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諏訪部順一、佐武宇綺、吉野裕行 登壇! EMOTION 40th Anniversary Program『スペース☆ダンディ』舞台挨拶付き記念上映会 公式レポート

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放送開始から間もなく10周年、EMOTION 40th Anniversary Program『スペース☆ダンディ』舞台挨拶付き記念上映会が、2023年10月20日(金)、グランドシネマサンシャイン池袋にて開催された。キャストがセレクトした第5話・第14話・第20話を上映。上映後の舞台挨拶には、ダンディ役の諏訪部順一さん、QT役の佐武宇綺さん、ミャウ役の吉野裕行さんが登壇し、MCは天津の向清太朗さんが担当。笑いの絶えない舞台挨拶の模様をお届けする。

メインキャストが2015年以来の集結!

大きな拍手に迎えられながらメインキャスト3名がステージに登壇。10周年に合わせて発売されるTシャツをお三方が着用する中、その上にスカジャンを羽織っていた諏訪部さんが「自宅からこの格好で電車に乗って来ました。これを着て歩いても池袋は馴染むね~」と発言し、場内から早くも驚きと笑い声が生まれる。佐武さんはイベントのために当時の資料を持参し、『スペース☆ダンディ』愛全開で臨む様子。そして、吉野さんがミャウの帽子を着用している方を客席に発見し、当時のグッズを大切に持っている方が他にも沢山いることが判明。熱いファンが駆けつける中、キャスト3名が揃うのは2015年以来となる貴重な舞台挨拶がスタート!

セレクトエピソードのポイントは?

早速、各エピソードを選んだポイントをお三方に伺っていく。第20話「ロックンロール☆ダンディじゃんよ」を選んだ諏訪部さんは、「豪華なミュージシャンの方々も参加されていて、音楽に愛されている作品なので、特に音楽を推している回が良いかなとセレクトしました」と回答。さらにそこから諏訪部さんが「日本武道館で1曲ライブやりたかったですね(笑)」と話を広げ、大きな笑いが何度も起きていた。続いて、第5話「旅は道連れ宇宙は情けじゃんよ」を選んだ佐武さんは、「第1話から全員死ぬじゃないですか(笑)。戸惑いから始まって、第5話まで辿り着いた時にダンディの愛情深い人間性が伝わると思っていて。アデリーとダンディ、年の差の友情関係がすごく好きで、毎回泣きそうになります」と熱くコメント。第14話「オンリーワンになれないじゃんよ」を選んだ吉野さんは、「あの1本を見れば何があっても不思議じゃない作品だなって伝わるので。真っ当なセレクトが来るわけですから、誰かがこの役割を担わないといけないじゃないですか」と発言し、ファンからも思わず笑いが漏れる。普段やらない役をそれぞれ演じた第14話を通して、自由な作品全体を振り返っていった。

作品の魅力については、「クリエイターのすごい才能が結集してふざけてる。基本的なデザインは同じでも顔とかは全然違ったりして、それぞれの回で自由に描いている。本当にすごい作品だと心から思っているので、後世に語り継いで頂きたいです」と諏訪部さん。当時の資料を全て保管しているという佐武さんは「第1話から第26話まで毎回絵のテイストも違うし、脚本家も複数の方が参加されていて。全話を観た後にまた第1話から見返すと、全部違うように観えたけど、並行世界があったんだと納得できる部分があって、本当に味わい深い作品です」と語り、続けて「素敵な作品にオーディションを通じて参加できたことが宝物なんだなと思います」と感慨深く振り返った。吉野さんは「上の立場の責任者がその責任を制作現場に与えて、各話毎に好きにやっていいよと任せているのがすごいと思います。オリジナルアニメを作るのは簡単じゃないけど、それにチャレンジしているのが何よりもすごい」と制作側の覚悟について真剣に語った。

豪華キャストとの思い出を振り返り! ミャウの着ぐるみも登場!!

そして、ここからはSNSで募集したファンからの質問に答えていく。印象に残っている豪華なゲスト声優について、永井一郎さん、山寺宏一さん、小林星蘭さんなど、ベテランから若手まで様々な名前が飛び出す中、話を振られた吉野さんが「浪川(大輔)さんの無駄遣い」と答え、場内からも大きな笑いが巻き起こる。その他にも、林原めぐみさんの巧みなアドリブ、ナレーションを務めた矢島正明さんなど、エピソードは多岐に及んだ。収録が大変だった回については、吉野さんが「(冨永)みーなさんが『これは一体どういうことですか』と仰っていて、本当にすみませんと謝っておきました」と語り、難解なストーリーの時はゲストの方々も戸惑っていたことが明らかになった。その後もミュージカル回の苦労話、DVDを直前まで確認していた佐武さんの話、海外イベントの想い出話など、話題は尽きなかった。

歓迎の拍手に迎えられたミャウの着ぐるみと共にフォトセッションを行い、最後はファンへメッセージを届けていく。「およそ10年経ってもこれだけ大勢の方が集まってくれる幸せな作品だと思います。今は配信でも楽しめる時代ですけど、ブツを残しておきたい人はBOXをしっかりと確保しておいてください」と吉野さん。「また続けてイベントをやりたいし、BBPを復活してほしいです。『スペース☆ダンディ』が大好きなので、また皆さんと会える機会が訪れるように精一杯頑張ります」と佐武さん。最後は、諏訪部さんが「取材の際のプロフィールの主な出演作でなかなか『スペース☆ダンディ』を書いてもらえてないんですけど、僕の中では代表作の1つとして燦然と輝く作品です。周年の節目で新作、そして劇場版をやって頂くのはどうですかね。引き続き『スペース☆ダンディ』をお楽しみ頂けますと幸いです」と語り、大きな拍手が鳴り響く中、「最高じゃんよ!」と締め、舞台挨拶は幕を閉じた。

 


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