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2021年最初で最後のワンマンライブ！『ラブライブ！サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! ～DREAMY CONCERT 2021～』レポート

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静岡県沼津市の海辺の町・内浦を舞台としたオールメディアプロジェクト『ラブライブ！サンシャイン!!』のスクールアイドルグループ「Aqours」による、2021年最初で最後のワンマンライブが、2021年12月29日（水）・30日（木）の2日間、ぴあアリーナMMにて行われた。5thライブ以来となる有観客ワンマンライブに会場も大いに盛り上がり、キャストも期待を超える華やかなパフォーマンスでファンに感動を届けた。本レポートでは、2日目公演の模様をレポートする。

「smile smile ship Start!」の楽曲＆衣装でライブスタート!!

ライブの1曲目は「ヘイ！ヘイ！」の合いの手が楽しい「smile smile ship Start!」で元気良くスタート。ブルーと白の衣装に身を包みノリノリなダンスと笑顔で観客を迎えると、間髪入れずに「Wake up, Challenger!!」と「Dance with Minotaurus」を披露して会場のテンションはさらにヒートアップ。曲が終わり大きな拍手が沸く中、少し息があがったままの調子で「大勢の皆さんに囲まれてパフォーマンスさせていただいて、本当に幸せです」と、およそ2年半ぶりとなる有観客でのワンマンライブの喜びを伝えた。キャスト一人ひとりが丁寧なコール＆レスポンスを行うと、MCパートでは3人ずつお揃いとなる新衣装やこだわりのヘアースタイルなどを紹介し、笑いの絶えない賑やかな会話で楽しませた。

続いてユーロビート調の曲調がクセになる「JIMO-AI Dash!」と、メンバーの個性がよく表れた振り付けの「冒険Type A, B, C!!」を渾身のパフォーマンス。完璧なカメラ目線と、コロコロと変わる可愛らしい表情で観客の視線を釘付けにした。

ポップ＆キュートな楽曲で盛り上げるライブ前半！

幕間映像の後、2020年開催の「ラブライブ！サンシャイン!! Aqours COUNTDOWN LoveLive! ～WHITE ISLAND～」で披露したドレスに着替えて「青空Jumping Heart」を披露。続いて「ハミングフレンド」をトロッコに乗り優しい歌声で届けると、ポップで楽しげな「Pops heartで踊るんだもん！」を観客を巻き込んでウキウキにパフォーマンス。ファンもブレードをリズミカルに振って応援していた。

Aqoursらしい恋の歌で観客を魅了！

曲の後、盛大な拍手に包まれながら「一緒に盛り上がってくれてありがとう～！」と観客に呼び掛け、皆の笑顔が見られて嬉しいと9人も笑顔に。続いて「まだまだ盛り上がっていきましょう！」と選んだのは、等身大の彼女たちの想いを歌った「待ってて愛のうた」。透明感のある美しいコーラスで余韻を残したまま、「恋になりたいAQUARIUM」を続けて披露し、サビで大いに盛り上げた。

再び幕間映像を上映した後、「Fantastic Departure!」の衣装に身を包み「Fantastic Departure!」と「Deep Resonance」を入魂の歌唱で披露。場内の空気を震わすほどの圧巻のパフォーマンスで観客を沸かせた。

会場全員でタオルをぐるぐる！ ファンのテンションもMAXに!!

続いて「タオルを振って一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです！」と伝えて披露したのは「Jump up HIGH!!」。タオルを頭上でぐるぐる回す振り付けで、観客も一体となって楽しんだ。壮大なメロディーとメッセージ性のある歌詞が胸を打つ「心の羽よ君へ飛んでけ！」では、観客はゆったりとブレードを揺らしてじっくり聴き入っていた。

アンコールは3曲披露！ 2年半のブランクを超えた9人の想いに涙…

曲が終わると、自然と拍手が沸き起こり、幕間映像を経てお待ちかねのアンコールへ。「DREAMY COLOR」の楽曲衣装にチェンジした9人で、有観客ライブでは初披露となる「DREAMY COLOR」を息の合ったパフォーマンスで披露。やわらかい生地のフレアスカートを可愛らしく揺らす姿が印象的だった。

歌唱後は、歌詞集やBlu-ray BOXの発売、初音ミクとのコラボなど新情報が発表され、観客は歓喜に沸いた。ライブの感想について、黒澤ルビィ役の降幡 愛は「すごく楽しくて、Aqoursだったらもっと伝説を作っていけるんじゃないかなと思いました。これからも止まることを知らないAqoursを、皆さんよろしくお願いします」。松浦果南役の諏訪ななかは「本当に久しぶりのワンマンライブでしたが、5thライブぶりとは思えないくらいスッと自然に皆のいる環境になじみました。次は2ヵ月弱でまた皆に会えますから待っていてください」。津島善子役の小林愛香は、ライブが中止になった過去を振り返り「Aqoursは絶対に何一つ諦めない…。なので、皆も諦めずに一緒に走り続けてください」。黒澤ダイヤ役の小宮有紗は「アニメでダイヤが「私が願うことは現実になるんです」と言っていましたが、私も神田明神で願ったことが現実になり、願えば叶うということがわかりました。これからも、やりたいことはどんどん口に出していきたいと思います」。国木田花丸役の高槻かなこは、直前の小宮の涙にもらい泣きしながら「2年半という時間は皆にとっても環境の変化があったと思いますが、Aqoursは変わっていないです。Aqoursが次に進むためにこの2年半は必要だったと証明するために、次の6thライブでは今までできなかったことをできたらいいなと前向きな気持ちで思っています」。小原鞠莉役の鈴木愛奈は「この2日間、すごく楽しかったです。配信を含め、皆さん会いに来てくれて本当にありがとうございます。やっと時が動き出した感覚です。皆さんがいてくれたからです。本日は本当にありがとうございました！」。桜内梨子役の逢田梨香子は「今までたくさんライブをやらせていただいていましたが、それってすごくありがたいことなんだなって改めて思いました。皆と一緒にこの空間を過ごしていることが奇跡みたいにすごく素敵なことなんだなと、一曲一曲噛みしめながらパフォーマンスさせていただきました。これからもずっとAqoursのことを大好きでいてくれたら嬉しいです」。渡辺 曜役の斉藤朱夏は「胸がいっぱいで何を言おうかすごく迷うんですけど、今までも色んな壁がありましたが、この9人だったらそんな壁も壊していけると思っていて、今回も分厚い壁が2年半あったけど壊せました。Aqoursって本当にすごいなって自分で思いました」。高海千歌役の伊波杏樹は「私たち自身がメンバーを大切に思う気持ちと、メンバーに会いたいと思ってここに来てくれる皆さんがいないと、Aqoursの物語は進んでいかないと思っています。なので、皆さんもAqoursの物語の先を一緒に作ってくださいますか？」。盛大な拍手に包まれながら「この言葉をしっかり胸に止めて、彼女たちの人生を歩んでいきたいと思っています。皆さんも一緒に夢を叶えてください、よろしくお願いします！」と語った。会場全体が感動的な気持ちのまま、残る2曲「勇気はどこに？君の胸に！」と「Future flight」を披露。トロッコに乗って会場中に笑顔を振りまき、これ以上ない盛り上がりでアンコールを華々しく彩った。

待望のワンマンライブでファンへ元気と希望を届けたDay.2!!

5thライブ以来となる有観客ワンマンライブは、2年半のブランクを感じさせないくらいのエネルギッシュかつ笑顔溢れるパフォーマンスで盛大に盛り上がった。意匠を凝らしたステージセットや楽曲にぴったりの華やかな衣装、パフォーマンス中のキャスト同士のわちゃわちゃした掛け合いも楽しく、Aqoursらしいステージでファンを魅了した。嬉しい新情報も発表され、今後の活躍に胸を膨らませつつ、観客全員が心から楽しんだDay.2は大盛況のうちに幕を下ろした。

●2か所のドームで開催する「Aqours 6thライブ」情報ほか、本公演で解禁された新情報はコチラをチェック！

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