1996年にTVアニメ『天空のエスカフローネ』が放送されてから30年。そして2000年に劇場版『エスカフローネ』が公開されてから25年が経つ節目を記念し、両作品を収録したBlu-ray BOXを3月25日に発売。
くわえて、3月20日からは劇場版『エスカフローネ』のリバイバル上映を全国6カ所の映画館で実施中となっています。
さらにこの度の上映を祝し、3月20日に新宿ピカデリーにて公開記念舞台挨拶を実施。
当日は、赤根和樹さん(監督)、坂本真綾さん(神崎ひとみ 役)、関 智一さん(バァン・ファーネル 役)、三木眞一郎さん(アレン・シェザール 役)が登壇。
本イベントのオフィシャルレポート&写真が到着しました。
※以下、プレスリリースより引用しています
劇場版『エスカフローネ』公開記念舞台挨拶 オフィシャルレポート&写真公開!
■イベント概要
劇場版『エスカフローネ』公開記念舞台挨拶
●日程:2026年3月20日(金・祝)
●場所:新宿ピカデリー
●登壇者(敬称略):赤根 和樹(監督)/ 坂本 真綾(神崎ひとみ 役)/関 智一(バァン・ファーネル 役) / 三木 眞一郎(アレン・シェザール 役)

<写真 左から 赤根和樹監督、坂本真綾、関智一、三木眞一郎>
公開記念舞台挨拶 オフィシャルレポート
2000年に公開された劇場版『エスカフローネ』のリバイバル上映が3月20日よりスタート。公開初日に新宿ピカデリーにて行われた舞台挨拶には、赤根和樹監督、神崎ひとみ役の坂本真綾さん、バァン・ファーネル役の関智一さん、アレン・シェザール役の三木眞一郎さんが登壇。約10年ぶりに監督とメインキャストが集結した舞台挨拶の模様をお届けする。
盛大な拍手に迎えられて赤根監督、坂本さん、関さん、三木さんが登場。この度のリバイバル上映は、テレビシリーズ『天空のエスカフローネ』(1996年放送)の30周年と、劇場版『エスカフローネ』の25周年を記念して企画されたもの。再び上映されることとなった劇場版について、赤根監督は「劇場版をやり終えたときは厳しいことを言われた記憶もあるので、テレビシリーズの『エスカフローネ』を好きだと言ってくれた人たちに対して反省の気持ちもあった」とライトな雰囲気のテレビシリーズとダークファンタジーによせた劇場版では、ギャップが大きかったことに触れつつ、「でも久しぶりに観たら『これいいじゃん。25年前によく作ったな』と。(ひとみ・バァン・アレン)3人のキャラクターもテレビシリーズとは一味違った感覚が出ていて、それが自分としては涙が出るくらいの気持ちになった。自信を持って『観てください』と言えるかなと思いました」と胸を張った。
テレビシリーズの収録時まだ高校生だった坂本さんは「目の前のことを必死でやる姿がひとみとリンクしてよかったのかもしれない」と当時を懐かしみ、「自分が出た作品を積極的に観返したりはしないんですけど、『エスカフローネ』は5年に1回くらい観る機会があって、毎回『ひ~!』となるんです(笑)。でも今回初めて客観的に観られた気がして、寝かせて観るのもすごくいいなと思ったし、そう思えるまで続けてきてよかったなと思いました」と感慨深げ。関さんはテレビシリーズから劇場版まで数年空いたため、当時のようにピュアな気持ちでバァンをやれるか不安で、シェスタ役の山口勝平さんに相談し「ちいち(関さん)に今なくなったものは不要だからなくなったんだよ。他に手に入れたものがあるから、それを大事にやればいいんだ」と励まされたエピソードを明かす。「いつも甘えん坊な先輩なんですけど、たまにはまともなことを言うなと思って(笑)」と会場の笑いを誘った。さらに、劇場版で内容がガラッと変わったことがむしろプラスに作用し「新たな物語を一からやれるから、そのときの自分でバァンに挑めることに救われた」とも語った。「苦労話しか出てこない(笑)」と前置きした三木さんは「智一くんが3年目くらい、真綾ちゃんが初めてくらい、僕はちょっとだけキャリアを積んだ状態で。年齢層の広いキャスト陣がいる空間で、自分はどういればいいんだろうかという悩みが、ちょっと年下の中間管理職的な役柄と似ていた」とアレンとの共通点についてコメントした。
劇場版の収録について坂本さんは、「半年かけて作ってきたテレビシリーズが終わって、燃焼したあとにもう一回やるというので、悩みながらアフレコに行ったのは覚えてるんですけど、スタジオに行ったあとのことは覚えていないんです(笑)。それだけ必死にやったんじゃないですかね」と回想。関さんも「自分がやっている場面を今観たら『一生懸命頑張ってたね』って全部を受け入れる気持ちになりました。あれが正解なんだって。今やるといろんな計算が入っちゃうと思う」と無我夢中で挑んだことを思い返し、三木さんは「そうやって若かった僕たちが集中してできるように、先輩たちがスタジオの雰囲気やお芝居を作ってくれていたんじゃないかな」と先輩キャスト陣への感謝を口にした。
最初に劇場版の完成映像を観たときの話では、赤根監督が「試写会に真綾さんと関くんが来てくれた。音楽の菅野(よう子)さんもいて、終わったとき『監督! 真綾が思ったより面白いって言ってたよ』と伝えられたのを覚えてますね」というエピソードを披露。坂本さんが「記憶にございません!」と返すと、客席は爆笑。また劇場版は、赤根監督や菅野さんが公開前に映画館で音のチェックをするなど音響にも徹底的にこだわっており、ワルシャワで収録されたオーケストラの演奏も注目ポイント。「冬のワルシャワは乾燥で髪の毛がパリパリになるんです。だから楽器の音がすごくいいんだなって。このオーケストラの音の雰囲気を、映画に落とし込もうと音響監督と話した覚えがあります」と赤根監督。ほとんどCGを使わず手描きで、約1年で作ったという映像も「今これを1年で作れと言われても無理」と赤根監督が語るほどの圧巻のクオリティで、関さんは冒頭からバァンのアクションシーンに感動したと熱弁。作画オタクだという三木さんも、今回改めて観て「ちょっと泣いた」としみじみ語った。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後はファンへメッセージを届けていく。三木さんは客席を見渡し「支えてくださった方、応援し続けてくれるファンの方、その存在があったからこそ今日初めて観たという方もいらっしゃって、いろいろな想いがこの空間には詰まっていると思います。ぎゅっと凝縮したスタッフ、キャストの想いをみなさんに映画館のいい環境で楽しんでいただければ」とコメント。関さんは「初心を思い出すために『エスカフローネ』を観たりするんですけど、自分の足跡を観返せるってすごく恵まれていますよね。そのぶんここから先、何かを生み出せるように頑張っていきたいと思います」と笑顔を見せ、「この役とこの作品に出会っていなかったら、この仕事を続けていたかはわからない、本当に運命的な出会いの作品でした。『エスカフローネ』と30年一緒に時を過ごしてきた方もいらっしゃると思いますが、当時の自分と向き合うきっかけになったり、現在地を確かめられるような周年になるのかな。35周年とかでもお会いできたらいいなと思います」と坂本さん。そして赤根監督が「この作品に協力してくれたすべてのスタッフに感謝です。このフィルムに命を吹き込んでくれたキャストたちに感謝です。そして応援してくれているみんなにも感謝です」と万感の想いを伝えると、客席から温かい拍手が送られ、和気あいあいとした舞台挨拶は幕を閉じた。
劇場版『エスカフローネ』2026年3月20日(金) よりリバイバル上映中
配給:バンダイナムコフィルムワークス
<上映劇場>
北海道:札幌シネマフロンティア
東京:新宿ピカデリー
東京:TOHOシネマズ池袋
愛知:ミッドランドスクエアシネマ
大阪:なんばパークスシネマ
福岡:ユナイテッド・シネマキャナルシティ13
※上映劇場は変更となる場合がございます。
※上映期間・上映時間等の詳細は各劇場のHPをご確認ください。
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作品情報
●『天空のエスカフローネ』 (TVシリーズ全26話/1996年放送)
【解説】
中世ファンタジー的世界に、少女漫画的なエッセンスを加えた独特の異世界ロボットファンタジー。特殊な世界に説得力を持たせるため、「想い」をかなえるシステムであるアトランティスマシーンなどが設定されており、「運命改変」や「絶対幸運圏」といった独自の用語も数多く用意された。なお、登場するロボットはガイメレフと呼ばれ、一品ものの巨大な鎧として描かれている。
【あらすじ】
高校一年生の神崎ひとみは、占いが趣味の普通の女の子。 ある日、夕暮れ迫る校庭で憧れの先輩に告白をするが、その時突然剣を構えた少年バァンと巨大な竜が現れた!竜に苦戦するバァンに、ひとみは浮かんだビジョンをもとに危機を伝え彼を救う。直後、突如出現した光の柱に飲み込まれた二人は惑星ガイアに転移されてしまう。
【TVアニメシリーズ スタッフ】
企画:サンライズ/原作:矢立 肇・河森正治/スーパーバイザー・シリーズ構成:河森正治/キャラクターデザイン:結城信輝/メカニカルデザイン:山根公利/デザイン協力:前田真宏・幡池裕行・武半慎吾・石垣純哉/アニメーションディレクター:逢坂浩司/メカニカルディレクター:佐野浩敏/色彩設計:中山しほ子/美術監督:東 潤一/撮影監督:桶田一展/音響監督:若林和弘/音楽:菅野よう子・溝口 肇/監督:赤根和樹/製作:サンライズ 他
【TVアニメ キャスト】
神崎ひとみ:坂本真綾/バァン・ファーネル:関 智一/アレン・シェザール:三木眞一郎/メルル:大谷育江/フォルケン・ファーネル:中田譲治/ディランドゥ・アルバタウ:高山みなみ/ミラーナ・アストン:飯塚雅弓/ドライデン・ファッサ:小杉十郎太/モグラ男:茶風林/ジャジュカ:辻谷耕史/ドルンカーク:山内雅人 他
●劇場版『エスカフローネ』(2000年6月公開)
【解説】
1996年に放映され、好評を博したTVシリーズ『天空のエスカフローネ』を同じメインスタッフで製作した劇場作品。骨格はそのままに、メインキャラクターや物語は大幅に変更されており、TVシリーズとはまた異なった物語を楽しむことができる。日米韓の共同制作作品。
【あらすじ】
東京に暮らす神崎ひとみはごく普通の高校生だったが、生きる意味を見失い自分なんて消えてしまえば良いと思っていた。そんな彼女の前に現れた謎の男が、どことも知れない異世界へひとみを跳ばしてしまう。そこはガイア――ヒトと獣人が共存し、剣と魔法が支配する、血と暴力に彩られた神話的な世界。巨大な鎧を巡る熾烈な闘いに巻き込まれ、自分の国を滅ぼされた若き王バァンとの出会いが彼女の運命を大きく変えていく。
古よりガイアに存在する、巨大な鎧――その名はエスカフローネ。ひとみが現れるまでは石像となって眠りについていた。その強力な力は古代ガイア界を滅ぼしたと言われるが、真の力はだれにも分かっていない。竜族という数少ない種族の乗り手と、幻の月から来た〝翼の神〟の間に共鳴がなければ命が宿らないという。それゆえ人々からは〝竜の鎧〟と呼ばれている。また、この世界に伝わる歌によると、「翼の神は竜の鎧を蘇らし、ガイアを新たな世界へと導く・・・」とあるが、その続きには、「竜の鎧は地上の全てを焼き払い、消し去る」ともあるという――。
果たして、ガイアの命運は? ひとみとバァンの想いは、世界を救う事が出来るのか?
【劇場版スタッフ】
原作:矢立 肇・河森正治/監督:赤根和樹/脚本:山口亮太・赤根和樹/音楽:菅野よう子・溝口 肇/キャラクターデザイン&アニメーションディレクター:結城信輝/メカニカルデザイン:山根公利/セットデザイン:武半慎吾、佐山善則/色彩設計:中山しほ子/作画監督:逢坂浩司/メカ作画監督:佐野浩敏・杉浦幸次/美術監督:東 潤一/音響監督:亀山俊樹/撮影監督:桶田一展/製作:サンライズ・バンダイビジュアル 他
【劇場版キャスト】
ひとみ:坂本真綾/バァン:関 智一/アレン:三木眞一郎/ソラ:飯塚雅弓/メルル:大谷育江/ディランドゥ:高山みなみ/フォルケン:中田譲治/ミラーナ:武田亜希/モグラ男:茶風林 他
©サンライズ ©2000 サンライズ・バンダイビジュアル
▼作品公式HP
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▼サンライズワールド 公式X
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