大きな話題を呼んだ第1作目の公開から約1年。劇場版3部作の第2作『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が絶賛上映中! そんな中、本作の公開記念舞台挨拶が、2018年11月11日(日)、新宿バルト9にて開催された。本編上映後に実施された舞台挨拶には、石井・風花・アネモネ役の小清水亜美さん、エウレカ役の名塚佳織さん、レントン役の三瓶由布子さんらキャスト陣に加え、監督の京田知己さんら豪華ゲストが登壇。さらに、主題歌「There's No Ending」を担当したRUANNさんのスペシャルライブも披露された舞台挨拶の模様をお届けする。
ここで、本作の主題歌「There's No Ending」を担当したRUANNさんが登場し、アネモネの不安の中にある期待を書いた主題歌を生披露することに。ノビのある歌声、キレのあるダンス、大迫力のパフォーマンスにゲストを含めた場内の全員が魅了された。客席から万雷の拍手が起こり、小清水さんは「10代の頃にアネモネと出会って、ずっと演じてきました。“私は今、私を生きている”という歌詞を聴いて泣きそうになりました。そういう生き方を選べなかった子が、今回は自分らしく生きられているので、すごくグッときました」と感極まった様子で語った。思わず落涙してしまった三瓶さんは「好きです」と一言だけコメントし、場内は笑いと共に拍手に包まれた。
アネモネ愛たっぷりの第2弾が遂に全国公開!
フォトセッションを挟んで舞台挨拶も終わりが近づき、ゲストが一人ずつファンへ向けてメッセージを届けていく。「『There's No Ending』も宜しくお願いします。今日はありがとうございました」とRUANNさん。「TVシリーズから考えると、ここまでアネモネがフィーチャーされた作品ができるなんて、皆さんのアネモネ愛をヒシヒシと感じております。第3弾に続く物語を存分に楽しんで頂いて、私も一緒に期待しながら第3弾を待ちたいと思います」と三瓶さん。「エウレカが『絶対に離さないからね』と言って、一瞬レントンが出てくるカットが個人的にすごく好きです。実際に胸がギュッと締め付けられながら、あの場面のアフレコをしました。皆さんにも好きなシーンをいっぱい見つけて頂いて、アニメーションとしての面白さを映画館で存分に味わって頂きたいです」と名塚さん。「劇場版3部作のうちの1本で、アネモネという看板を頂けたことが何より夢のようです。こうして皆さんに観て頂けて、本当に“アネモネ、良かったね”という気持ちでいっぱいです。主題歌に、アネモネのこれまでと今回のストーリーも引っくるめた全てが詰まっていると思います。ぜひ本作を堪能して頂いて、第3弾に気持ちは向けつつ、ずっと『エウレカセブン』を好きでいてくれたら嬉しいです」と小清水さん。そして、京田監督が「この3部作の中で一番大事だと思っているのは、デューイというキャラクターの存在です。TVシリーズの時にやりきれなかった、彼の行動原理といった部分を今回はきちんと描こうと思いました。脚本や絵コンテがあと1日早ければ、亡くなられた辻谷(耕史)さんに演じて頂けたんじゃないかと未だに思っています…。役を引き継いで頂いた藤原(啓治)さんにはすごく感謝しています。第2弾を観て感じた様々な想いや希望を皆さんに持って頂いて、第3弾まで待って頂けると嬉しいです」と締め括り、公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。