祝・妹の日!大人気青春ラブコメディ!『妹さえいればいい。』最速先行上映会レポート
小学館・ガガガ文庫刊行、シリーズ累計85万部(既刊7巻)を誇る、平坂 読(『僕は友達が少ない』)の大人気ライトノベル『妹さえいればいい。』が待望のTVアニメ化! 2017年10月8日(日)よりTOKYO MX他にて放送がスタートする本作の最速先行上映会が、9月6日(水)、新宿ピカデリーにて開催された。イベントでは本編第1話の先行上映をはじめ、羽島伊月役の小林裕介さん、羽島千尋役の山本希望さん、可児那由多役の金元寿子さん、白川京役の加隈亜衣さん、三国山蚕役の藤田茜さんら豪華キャスト陣によるトークショーが行われた。そこで今回は、本編上映後に実施されたトークショーの模様をレポートする。
妹愛が溢れるトークショーは、爆笑の連続!
本編上映後にメインキャストが登壇すると、会場からは大きな拍手と熱い声援が沸き起こった。キャスト陣もイベント当日に初めて本編を観たとのことで、熱い盛り上がりを見せる中でトークショーがスタート。司会進行役も兼ねる山本さんが「すごく良いオープニングだったよね」と話し出すと、小林さんも「僕も冗談抜きでウルっときた」と大絶賛。また、自身が演じているキャラクターの紹介コーナーでは、小林さんが「伊月は妹さえいれば何でも大丈夫というラノベ作家で、妹という存在が本当に大好きなんです」と伊月を紹介。続く金元さんは「那由多も小説家です。苦しくて落ち込んでいる時に彼女を救ってくれたのが伊月の小説で、それで伊月のことが大好きなんですけど、ちょっとストレートな愛情表現が多いというか。作中で伊月のことを『しょうがない変態さんですね』と言っていましたけど、お前もだよ(笑)」と鋭い突っ込みで観客たちを笑わせた。加隈さんは「京は普通の女子大生なんですけど、キャラの濃いメンツや才能のある人たちの中で、視聴者の方が一番身近に感じられるキャラクターなんじゃないかなと思います」とコメント。第1話では出番がなく、まだ収録にも参加していないという藤田さんは「蚕は伊月の作品を心から愛している新人漫画家で、可憐で、黒髪で…頭に大きなリボンが付いています(笑)」と含みを持たせた言い方で会場の笑いを誘った。山本さんは「千尋は伊月の弟で、何でもできる万能な子なんですけど、自分の青春を投げ打ってお兄ちゃんの面倒を見ているなんて、本当に良い子だなって思います」としみじみ口にすると、小林さんが「こんなお兄ちゃんのために、ごめんね(笑)」と伊月の代わりに謝罪する場面も。そして、イベント当日(9月6日)が千尋の誕生日だと伝えられると、会場からはお祝いの拍手が送られた。
“お酒”と“ゲーム”は『妹さえ』には欠かせない!
キャラクター紹介のあとは、作品の見どころについて。この作品に欠かせないものの一つが“お酒”ということで、ここからは“お酒”に関するエピソードが語られた。小林さんは「原作には様々な種類のビールが出てくるんですけど、読んでいるとすごく喉が乾いてくる(笑)。なので、アフレコをやっていても、そのお酒に合わせて色々な料理も出てくるので、すごくお腹が空くんです」と話すと、他のキャスト陣からも共感を呼んでいた。収録中に「アフレコが終わった後、どこ行こうか?」という話になることもあったという。そして、もう一つ、この作品に欠かせないものが、ボードゲームなどのアナログゲーム。「みなさん、普段ボードゲームとかされますか?」と聞く山本さんに、「周りに誘われてやったことはあるけど、ハマっているものはない」と答えた加隈さんに対し、藤田さんが「誘われない…」と呟くと、会場からは笑い声が。その後、第1話に出てくる「ウミガメのスープ」という水平思考ゲームを実際にやってみることに。スクリーンに問題が映し出されると、観客も巻き込んで大きな盛り上がりを見せた。
アフレコの収録現場で起きたアクシデント!
アフレコ現場で起きた事件として、加隈さんは「収録中に一回地震で揺れたことがあって、その後ロビーに出たらiPadが置いてあったんです。でも、そこにコーヒーがこぼれていて。しかも、それが平坂先生のものだったので、これは大変だって言っていたら、実はそれ悪戯グッズだったんです」というエピソードを披露。山本さんは「引っかかった人と引っかからなかった人の、心の清さみたいなことを話していたんですけど、その中で一番心が清かったのが、鳥海さんだったんです(笑)」と話すと、会場は大きな笑いで包まれた。
ギャグだけじゃない…声優陣の本作への想い!
楽しかったトークショーも終わりを迎え、最後に一人ずつファンへメッセージを送ることに。藤田さんは「オーディションに受かった時はすごく嬉しくて、なぜかというと素で演じられるからです(笑)。蚕ちゃんが登場したら、ぜひ応援よろしくお願いします」。加隈さんは「ぶっ飛んだ中にもちょっとだけ現実の重みも感じられる作品だなと思っています。みなさんの感想も楽しみにしていますので、色んな形で声を届けて頂けると嬉しいです」。金元さんは「色々な要素が含まれている作品で、恋愛やギャグ、それから小説家としてのお仕事の目線など、働く人たちは共感できる部分もあるんじゃないかなと思います。那由多も突飛なことを言う子ですけど、賑やかで可愛い子なので、愛して頂けたら嬉しいです」。小林さんは「平坂先生はなるべく原作に忠実に、描けない部分は単純に削るのではなく、より酷い形にしてお届けしたいと仰っていました(笑)。一方で、小説家としての想いを語ったりするシーンでは、本当に細かなニュアンスが求められる刺激的な現場です。この熱意はみなさんにも届くと確信しております」。山本さんは「伊月や那由多は小説家ですけど、声優としても胸にくるものがありました。自分自身を振り返ってしまうというか、そこはきっと誰もが共感できると思います。明日に向かって生きていけるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていてください」。それぞれが作品への期待と熱い想いを語り、トークショー付き先行上映会は幕を閉じた。
左から藤田茜さん、山本希望さん、小林裕介さん、金元寿子さん、加隈亜衣さん
<放送情報>
■TOKYO MX:10月8日より毎週日曜22時30分〜放送開始
■サンテレビ:10月8日より毎週日曜24時30分〜放送開始
■KBS京都:10月8日より毎週日曜23時〜放送開始
■BS11:10月10日より毎週火曜24時〜放送開始
■AT-X:10月14日より毎週土曜23時30分〜放送開始
(リピート放送:毎週火曜15時30分/毎週金曜7時30分)
※放送日時は変更になる場合があります。
<CD発売情報>
OP主題歌「明日の君さえいればいい。」歌:ChouCho
2017年10月25日発売
¥1,200(税抜)
発売元:ランティス
ED主題歌「どんな星空よりも、どんな思い出よりも」歌:結城アイラ
2017年11月22日発売
¥1,200(税抜)
発売元:ランティス
妹さえいればいい。 公式サイト
©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会