レポート | 劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-

メインキャストが劇場版の魅力をお届け!「『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』公開直前スペシャルステージ」イベントレポート

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原作コミックス累計発行部数3,000万部超え、2022年10月から2023年3月にかけて放送されたTVアニメ『ブルーロック』は世界一のエゴイストストライカーを目指す高校生FWたちの“史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ”として大きな話題を集めた。『ブルーロック』初の劇場版公開が迫る中、東京ビッグサイトにて開催された「AnimeJapan 2024」のGREEN STAGEにて、2024年3月24日(日)、『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』(以下、劇場版)公開直前スペシャルステージが実施された。ステージには凪 誠士郎役の島﨑信長さん、御影玲王役の内田雄馬さん、潔 世一役の浦 和希さん、蜂楽 廻役の海渡 翼さんが登壇し、司会進行をテレビ朝日アナウンサー・三谷 紬さんが務めた。劇場版の魅力や注目ポイントが熱く語られた当日の模様をレポートする。

原作の沼にハマるキャストが続出!

このメンバーでイベントを行うのは2023年3月の「ブルーロック 特別上映会 エゴイストナイト」以来とのことで、ここまでの道程をキャスト陣は感慨深げに振り返った。「第18回声優アワード」で主演声優賞を受賞した浦さんに祝福の拍手が送られる中、いよいよスペシャルステージがキックオフ! まずは『ブルーロック』との出会いを聞かれ、島﨑さんは「原作のPVで4役ほど声をあてました。僕は演じる役がどんな人か分からないとやり辛いタイプなので、該当シーンだけでもチェックしようと原作を読み始めたらめちゃくちゃ面白くて、PVと関係ないところまでずっと読んでしまって(笑)」と語り、さらに「実はPVでの役の1人に凪がいまして。アニメのオーディションの時、凪を受けてくださいとご指名頂いて、今ここにいます」と続けた。海渡さんは「原作を隅から隅まで読み込んでいたら、オーディション関係なくハマっちゃって(笑)。蜂楽の感情を分かろうとすればするほど逆に分からなくなって。オーディションの時はありのままの蜂楽を演じました」と当時を回想した。

最もエゴいシーンは?

一番エゴイスティックに感じたシーンについて内田さんは、「やっぱりチーム戦は印象が強くて。チームZが“俺たち勝つぞ”と言ったシーンはとんでもなくイライラしました(笑)。あれは僕にとっての最初の衝撃で、もう『ブルーロック』に飲み込まれているなと感じました」と感想を述べた。浦さんが「元々天才だった凪の覚醒は、“ここからさらに上があるのか、勘弁してくれよ”と思いました。それがあったからこそ潔のダイレクトシュートに繋がったんですけど」と語ると、島﨑さんは「結局こう言っているけど、今浦くんが言ったことと全く同じことはこっち側も言えるからね。“お前まだ上があんのかよ”って。劇場版を観てもらうとその部分を感じてもらえると思います」と返し、視点を変えることで見え方が変わる『ブルーロック』の持つ魅力を語った。

視点が変わる劇場版の魅力!

劇場版について聞かれた島﨑さんは「TVシリーズは潔が主人公なので、我々は立ちはだかる強大な壁。疲れを感じさせる息切れや熱い感情を見せてしまうと、凪 誠士郎というキャラクターが物語の中で、身近に感じてしまうのでフィルターがかかった芝居をしていました」と狙いを明かし、「劇場版は凪たち視点なので、本当はこのくらい疲れている、こんなに動揺している、このくらい熱いとか、心の動きを存分にやれて楽しかったです」と続けた。それを受けた内田さんは「むき身の芝居でやらせて頂いたので、観て頂くと感覚は変わると思います」と答えた。さらに、海渡さんは「潔から観ている視点より、蜂楽の気味の悪さやおぞましさは出したいなと思って臨みました」と語った。その後も「圧倒的強者として演出された潔」「最強キャラに見える雷市陣吾」「ブルーロックに来る前の凪たちのエピソード」「興津和幸さんが全力で演じる剣城斬鉄」など気になる話題がいくつも飛び出し、劇場版への期待値がより一層高まったところで、新情報を解禁! 劇場版本編上映後に4週連続週替わりでミニアニメ「あでぃしょなる・たいむ!」が上映されることが明かされた。キャスト陣は個人的に観てみたい「あでぃしょなる・たいむ!」の妄想を繰り広げ、「過去のイベントで結成したユニット『なむさん5』」「キャラクターの食レポ」など、終始大きな盛り上がりを見せた。さらに、IMAX®、4DX、MX4Dでの同時上映決定、公開記念イベントの実施も発表された。

潔VS凪!『ブルーロック』の主人公はどっちだ!?

最後は、ファンへメッセージを一言ずつ届けていく。「今日このステージに立ち、沢山の方に応援して頂いているんだなと改めて実感します。劇場版でも皆様の魂をアツく、エゴくさせてくれること間違いなしだと思いますので、ぜひ劇場で楽しんで頂けたらと思います」と海渡さん。「チームVに対する思い入れ、親しみを感じる内容になっております。劇場版では主人公が凪に取られちゃっているんですけど、主人公は潔ですから(笑)。続くTVシリーズ第2期も主人公として戻って来るので、ぜひ合わせて応援して頂ければと思います」と浦さん。「ついに劇場版の公開日が来るのがとても嬉しいです。『ブルーロック』はドラマが面白く、その渦に飲み込まれていくような作品です。『ブルーロック』の主役はどっちなんだ。劇場版を観て頂ければ、うちの凪なんじゃないかと。ぜひこのバトル、皆さんも劇場でご確認頂ければと思います」と内田さん。最後は「『ブルーロック』を知らなくても、凪と玲王の物語として楽しめる一本芯の通ったものになっております。キャラクターへの理解や愛着が深まる作品になっていますし、同じシーンを描いても視点が違うだけでこんなに変わるんだと。スタッフの皆さんが心血注ぎ、プロが自分の分野でのエゴをまとめ上げて良いものを作り上げておりますので、ご覧になって頂ければ幸いです。『ブルーロック』の主人公は凪です。よろしくお願いします!(笑)」と島﨑さんがまとめると、浦さんが「いつか絶対戻って来るからな~」と叫び、スペシャルステージは幕を閉じた。

 

<劇場公開情報>

『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』
2024年4月19日(金)公開!

 


『ブルーロック』公式サイト
https://bluelock-pr.com
『ブルーロック』公式X
@BLUELOCK_PR

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