総作画監督 恩田尚之
色彩設計 すずきたかこ
CGディレクター 増尾隆幸、藤江智洋
編集 今井大介
音響演出 笠松広司
録音演出 木村絵理子
音楽 澤野弘之
配給 松竹ODS事業室
【主題歌】
[Alexandros]「閃光」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
【キャスト】
ハサウェイ・ノア 小野賢章
ギギ・アンダルシア 上田麗奈
ケネス・スレッグ 諏訪部順一
レーン・エイム 斉藤壮馬
アムロ・レイ 古谷 徹
ガウマン・ノビル:津田健次郎
エメラルダ・ズービン:石川由依
レイモンド・ケイン:落合福嗣
イラム・マサム:武内駿輔
ミヘッシャ・ヘンス:松岡美里
ミツダ・ケンジ:沢城千春
メイス・フラゥワー:種﨑敦美
ハンドリー・ヨクサン:山寺宏一
ゲイス・H・ヒューゲスト:佐々木望
©創通・サンライズ
▼『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 公式サイト
https://gundam-hathaway.net/
▼『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 公式Twitter
@gundam_hathaway