一夜限りのスペシャルイベントが開催!『プリンセス・プリンシパル STAGE OF MISSION』レポート
監督:橘 正紀×シリーズ構成・脚本:大河内一楼×キャラクター原案:黒星紅白×音楽:梶浦由記ら実力派スタッフが集結し、2017年7月から全12話で放送された美少女スパイアクションアニメ『プリンセス・プリンシパル』。そんな本作の一夜限りのスペシャルイベントが、2018年4月29日(日)、千葉・舞浜アンフィシアターにて開催された。イベントには、アンジェ役の今村彩夏さん、プリンセス役の関根明良さん、ドロシー役の大地葉さん、ベアトリス役の影山灯さん、ちせ役の古木のぞみさん、ガゼル役の飯田友子さんら豪華キャスト陣に加え、本作のOP主題歌を担当したVoid_Chords feat.MARUが参加。キャラソンや主題歌のライブコーナーをはじめ、キャスト陣の生アフレコによるピクチャードラマやトークコーナーなど、大いに盛り上がった『プリプリ』初のライブイベントの模様をレポートする。
OP主題歌で会場内のボルテージは一気にヒートアップ!
イベントの幕開けを飾ったのは、Void_Chords feat.MARUによるOP主題歌「The Other Side of the Wall」(TV Size)。圧倒的な歌唱力と生演奏の迫力で、会場全体を一気に『プリプリ』の世界へと引き込んだ。大きな盛り上がりを見せる中、制服姿に身を包んだキャスト陣がステージに登場すると、観客からは割れんばかりの歓声が上がった。観客に向けて一人ずつ挨拶し、イベントへの意気込みなどを語るキャスト陣。今回のイベントでチーム白鳩に課せられたミッションは、会場に集まった約2000人のファンを楽しませること。チーム白鳩は歌やトークを駆使して、ミッションコンプリートを目指していく。
観客たちのケイバーライト(!?)が会場を緑色に照らす!
最初のミッションは「キャラソンライブ」。アンジェ役の今村さんは「Take Me Up Higher」、ベアトリス役の影山さんは「リトルブレイバー」、ちせ役の古木さんは「閃光刀歌」&「もひとつまわして」、ドロシー役の大地さんは「Under the Moonlight」、プリンセス役の関根さんは「Into the Sky」を熱唱。また、ドロシー役の大地さん&ベアトリス役の影山さんの2人は「moonlight melody」も披露した。さらに、チーム白鳩はED主題歌「A Page of My Story」と、そのカップリング曲「Shoot Your Heart Out!」の2曲を歌い上げた。楽曲の合間には本編映像と新規音源によるキャラクターPV&ショートモノローグがスクリーンに流れ、趣向を凝らした演出でファンを楽しませた。
▲ドロシー役:大地 葉さん
キャラソン後は、本作の楽曲を手掛け、Void_Chordsとしてライブの生演奏を担当した高橋諒さんも加わり、キャスト陣のトークコーナーへ。高橋さんは「たくさんの曲を一日で演奏させて頂いて、改めてジャンルの幅が広いキャラソンだなと。本当に疲れました(笑)。でも、キャストの皆さんが見事に歌いきってくれて、素晴らしいパフォーマンスだったと思います」と賛辞を贈り、キャスト陣を労った。また、橘正紀監督からのメッセージでは各キャストへ感謝の想いが綴られた。
ムチャ振りすごろくは罰ゲームもむちゃぶりだった!?
続いてのミッションは「舞浜版 チーム対抗 ムチャ振りすごろく」。これは公式WEBラジオ番組「プリプリ・秘密レポート」内でお馴染みのスパイ活動「ムチャ振りすごろく」のイベント版。今回は今村&関根チーム、古木&影山チーム、大地&飯田(MC)チームによるチーム対抗戦。サイコロを振って、止まったマスに書かれている任務をペアで協力して遂行し、ゴールを目指していくというもの。1位以外のチームには罰ゲームが用意されているとのことでキャスト陣の表情は真剣そのもの。そんな中、様々なミッションをクリアして見事優勝したのは今村&関根チーム。負けた2チームは罰ゲームとして苦丁茶を一気飲みすることに。しかし、なぜか紙コップは6個用意され、優勝した今村&関根チームも結局飲み干すはめになり、会場は笑い声に包まれ大いに盛り上がった。
キャスト陣の生アフレコと新規イラストで展開したピクチャードラマ!
次のミッションは「ピクチャードラマ」。今回のイベント用に書き下ろされた完全オリジナルストーリーで展開する新作ピクチャードラマでは、キャスト陣の生アフレコと新規イラストで、本編とはまた違ったキャラクターたちのエピソードが描かれた。
朗読劇終了後には、Void_Chords feat.MARUによるOP主題歌カップリング曲の「Drive My Fate」が披露され、観客から大きな拍手が贈られた。キャスト陣が再びステージに登場し、宣伝告知コーナーへ。本日のイベントの模様を収録したBlu-rayの発売情報や、アプリゲームの最新情報が発表される中、なんと続編制作決定の文字と共に特報PVがスクリーンで上映され、会場からはこの日一番の歓声が上がっていた。司会進行を務めた飯田さんと大地さん以外のキャストは事前に知らされていなかったらしく、残りのメンバーはステージ上で喜びと驚きの表情を見せていた。
観客たちの熱い声援でミッションコンプリート!
最後は、Void_Chords feat.MARUがイベント冒頭で披露したOP主題歌「The Other Side of the Wall」をフルサイズバージョンで熱唱。
約2時間超に渡って開催されたイベントも終了の時間を迎え、イベント出演者から一言ずつコメントが贈られた。高橋さんは「主題歌のみならず、キャラソンも書かせて頂いて、皆さんの前で披露することができて自分にとっても嬉しい一日になりました」。MARUさんは「こういうイベントで歌うというのは初めての体験だったので、私自身ドキドキワクワクしていました。皆さんの熱意やパワーを肌で感じることができて嬉しかったです」。飯田さんは「迫力のあるOP主題歌、可愛くて格好良いキャラソンやED主題歌、私も皆さんと同じ気持ちで楽しんでおりました。今日はガゼルとしてイベントに参加することができて本当に幸せでした」。
▲ガゼル役:飯田友子さん
古木さんは「続編の制作が決まったということですが、さっきまでサイコロとか振っていたので頭が全然追いついてきていません(笑)。これからもみんなで盛り上げていければと思っていますので、応援して頂けると嬉しいです」。影山さんは「続編だって続編、みんな聞いた。おかしいと思ったの。ステージ回るし、バンドいるし、バックダンサーもいるし、力入り過ぎじゃないかなって(笑)。続編でも精一杯頑張りますので、これからも応援宜しくお願いします」。大地さんは「こんな大きなステージで皆さんの前で、ドロシーとして歌うことができて本当に楽しかったですし、幸せでした」。関根さんは「監督から嫌われるキャラかもしれませんと言われ、不安になりドキドキしながら、初めての収録に臨んだことを今でも覚えています。でも、出演者の方々にいつも支えて頂いて、今日もファンの皆さんの力を一杯頂いて、本当にありがとうございました」。今村さんは「ライブがまさかのトップバッターで、一瞬マジかよって思いましたけど(笑)、ステージで皆さんの顔が見えた時に、何て幸せなんだろうと実感することができました。この場にいる皆さん、そして『プリプリ』を愛して応援してくださっている皆さん、心の底から感謝の言葉を言わせてください。本当にありがとうございます」。最後は、出演者と観客全員で「ミッションコンプリート」と合唱し、メインキャストが一堂に会した一夜限りのスペシャルイベントは幕を閉じた。
<上映情報>
プリンセス・プリンシパル 全6章
2019年劇場公開!
TVシリーズ最終話のその後を描く完全新作。ぜひご期待ください!
<Blu-ray&DVD発売情報>
プリンセス・プリンシパル STAGE OF MISSION
2018年11月22日発売
Blu-ray:¥7,000(税抜)
プリンセス・プリンシパル vol.1〜6<全6巻>
好評発売中
Blu-ray特装限定版:各¥7,000(税抜)
DVD:各¥6,000(税抜)
プリンセス・プリンシパル 公式サイト
©Princess Principal Project