アニメ『トライブナイン』第12話(最終話)放送直前! 堀江 瞬(白金ハル役)&沢城千春(タイガ役)&青木 悠(監督)スペシャルコメント到着!
3月28日(月) 22:30よりTOKYO MXほかにて第12話(最終話)が順次放送スタート! 最終話放送を楽しみにしているファンの方へ、 白金ハル役:堀江 瞬さん、タイガ役:沢城千春さん、青木 悠監督からコメントが到着!
──ハル・タイガの成長が描かれる物語が本作の魅力のひとつですが、演じられていてどのような感想を持たれましたか?
堀江最初は単に気弱な少年という印象を受けたハルでしたが、だからこそ誰にでも当てはまるというか、共感できるキャラクターになっていると思います。今こういったご時世だからこそ、皆さんに向けての「逆境に立ち向かうエール」という想いを込めて、このハルというキャラクターを演じることができました。とても楽しかったです!
沢城タイガが自分の弱さを知れたこと。1人でマグロ漁師をしていた時は人に負けたことも、挫折することもなかったんだと思います。そんな彼が広い世界に出て自分の弱さを知り、それを本人がちゃんと認めることができたこと。それが成長に繋がったのかなと。
──第11話までで面白かったシーン、または印象的なシーンがあれば、その理由とともに教えてください。
堀江第1話冒頭のナレーション部分ですね。野球をベースとしたアニメとは思えない壮絶なシーンや、そんな世界観の説明が描かれていたなと……。スタートから良い意味でアンバランスさを感じて、とても印象的でした。
沢城神谷の死が一番衝撃的でした。アフレコ時は我々も先の話を知らされていなかったので、すごく驚きました。まさか物語を引っ張っていく彼が序盤でいなくなってしまうなんて……収録時とても悲しかったのを覚えています。
──ミナトトライブVS個性豊かな各トライブとの、手に汗握る試合展開が本作の魅力のひとつです。演出はどのような点にこだりましたか?
青木『トライブナイン』という作品は、手に汗握るというより、ハチャメチャだけどカッコいいと思って観てもらえることを目指しました。その上で制作上で最も意識したのは、スポーツ競技ものというよりもバトルアクションものとしてどう楽しんでもらえるかという点です。通常スポーツをテーマにした作品では、ルールを厳守した上で選手間の駆け引きが面白さのキモになりますが、『トライブナイン』では架空の競技であるエクストリームベースボールの細かいルール解説よりも、投げて、打って、バトルするという分かりやすい構成を意識しました。SF要素の多い作品では、作り手が説明したい事柄が多くなり過ぎ、時として視聴者を置いてけぼりにしてしまうことがあります。ですが、本作では個性的なキャラクターたちが世界観の中心に来るようにして、SFとして説明が必要な部分の描写は最小限にしています。「これどういう設定なの?」と疑問が沸く以上に「何だか分からないけど面白い!」と思ってもらえるような突き抜けた展開を盛り込みました。
──最終回の放送を楽しみにしているファンの方へ、メッセージをお願いします。
堀江いじめられっ子だったハルが、仲間と出会ってどのように成長し、どういった運命を選ぶのか……。最後までぜひ見届けていただければと思います!
沢城ご視聴いただきありがとうございます。最終回、ミナトトライブの生き様を見届けて下さい! アニメは終わりを迎えますが、この後もゲームへと展開が続いていきます。まだまだ楽しみなことがたくさんありますので、引き続き応援よろしくお願いします!
青木最終回はやりたいことが多すぎて絵コンテの段階で2話分のボリュームになってしまったので、何を切って何を残すかの選択が大変でした。本当はまだまだやりたいことがありましたが、そのおかげですごく濃縮されて濃い最終回に仕上がっていると思います。特にアクション周りに関しては、現場のスタッフ総出でかなり迫力のある仕上がりになりました。アニメ『トライブナイン』の物語は最終回で一区切りですが、これからリリースされるゲームにも上手くバトンを渡す内容になっています。ファンの皆さんにはアニメ終了後も引き続き『トライブナイン』を楽しんでいただければと思います。
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