レポート　|　蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

2023.11.27 UP

初のナンバリングライブツアー東京公演開幕！『ラブライブ！蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour ～RUN！CAN！FUN！～』レポート

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オールメディアプロジェクト「ラブライブ！」シリーズの新規プロジェクトである、バーチャルスクールアイドル『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』。彼女たちの初めてのライブツアーが、10月の福岡公演を皮切りにスタート。2ヵ所目となる東京公演が2023年11月18日（土）・19日（日）の2日間、武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催された。デビューしたばかりのフレッシュさ溢れるステージを繰り広げ、両日ともに大いに盛り上がった。本レポートでは、2日目公演の模様をレポートする。

フレッシュパワー全開！ 歓声に包まれて東京公演開幕！

アタック映像の後、日野下花帆役の楡井希実、村野さやか役の野中ここな、乙宗 梢役の花宮初奈、夕霧綴理役の佐々木琴子、大沢瑠璃乃役の菅 叶和、藤島 慈役の月音こなの6人が登場。ライブのオープニングを飾ったのは、デビューミニアルバムの表題曲「Dream Believers」。白い衣装に身を包んで歌い出すと客席は地鳴りのような歓声に溢れ、会場の温度も急上昇。続く「Yup! Yup! Yup!」では、キャスト同士の可愛らしい掛け合いで癒しを届けた。MCパートでは、「Yup! Yup! Yup!」の振り付けを解説したり、ユニット紹介を兼ねた自己紹介を丁寧に行ったりして、ファンとの交流を楽しんだ。

怒涛のユニットパートがスタート！

幕間映像の後、ユニット毎に楽曲を披露。まずは楡井希実と花宮初奈によるスリーズブーケがオレンジと白の衣装で「Reflection in the mirror」「残陽」を歌唱。華やかなスクールアイドルらしい楽曲と等身大の感情を綴った楽曲で魅了すると、続いて野中ここなと佐々木琴子によるDOLLCHESTRAが青と黒の衣装で登場。「AWOKE」「青春の輪郭」を表現力たっぷりに歌唱した。再びスリーズブーケが白のチェック衣装に着替えて登場し、「謳歌爛漫」「Holiday∞Holiday」を透明感のある歌声で歌い上げた。次にDOLLCHESTRAが黒レザー調のシックな衣装で「スケイプゴート」「Tragic Drops」を大人っぽい表情と歌い方でパフォーマンス。次の曲では、スリーズブーケとDOLLCHESTRAの4人で「DEEPNESS」を披露。クールでキレのあるダンスとスタイリッシュなパフォーマンスで会場の空気をガラリと変え、大いに盛り上げた。

ライブ後半も怒涛のユニットメドレーを披露！

幕間映像の後、水色の衣装に身を包んだDOLLCHESTRAが「ジブンダイアリー」「Mirage Voyage」を歌唱。会場全体を使ったステージで歌声を隅々まで届けた後、ふんわりと広がるスカートがキュートな衣装でスリーズブーケが登場し、「眩耀夜行」「Kawaii no susume」を届けた。「Kawaii no susume」ではトロッコに乗って観客一人ひとりへとびきりの笑顔と手ハートを振りまいた。

幕間映像の後、菅 叶和と月音こなのみらくらぱーく！による「ド！ド！ド！」が始まると、客席から一糸乱れぬ合いの手と歓声が上がった。「ハクチューアラモード」ではキャストが飛び跳ねるたびにパステルカラーの衣装が可愛らしく揺れ、思わず真似したくなるような振り付けとキュートな歌声で観客のハートを撃ち抜いた。

幕間映像の後は6人で「夏めきペイン」を衣装とともに披露。夏を彩るハッピーな楽曲でテンションを上げると、スリーズブーケの「素顔のピクセル」では手足を大きく使った振り付けとキャッチ―なサビで楽しませた。続いてみらくらぱーく！の「アイデンティティ」では途中キャスト同士がハグをする振り付けでファンを沸かせたり、「ココン東西」では早口な歌詞を観客と歌ったりして一体感を生み出した。DOLLCHESTRAの「Take It Over」の後は、6人で「明日の空の僕たちへ」を力強く届けて本編は終了した。

アンコールは大ボリュームの7曲をお届け！

アンコールを望む声援に応えるように、再び6人がメンバーの姿で登場。11月17日に夕霧綴理が誕生日を迎えたことを紹介し、ファンと一緒に祝う一幕もあった。ライブ前に6人で『ラブライブ！サンシャイン!!』に所縁のある神田明神へお参りをしたと明かすと、ファンから大きな歓声が沸いた。その後、キャストがライブTシャツで登場し、「On your mark」を息の合ったダンスでノリノリにパフォーマンス。続いてみらくらぱーく！で「ノンフィクションヒーローショー」を、DOLLCHESTRAで「KNOT」を、スリーズブーケで「千変万華」を披露すると、6人で「Trick ＆ Cute」をノンストップで届けた。MCパートで一息ついた後、最後は全員で「Legato」「永遠のEuphoria」を歌唱し、心を込めたステージで締め括った。

曲が終わると、「Link！Like！ラブライブ！」ハーフアニバーサリーをはじめとした新情報が発表され、客席は歓声と拍手が鳴り響いた。ライブを振り返り、月音は「アイデンティティ」の振り付けについて、最初菅が人前でハグをするのを恥ずかしがっていたが、東京公演で自然にできるようになったというほっこりエピソードを披露。また、今日が菅の誕生日でもあることを伝えて会場一同で祝った。「これからも応援よろしくお願いします。めぐちゃんと頑張るぞ〜！」。菅は「去年の今頃はどうすればもっと輝けるのか考えたり、壁にぶつかったりしていましたが、X（旧Twitter）で皆さんのコメントを読んで勇気をいただいていました。今日この日を迎えられたのは蓮ノ空のメンバーと、皆さんのおかげです。本日はありがとうございました！」。佐々木は「17歳になった綴理ちゃんと一緒にステージに立てて嬉しかったです。こうして17歳の誕生日をお祝いできるのも、メンバーと同じ時間を過ごしている蓮ノ空ならではだと思います。これからも成長していきたいと思いますので、見守っていただければと思います」。野中は「ずっと今が続けばいいのにと思うのですが、前に進んでいく楽しさを、蓮ノ空を通じて知りました。これからも、私たちと一緒に隣に並んで歩んでくださると嬉しいです！」。花宮は「今回は歌唱を控えた分、ダンスに力を入れて、今できる精一杯を皆さんに届けられたのではと思いますが、どうでしたでしょうか？」大きな拍手を浴びながら、「ありがとうございます。『千変万華』で皆さんが手をくるくると回す振り付けをされていたのが嬉しかったです。愛知公演でもよろしくお願いします！」。楡井は涙を浮かべながら「今日はいつも応援してくださっている皆さんに来ていただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます。ライブを通じて、花帆ちゃんの気持ちがよくわかりました。優勝を目指してまだまだ頑張っていきますので、皆さんもついてきてくださると嬉しいです！」と抱負を語った。最後は会場の隅々まで感謝を伝えて、笑顔でステージを去った。

大ボリュームのパフォーマンスで「花を咲かせた」Day.2！

「蓮ノ空」のストーリーを追体験するようなライブ構成で熱狂を生んだ東京公演Day.2。ステージを去る間際まで、ユニットごとに腕ハートを作ったり、観客にレスポンスをリクエストしたり、ファンサービスに溢れるステージで大いに盛り上げた。「今この瞬間を楽しみましょう！」と言うように、ファンとの時間を大切に最高のステージを魅せてくれた「蓮ノ空」。彼女たちの今後の活躍に期待を残して、Day.2は大盛況の内に幕を閉じた。

ギャラリー

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