続く「TOKIMEKI Runners(TVアニメ挿入歌Ver.)」では、楽曲の冒頭を高咲 侑役の矢野妃菜喜がピアノで奏でるサプライズもあり、観客から温かい拍手が贈られた。その後、ミア・テイラー役の内田 秀が黒とゴールドの衣装で登場し、「stars we chase」を熱唱。続いて、再びニジガクキャスト12人が登場し、「Love U my friends(TVアニメ挿入歌Ver.)」をピアノアレンジで披露。矢野もステージに上がり、リズムに合わせて体を揺らしていた。
幕間映像の後、9人がそれぞれの楽曲の衣装でソロ曲を続けて展開。田中が「ツナガルコネクト」を弾むダンスで届けると、鬼頭が「Butterfly」をトロッコに乗って優雅に歌唱。楠木が「DIVE!」を力強く歌い上げて会場をスカーレットカラーに染め上げると、前田は「Solitude Rain」を感情込めてしっとりと歌唱。続いてトロッコに乗った村上が「サイコーハート」で会場に元気を届け、指出がライトグリーンの会場の中「La Bella Patria」を澄んだ歌声で響かせた。久保田が「VIVID WORLD」を存在感たっぷりに披露した後、相良が「Poppin' Up!」をかすみらしくキュートに盛り上げると、大西は「Dream with You」を届けて会場を温かい気持ちで満たした。
その後、R3BIRTHが登場し「みんな~、トキメキ足りてますか〜!?」と呼び掛け、セットリストやトロッコ歌唱など、演出へのこだわりを明かした。ステージにキャストが揃ったところでそのまま「Love U my friends」へ。12人が異なる衣装のまま息ぴったりのパフォーマンスを披露し、ニジガクらしい、それぞれの個性が光るパフォーマンスを届けて本編は終了した。
矢野は、初期の9人の努力やファンの「あなた」の応援のおかげで今の侑があることを伝え、「これからもニジガクと侑を応援してもらえたら嬉しいです!」と深くお辞儀をした。法元は、先ほどのニジガクの軌跡を辿る映像について、「初期からいた9人の中に当たり前のようにR3BIRTHがいて、本当にすごく嬉しいなと思いました。『未来ハーモニー』の歌詞の中に“夢を見るたび色が増えていく”というのがあるんですけど、本当にその通りだと、みんなに会えて良かったとライブ中ずっと思っていました」と涙ながらに語った。内田は「stars we chase」の曲の中で、嵐珠の「Eutopia」の振り付けを取り入れていたことを明かすと、キャスト一同から「エモい!」の声が飛び出し、はにかむ場面も。「今日この場に13人で立てたことが本当に嬉しいです。みんなに応援してもらえるよう精一杯頑張っていきます!」。小泉は「13人誰も欠けることなく、全4公演を駆け抜けられて本当に良かったです。『EMOTION』ではアニメの映像を見るたび泣きそうになるんですが、ステージ上では涙を見せないように歌いました。ユニットライブなど、これからも楽しみは続きます!」。田中は「1stライブでTVアニメ1期の発表した場所で、再び2期を背負ったライブができて本当に良かったです。いつもみんなが支えてくれるからです。私たちもみんなを応援しています」。指出は「これからもニジガクが進化していくと思いますので、みなさんついてきてくれると嬉しいです」。楠木は「今回、みんなとは違う立ち位置で歌っていました。私はせつ菜を体現しないといけないので、本当は避けたいと思っていましたが、やっぱりステージでみんなと立つのは楽しくて、幸せだなと思いました。みんなからの言葉にも救われています。これからもみんなの大好きを大切にしてもらえたら嬉しいです」。鬼頭は「ニジガクを始めて、続けてきたからこそ見えた景色がたくさんあります。みなさんもニジガクのことを応援し続けて良かったなと思ってくれていますか?」大きな拍手を受けて「みんなの応援のおかげで右腕も治りました(笑)。これからもニジガクをよろしくお願いします!」。村上は「みなさん、ときめき出し切りましたか〜!? 今が最高に大好きだなという気持ちでいっぱいです。生きていると、頑張らないといけないことや、上手くいかないこともありますが、応援していますので、明日からも頑張って生きよう〜!」。久保田は「私たちがキラキラ輝けるのは、ファンのみなさんやステージを影で支えてくださる方がいるからだと、今回強く感じました。これからも応援よろしくお願いします!」。前田は「4公演、毎回みんなの反応が違って、1日1日この瞬間を大切にしようという思いでいました。私は本当にライブが、みんなが大好きです。今日は本当にありがとうございました」。相良は「かすんみんの可愛い、届きましたか〜!?」と呼び掛け、ハンドクラップを誘ってファンとの交流を楽しんだ。「色々新情報がありましたが、これからも虹ヶ咲は走り抜けていきますので、新たなみなさんともお会いできるように頑張りたいなと思っています!」。大西は「泣かないように我慢していたら、胸が苦しくなってしまいました。私たちはTVアニメ1期、2期を経て、一歩一歩夢を叶えてきました。これからもニジガクは『あなた』と一緒にいるので、これからもたくさん夢を見て輝いていきましょうね」と語った。