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潘めぐみ、福井晴敏、ヤマトナオミチ、岡 秀樹、 中村繪里子(MC)登壇!『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女』ヤマトーク付き上映会〈キャスト篇〉オフィシャルレポート到着!

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『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、『ヤマトよ永遠に』と『宇宙戦艦ヤマトⅢ』を原作に、新解釈を加えて再構成した『宇宙戦艦ヤマト2199』シリーズ最新作。全七章にて全国劇場上映、「第四章 水色の乙女」を10月10日(金)より上映開始いたしました。

この度、11月12日(水)に「第四章 水色の乙女 ヤマトーク<キャスト篇>」を実施いたしました。
当日は、サーシャ役の潘めぐみ、総監督の福井晴敏、監督のヤマトナオミチ、脚本の岡秀樹が登壇し、進行は桐生美影役・中村繪里子が担当し、藩演じるサーシャについて深掘りしました。

『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女』ヤマトーク付き上映会〈キャスト篇〉

■日時:11月12日(水)21:00~21:45 ※上映後舞台挨拶
■場所:新宿ピカデリー シアター3(東京都新宿区新宿3丁目15番15号)
■登壇者:潘めぐみ(サーシャ役)、福井晴敏 (総監督)、ヤマトナオミチ (監督)、岡 秀樹(脚本)
 進行 中村繪(なかむらえ)里子(りこ)(桐生美影役)

『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女』ヤマトーク付き上映会〈キャスト篇〉オフィシャルレポート

この日のヤマトークには潘が登壇するということで、客席にはサーシャのグッズを持参した人がそこかしこに。その様子に潘も「あら、法被姿のおじさま、おばさま方や、うちわ、そしてサーシャぬいまで。なんだかすごくすてきな景色ですね」と笑顔を見せた。

成長した姿で登場し、第四章から本格的に活躍するようになった潘演じるサーシャ。今の心境を尋ねられると、「自分の気持ちというよりは、見てくださった皆さんに『会いたいサーシャには会えましたか?』というのが一番最初の気持ちです」と返答。「やはり『ヤマトよ永遠に』といったら、サーシャの登場をずっと待ち望んでくださっていた方がほとんどだと思って。その中で『お帰りなさい』と言ってくださる方も何人もいらっしゃった。出演としては(本シリーズが)はじめてなんですけど、そうやって伝えてくださった方の思いにグッときまして。わたし自身、はじめてなのに、なんだか故郷に帰ってきたような感覚があります」と感慨深い様子。

さらに、自身の「ヤマト」との出会いについて「すごく異例だと思うのですけど、3歳の時に出会いました」と明かした潘。「宇宙世紀(「機動戦士ガンダム」)もその頃に出会っていますけど、留守番していた時に、家にあったレーザーディスクで『ヤマトよ永遠に』を観たんです。古代とサーシャの切ないシーンを観て悲しい気持ちになっていたことは、家で見ていた時の景色ごと覚えています」と述懐。

母である潘恵子からサーシャというキャラクターを引き継ぐことになった潘だが、彼女のキャスティングについて福井総監督は「逆に他の人にオファーしていたら『なんで?』と思いますよね」と当然のように考えていたというが、「音響監督やみんなで集まってキャストの希望を話していた時に、音響監督から『サーシャはめぐみさんでいいですよね?』と聞かれて。『あ、そっか、自分の中ではもう既決事項すぎたので書くのを忘れてた』となったくらいでした」と笑ってみせた。

脚本の岡もまた、早くから潘のキャスティングを知っていたという。「福井さんの家で毎年、花火を観る会をやられているのですが、潘さんがお母さまといらっしゃった年があって。その時はまだ(オファーは)極秘だったから、冷や汗をかいてお目にかかった記憶があります。そしてその後、別のテレビ番組の撮影現場でもご一緒する機会がありまして、『うわ、潘さん来ちゃったよ、やばいな』と思いながら。でも顔にも一切出せないし、その話もできない状態で、ずっと1日中お付き合いしました」と当時の心境を振り返り、会場の笑いを誘った。またヤマト監督も潘がサーシャ役を担当するということに、「原作のイメージを持っている方も多いと思うので、大変なプレッシャーだろうなと思っていました。」と振り返った。

潘がサーシャを演じるにあたり、初回のアフレコ時に同じセリフでニュアンスを少しずつ変えながら数パターン演じ分けて、福井らスタッフと演技の方向性を探ったことがあったという。Xでファンから募集した質問では「そのパターンを実際に演じて欲しい」というリクエストが多く寄せられていた。
リクエストを受け第三章のラストのセリフ、「ヤマトが来る、おじさま」を披露することに。「より母(潘恵子)に近いニュアンス」だというパターンと実際に採用されたパターンを、集中して聴き入る観客を前に演じ分けてみせた。

劇中でサーシャは古代のことを「おじさま」と呼んでいるが、司会を務める桐生美影役の中村繪里子の証言によると、古代進役の小野大輔の反応は複雑なものがあったという。「はじめて収録でご一緒した時、サーシャが『おじさま』と連呼するシーンがあって、小野さんは『おじさまって言われちゃうのか……』とめちゃめちゃへこんでいました。でもその感じが、第四章のサーシャの一挙手一投足に振り回される古代さんという感じで。やはり古代さんって小野さんだし、小野さんって古代さんなんだなと、すごく噛み締めていました」と述懐。

それに対して潘が「話せる時が来たら、話したいことがもっとあるんです。本当にサーシャのおじさまなんだなというようなことが……それはその時がきたら。その時まで覚えていてくださいね」と語ると、福井総監督も「この先の章に、サーシャのセリフで“これ”って印象に残るものがあります。今は言えないのですが」と観客の期待をあおった。

そして最後に潘が会場のヤマトファンに向けてメッセージ。「この第四章のイベントもラストということで。こんなにたくさんのお客さまにお会いできることをとてもうれしく思います。ヤマトと、そして古代たち、サーシャはどうなっちゃうのでしょうね……。私はもう知っているのですけど」と笑いながらも、「第四章の終わりを見ただけでも次が気になるという方もたくさんいると思うんですけど、第五章からは本当に怒涛の展開です。今、こうやって皆さんにヤマトをこういう形で届けられるのは本当に意味のあることだと思っています。これまで歩んできたヤマトのすべてに意味があると思えるような未来を見たいじゃないですか。その未来を皆さん信じて待っていてください。わたしもその未来を共に見守れることを信じておりますので。これからも引き続きよろしくお願いします」とメッセージを送ると、会場からは大きな拍手がわき起こった。

作品情報

『ヤマトよ永遠に REBEL3199』(やまとよとわに れべるさんいちきゅうきゅう)

◆STORY
ガミラスの新たな故郷・ガルマン星へ。
そこで待っていたのはデスラー総統だけではなかった。
17歳へと成長したサーシャ。
かつて失われた幼い少女との、ありえない再会。
戸惑いと喜びの狭間で、古代の心は揺れる。
一方、地球ではマザー・デザリアムの計画が新たな段階を迎えていた。
策謀渦巻く社交の場に現れたのは、ドレスに身を包んだ雪。
敵であるアルフォンに寄り添う彼女の胸に秘めた覚悟とは――。
ガルマン星系にはボラー連邦に従うバース星のラジェンドラ艦隊が侵入。
ヤマトは、二大勢力の紛争に巻き込まれていく。
迫り来る惑星破壊ミサイル。
果たして、ヤマトはガルマン星を救い、「ウラリアの魔女」の正体に迫ることができるのか――。

◆メインスタッフ
原作:⻄﨑義展、総監督:福井晴敏、監督:ヤマトナオミチ、シリーズ構成・脚本:福井晴敏、脚本:岡 秀樹、キャラクターデザイン:結城信輝、メカニカルデザイン:玉盛順一朗・石津泰志・明貴美加、CGプロデューサー:後藤浩幸、CGディレクター:上地正祐、音楽:宮川彬良・兼松 衆/宮川 泰、音響監督:吉田知弘、アニメーション制作:サテライト、アニメーション制作協力:studio MOTHER・YANCHESTER、配給:松竹 ODS 事業室、製作:宇宙戦艦ヤマト 3199 製作委員会

◆メインキャスト
古代進:小野大輔、森雪:桑島法子、サーシャ:潘めぐみ、デスラー:山寺宏一、真田志郎:大塚芳忠、島大介:鈴村健一、土門⻯介:畠中祐、揚羽武:上村祐翔、北野誠也:鳥海浩輔、南部康造:松本忍、藤堂信乃:塩田朋子、神崎恵:林原めぐみ、藤堂早紀:高垣彩陽、芹沢⻁鉄:玄田哲章、藤堂平九郎:小島敏彦、アルフォン:古川慎、イジドール:堀江瞬、ランベル:江口拓也、サーダ:井上麻里奈、スカルダート:内田直哉


▼公式サイト
https://starblazers-yamato.net
▼公式X
https://x.com/new̲yamato̲2199

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