多華宮君と火々里さんのウィッチダイアリー Vol.4「がんばれ！ 負けるな！ KMM団！」【ウィッチクラフトワークスBlu-ray BOX特集サイト：ウィッチダイアリー】
多華宮仄に隠された『白いアレ』を奪うために勃発した、「塔の魔女」と「工房の魔女」による対立。「塔の魔女」の魔女たちは仄を狙い、彼が暮らす冬月市に次々と侵入するも、炎の魔法を使う魔女・火々里綾火をはじめ、ことごとく「工房の魔女」たちの反撃に遭う――。そんなこんなで長く続いた「塔の魔女」VS「工房の魔女」のバトルを最前線で経験したのが、「塔の魔女」側に属する5人組、KMM団だ。仄を奪うはずが、なぜか彼の家で居候することにもなった彼女たちの正体とは一体!? その謎と魅力に迫る！
KMM団とは……
倉石たんぽぽをリーダーとする「塔の魔女」の5人組。そのほかのメンバーは、宇津木環那、飾鈴、桂虎徹、目野輪冥。正式名称は、「（K）ケモミミを（M）身近で（M）愛でる団」だが、命名したのは環那で、たんぽぽは何の略称か知らないらしい。全員メデューサの弟子で、魔女としての実力もそれなり（のはず）。仄の身柄を奪取するべく冬月市に派遣され、冬月高校にも転入するが……。
メンバー紹介
倉石たんぽぽ CV：井澤詩織
ケモミミと猫目が特徴の「獣耳族」出身の魔女。式神使いであり、白ウサギで編成された軍団「白ウサ騎紙団」を指揮する。KMM団リーダーだが、団員の中ではもっともうっかり屋さんで、暴走しがち。
宇津木環那（うつぎかんな） CV：夏川椎菜
ケモミミ好きなKMM団のメンバー。魔物を収めているという巨大な呪文書「ブラックヴァイス」を背中に背負っている。いつも伏し目がちでネガティブなオーラを放っており、メンバーの中ではもっとも皮肉屋。同人活動にも励んでいるとの噂。
飾鈴（かざりりん） CV：麻倉もも
死霊使いの一種である骨使い（ボーンアニメーター）。愛称は「カザリン」。魔女として活動する際には、大きなしゃれこうべの首飾りを纏っている。メンバーの中では一番無口。だが、居心地が悪いわけではないらしい。
桂虎徹（かつらこてつ）CV：日岡なつみ
「虎鉄」と呼ばれる長尺の妖刀を所持する魔女。話し方や振る舞いが武士のようにさっぱりとしており、普段は剣道部に所属する体育会系。もしかするとたんぽぽよりしっかりしているのかもしれない。隙あらばいつも「虎鉄」の手入れをしている。
目野輪冥（めのわめい） CV：飯田友子
右目の眼帯と、コーストフェンリルという種の狼の赤ちゃんを身体に纏わせているのが特徴の魔女。黒いスライム状の物質を使って空間を自在に歪曲する魔法を得意とする。KMM団の姉御ポジション。ざっくりとしていて細かいことは気にしない性格。
KMM団 師匠
石眼石手の魔女・メデューサ
「塔の魔女」側に属する実力者で、魔女の間では知名度の高い3姉妹「ゴーゴン3姉妹」のひとり。対象を石化してしまう「石眼石手」という神の呪いを継いでおり、その危険すぎる力の発動を防ぐため、現在は目と手を封印された状態となっている。怪しさと怖さを漂わせているが、弟子であるKMM団のことを「娘たち」と呼び甘やかしている。
出没場所
冬月高校
仄を奪取するため、KMM団の5人全員で冬月高校に転入する。ここでKMM団という同好会を結成したことで、部室まで与えられた。が、直後に部室は崩壊の憂き目に。
喫茶店グラングリモワール
綾火対策と仄奪取の作戦を話し合っていた場所。もしかすると建設的なアイディアがいくつか出ていたかもしれないが、少なくとも結果にはつながらなかった。
カラオケボックス
綾火にコテンパンにされたときなど、ストレス発散のために駆けつける遊興施設。ときに「反省会会場」ともなる。主にたんぽぽの熱唱を他のメンバーが聴かされているようだ。
多華宮家
メデューサと共に同居（という名の幽閉）を綾火に命じられた場所。幾度か仄の奪取を狙うが、もちろん失敗している。
KMM団の歴史とは、敗北の歴史である――！？
「塔の魔女」側の魔女であり、あの石眼石手で知られるメデューサの弟子ともなれば、それなりの実力を持っていると言われるKMM団。だが、仄の奪取という目標は、彼女たちにとってちょっぴり荷が重かったのかもしれない。なぜなら、仄を護る綾火は、かなり強力な魔女であったのだから――。
綾火との初戦闘！からの～、作戦B（戦略的撤退）発動
幻覚魔法によって仄を惑わせ、連れ去ろうとしたたんぽぽであったが、綾火の反撃に遭う。綾火が相当な能力者と知ると、秘策プラン（＝戦略的撤退）を発動し、現場からそそくさと立ち去ったのだった。
拷問に遭う
冬月高校に転入し、仄を奪うチャンスを増やしたKMM団。だがそれは、綾火に撃退される回数が増えることを意味していた。あるときは火炙りの刑に処されてしまうなど、散々な目に。
VS霞＆摩訶ロン
仄の妹である霞は、クマのぬいぐるみ・摩訶ロンを巨大化させ参戦。たんぽぽもウサギ兵士で対抗するが、最終的に発動されたのはまたしても作戦Bであった。
VS綾火（白姫解放Ver.）
見どころはなく、一瞬で敗退してしまいました。
仄、綾火とまさかの同居
綾火のために用意された多華宮家の一部屋に、メデューサと共に押し込められたKMM団。綾火の寝込みを襲おうとするが、いつまで経っても寝ない綾火の代わりに全員がスヤスヤしてしまう失態。その後は一緒に朝食を食べたり、そこそこ居候生活をエンジョイする。
戦うことすらままならないKMM団
たんぽぽが貯金を崩して確保したアジトで、密かに身体を鍛えていたKMM団。だが、新たな戦いに臨もうとした際、たんぽぽが足首をひねって捻挫。出鼻を挫かれるとはこのこと。
たんぽぽVSウィークエンド
ウィークエンドの魔法爆弾によって冬月市の大部分が破壊されてしまったため、街の回復に力を使ったかざねの魔力が枯渇。街の結界が破られ、「工房の魔女」たちは魔法が使えなくなってしまう。一方、「塔の魔女」であるたんぽぽらKMM団は魔力に影響がないため、「多華宮家居候の家賃分」だけ力を貸すことに同意。たんぽぽは、ウィークエンドの作戦に介入し、その計画を一時的に食い止めることに成功する。
たんぽぽ以外の団員に喝！
たんぽぽ以外の4人は、霞と共に行動していた。霞はウィークエンドの部下であるニーチと対峙することになり、戦いは摩訶ロンと、摩訶ロンをコピーしたブラック摩訶ロンとのバトルに移行する。環那たちはその様子を見守るだけで戦闘に参加しなかったが、途中から戦いに介入したメデューサがニーチを撃退。安心する環那たちであったが、ビビって戦闘に介入しなかったことがメデューサの逆鱗に触れる。
たんぽぽ、霞に誤解される
街に取り残されたたんぽぽは、摩訶ロンのお願いを聞き入れ、意識を失っていた霞を救出。だが、目を覚ました霞は、たんぽぽに誘拐されると勘違い。そのまま誤解は解けることなく両者は決裂し、最終的にたんぽぽとウサギ兵士は摩訶ロンのパンチによってぶっ飛ばされるのであった。
まだ諦めないKMM団！
ウィークエンド戦が終わり、平穏が戻ってきた冬月市。綾火が戦いの影響で魔力が減退していると知ったKMM団は、チャンスとばかりに「夏の二度寝作戦」を決行。だが、綾火のアイアンクローで秒殺されてしまう。敗北の歴史を塗り替えるのはいつのことになるのやら――。
EDは主役！ なのか……！？
物語のラストを飾る「ウィッチ☆アクティビティ」を歌うのはKMM団！ まさに主役級の活躍、実際EDムービーでの彼女たちは非常に可愛らしく描写されているが、よく見ると酷い目に……。最後の最後まで負けが似合うKMM団なのでした。
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