地元愛炸裂のトーク＆ライブで大盛況！『ラブライブ！サンシャイン!! 沼津地元愛まつり 2024』レポート
静岡県沼津市を舞台としたオールメディアプロジェクト『ラブライブ！サンシャイン!!』のスクールアイドルグループ「Aqours」。彼女たちの地元・沼津でのスペシャルイベントが、2024年9月14日（土）・15日（日）・16日（月・祝）の3日間、キラメッセぬまづにて開催された。1年ぶりの開催となる今回は各日で昼と夜の2公演が行われ、沼津愛溢れるトークやソロ曲の初披露などで大いに盛り上がった。本レポートでは、各日それぞれの夜公演の模様をレポートする。
【14日（土）夜公演】
デビュー時の挨拶を披露して沸かせたトークパート！
沼津地元愛まつりのイベントTシャツを着た小林愛香（津島善子役）、高槻かなこ（国木田花丸役）、鈴木愛奈（小原鞠莉役）が登場。「沼津のみなさん、ただいま～！」と呼び掛けると、客席から「おかえり〜！」と温かい歓声が迎えた。前半のトークパートでは3つのコーナーが用意され、まず始めに沼津にまつわるクイズを集めた「きょうの沼津」のコーナーがスタート。サッカークラブ「アスルクラロ沼津」のサポーターの習慣や、沼津にある店舗の問題が出題され、キャストたちは観客の協力を得て回答。見事全問正解し、抽選でキャスト3人のサイン入りTシャツが観客へプレゼントされた。次のコーナーでは、2人がダンスでお題を表現し、残りの1人が答えるというもの。ここで特別ゲストとしてアスルクラロ沼津のキャラクター・アスル君が登場し、ヨハネの決めポーズを行うなどお茶目な一面を見せて楽しませた。「桃太郎」や「津島善子」などのお題を、抜群のチームワークを発揮してクリアし、キャストたちも大好きな沼津の名物コロッケ＜ラブパンチ＞を獲得。「楽屋でいただきます！」と大喜びの様子だった。続いて、事前に観客から寄せられたお便りを紹介する「投書箱」のコーナーへ。Aqours好きが高じて沼津に移住したファンの話や、沼津に転勤したタイミングでAqoursと出会った話など、ほっこりするエピソードが読み上げられた。その後、デビュー当時の挨拶をしてほしいというリクエストが入ると、3人とも気恥ずかしそうな様子でステージ前方へ移動。1人が至近距離でカメラを持ち、順番に挨拶を撮影。鈴木と小林が初心に戻ってフレッシュな挨拶を行う中、高槻は客席からの声援を受け、ついベテランの空気をまとって挨拶を行ってしまい、笑いが起こる一幕もあった。
お気に入りの衣装でソロ曲を初披露！
後半のライブパートでは、3人がそれぞれ初披露となるソロ曲を歌唱。鈴木が「また君に会うんだ」を、高槻が「TSUBOMI SEASON」を、小林が「MABOROSHI wing」を歌唱後、3人で地元愛をテーマにした楽曲「JIMO-AI Dash!」をノリノリでパフォーマンス。3人ともAqours 6th LIVE ＜WINDY STAGE＞ テーマソング「なんどだって約束！」の衣装で揃えたことについて、「可愛いから！」と回答。ただ、「こんなに可愛いのに1回しか着られていない」と話し、今回沼津のステージで着ることで新たな“約束”に繋げたいと語った。次に披露する曲は、数年ぶりに観客に決めてもらいたいとのことで、スクリーンに候補曲が表示された。選ばれたのは、一番声援が多かった「君のこころは輝いてるかい？(Hard Rock Ver.)」。1人ずつハンドマイクを持ち、エネルギーを爆発させるような歌唱でオーディエンスのテンションを引っ張り上げ、熱いコール＆レスポンスを繰り広げた。その後「Hop? Stop? Nonstop!」を続けてステージを去ると、アンコールで「KOKORO Magic "A to Z" (Digital Rock Ver.)」を披露。
ライブを振り返って、鈴木は「昼も夜もこんなに楽しい時間を皆さんと過ごせて、本当に楽しかったです！」。高槻は「君のこころは輝いてるかい？(Hard Rock Ver.)」が楽しすぎましたと興奮気味に語り、「ぜひこの3日間沼津を満喫して楽しんでくださいね！」と呼び掛けた。小林は「沼津は本当に人が温かくて、いるだけでぽかぽかした気持ちになります」とコメントし、「また会いましょう～！」と手を振ってイベントは終了した。
【15日（日）夜公演】
多彩な演技で沸かせたトークパート！
2日目は、逢田梨香子（桜内梨子役）、諏訪ななか（松浦果南役）、降幡 愛（黒澤ルビィ役）が登場。1日目と同様、イベントTシャツに身を包み、自己紹介の後はトークパート「きょうの沼津」のコーナーへ。沼津にあるグルメ「中央亭」の餃子の特徴や、道の駅の名前の由来など、なかなかに難易度の高い問題だったが、双眼鏡を駆使しながら観客からヒントをもらい全問正解。抽選で3名にキャストサイン入りTシャツがプレゼントされた。その後、お題のセリフを、1人だけ違う役割で演技する人狼を当てる「ツンデレ人狼」のコーナーへ。役割の中には「ツンツン」や「ツンデレ」、「ギャル」や「お嬢様」などがあり、メンバーの性格とは違う、普段見られないような演技を見ることができ、客席は大いに盛り上がっていた。見事クリアしたキャストは、特別ゲストのうちっちーが持ってきてくれたうちっちーグッズをゲットし、喜んでいた。続いて「投書箱」のコーナーでは、学生時代からAqoursを応援しているファンが社会人になってライブに行けるようになった話や、ファンのAqoursとの思い出エピソードが紹介された。また、9月19日に梨子、9月21日にルビィが誕生日ということで、観客全員で一足早い誕生日のお祝いをする一幕もあった。
アレンジやこだわりの詰まったソロ曲を披露！
後半のライブパートでは、3人がそれぞれ初披露となるソロ曲を歌唱。諏訪が「センチメンタルレモネード」を、降幡が「アイコトバ」を、逢田が「水面にピアノ」のを披露後、3人で「JIMO-AI Dash!」をパフォーマンス。ソロ曲を振り返って、諏訪は「ココナッツやブルーハワイのかき氷など、いろんなイメージが詰まった楽曲」と紹介。降幡は、歌詞の“がんばルビィ”のところで観客が振り付けを真似てくれたのが嬉しかったとコメント。諏訪と逢田から「夜の部の振り付けがアレンジされていたね」と指摘されると、パフォーマンス中に気分が乗って振り付けを足したことを明かした。逢田は、梨子のソロ曲としては初めてスタンドマイクを使ったとのことで、真っ白なマイクに「Brightest Melody」の衣装がすごく合うと思い衣装を選んだこと、ところどころでAqoursの楽曲「想いよひとつになれ」の振り付けを入れたことを明かし、こだわりを見せた。次に、観客によって選ばれた「勇気はどこに？君の胸に！」と「未来の僕らは知ってるよ (Melodious Hardcore Ver.) 」を続けて披露し、ステージを去った。鳴りやまない拍手を受けてアンコールに選んだのは「ユメ語るよりユメ歌おう」。3人がチアのポンポンを持って全力のパフォーマンスを披露。観客と一緒に歌い上げ、この日一番の盛り上がりを見せた。
ライブを振り返り、降幡は「夜公演も皆さんと楽しい時間を過ごすことができて幸せです。沼津地元愛まつりは来年もありますので、“楽しい”を更新していきましょうね！」。逢田は「こんなに素敵な時間を皆さんと過ごせて幸せです。来年もこうして集まっていただけたら嬉しいです！」。諏訪は「皆さんの熱気がすごく伝わってきました。来年も元気でお会いしましょう！」と伝えて、熱気と大歓声に包まれたままイベントは終了した。
【16 日（月・祝）夜公演】
ファンとの掛け合いで楽しませたトークパート！
3日目は、イベントTシャツを着た伊波杏樹（高海千歌役）、小宮有紗（黒澤ダイヤ役）が登場。渡辺 曜役の斉藤朱夏は残念ながら急性胃腸炎のため出演見合わせとなったが、伊波と小宮の提案により、観客全員が声を合わせて配信で見守っている斉藤へ声援を届けた。トークパート1つ目の「きょうの沼津」のコーナーでは、沼津の焼き芋店のトッピングや沼津港水産複合施設“INO（イーノ）”の名前の由来など、ここでも難易度の高い問題が出題されたが、答えを知っている観客に近寄って直接答えを聞くなど、ステージを動き回る姿で笑いを誘った。次の「演出Type A,B,C!!」のコーナーは、指定の演出に従ってキャストにお題のセリフを演じてもらい、その演出を3択で当てるというもの。演出の中には、＜2年間仕事で海外に行ってしまう大事な人に言う「待ってるよ」＞や、＜マラソン大会で頑張る人に言う「（先にゴールで）待ってるよ」＞など、繊細な演技が求められるものばかりだったが、伊波と小宮の強い絆が発揮されて見事クリア。ご褒美として、特別ゲストの干物怪獣・ヒモノラが持ってきたヒモノラのグッズセットをゲットしていた。続いて「投書箱」のコーナーでは、曜に憧れて船舶免許を取ったファンの話や、JR東海と『ラブライブ！サンシャイン!!』のコラボ企画で、ファンが東海道新幹線に乗車した総距離が目標の99万キロを超えたことを祝い、これから作られるコラボ楽曲に期待する声が紹介された。
制服姿で駆け抜けたライブパート！
後半のライブパートでは、伊波が「ナミオトリフレイン」を、小宮が「Pure heart Pure wish」を制服姿で初披露。ソロ曲について、伊波は「伝えたい想いがたくさん詰まった楽曲なので、ぜひ何度でも聴いてみてください」とコメント。小宮は、（ダイヤの）なかなか口に出せない想いや憧れを歌っており、とても「ラブライブ！」らしい楽曲とコメント。また、制服姿（冬服）でパフォーマンスしたことについて、かえって新鮮味を狙ったためと語り、案の定客席には初めて制服パフォーマンスを見た観客もいたようで「着て大正解だったね！」と笑顔を見せた。その後、2人で「JIMO-AI Dash!」を届けると、タオルをぐるぐると回しながら「Jump up HIGH!!」をエネルギッシュにパフォーマンス。「ユメ＋ミライ＝無限大」の後、チアのポンポンを持って「ユメ語るよりユメ歌おう (Cute Rock Ver.)」を観客と一緒に歌ってステージは終了した。
イベントを振り返って、小宮は「こうして沼津地元愛まつりも3回目を迎えて、2025年も開催が決まりました。Aqoursと沼津の繋がりは本当に強く太いものだと実感しています。いつも応援してくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます！」。伊波は「皆さんの想いをこのように繋ぐことができて本当に嬉しいです」。その後「朱夏ちゃんへ熱気を届けてください！」と呼び掛けると会場がライトブルーに染まり、再び斉藤へ声援を届けた。「これからも皆さんとAqoursで楽しいタイミングを作れるように、またお会いしましょうね～！」と大きく手を振り、イベントは終了した。
計6公演で全国のファンと盛り上がった沼津地元愛まつり 2024！
1年ぶりの想いを爆発させるかのように、3日間とも大きな盛り上がりを見せた沼津地元愛まつり 2024。普段見られないようなキャストの多彩な演技や、ファンとの交流を楽しんだトークパートに加え、初披露となったソロ曲やライブで盛り上がる「JIMO-AI Dash!」など、祭りにぴったりの内容で大好評を博した。イベント参加をきっかけに沼津観光を楽しむファンの姿もみられ、Aqoursと沼津の結びつきを強く感じた3日間だった。
＜Day.1 2024年9月14日（土）夜公演セットリスト＞
01. また君に会うんだ / 小原鞠莉
02. TSUBOMI SEASON / 国木田花丸
03. MABOROSHI wing / 津島善子
04. JIMO-AI Dash! / 津島善子、国木田花丸、小原鞠莉
05. 君のこころは輝いてるかい？ (Hard Rock Ver.) / 津島善子、国木田花丸、小原鞠莉
06. Hop? Stop? Nonstop! / 津島善子、国木田花丸、小原鞠莉
-ENCORE-
EN1. KOKORO Magic "A to Z" (Digital Rock Ver.) / 津島善子、国木田花丸、小原鞠莉
＜Day.2 2024年9月15日（日）夜公演セットリスト＞
01. センチメンタルレモネード / 松浦果南
02. アイコトバ / 黒澤ルビィ
03. 水面にピアノ / 桜内梨子
04. JIMO-AI Dash! / 桜内梨子、松浦果南、黒澤ルビィ
05. 勇気はどこに？君の胸に！ / 桜内梨子、松浦果南、黒澤ルビィ
06. 未来の僕らは知ってるよ (Melodious Hardcore Ver.) / 桜内梨子、松浦果南、黒澤ルビィ
-ENCORE-
EN1. ユメ語るよりユメ歌おう / 桜内梨子、松浦果南、黒澤ルビィ
＜Day.3 2024年9月16日（月・祝）夜公演セットリスト＞
01. ナミオトリフレイン / 高海千歌
02. Pure heart Pure wish / 黒澤ダイヤ
03. JIMO-AI Dash! / 高海千歌、黒澤ダイヤ
04. Jump up HIGH!! / 高海千歌、黒澤ダイヤ
05. ユメ＋ミライ＝無限大 / 高海千歌、黒澤ダイヤ
06. ユメ語るよりユメ歌おう (Cute Rock Ver.) / 高海千歌、黒澤ダイヤ
▼『ラブライブ！サンシャイン!!』公式サイト
https://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/
▼『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』公式サイト
https://www.yohane.net/
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