レポート　|　ラブライブ！スーパースター!!

2024.8.9 UP

全国7都市20公演完走！新情報も解禁！『ラブライブ！スーパースター!! Liella! ユニットライブ＆ファンミーティングツアー 心・技・体！極上大冒険!!』ファイナル公演イベントレポート

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ラブライブ！シリーズの第4作『ラブライブ！スーパースター!!』に登場するスクールアイドルグループ・Liella!（リエラ）のユニットライブ＆ファンミーティングツアーが、2024年5月3日（金・祝）の愛知公演を皮切りに全国7都市で開催された。本ライブツアーを締め括る最終章・神奈川公演が、8月3日（土）・4日（日）にKアリーナ横浜にて開催され、笑いの絶えないトークパートや大熱狂を生んだライブパート、TVアニメ3期の新情報の発表などで大いに盛り上がった。本記事では2日目公演をレポートする。

客席を練り歩きながら「プライム・アドベンチャー」で登場！

アタック映像の後、客席袖から姿を現したのは伊達さゆり（澁谷かのん役）、Liyuu（唐 可可役）、岬 なこ（嵐 千砂都役）、ペイトン尚未（平安名すみれ役）、青山なぎさ（葉月 恋役）、鈴原希実（桜小路きな子役）、薮島朱音（米女メイ役）、大熊和奏（若菜四季役）、絵森 彩（鬼塚夏美役）、結那（ウィーン・マルガレーテ役）、坂倉 花（鬼塚冬毬役）の11人。観客の近くを練り歩きながら「プライム・アドベンチャー」を歌唱してファンを歓迎した。ユニット毎に自己紹介を行った後、観客へ好きなアルファベットや数字といった独特な問いかけを行ってファンとの交流を楽しんだ。その後、本イベントのタイトルコールでトークパートがスタート。

仲良しな雰囲気で大盛り上がりのトークパート！

キャストたちは横並びのテーブルにそれぞれ着席。Liyuuが本ツアー中にKALEIDOSCOREのメンバーで写真や動画をたくさん撮ったことを話し、「皆さんぜひ“#KALEIDOSCOREの日常”で検索してください」と呼び掛けた。ファンからのお便りを紹介するコーナーでは、「各ユニットの新衣装の好きなところ」について聞かれ、伊達がCatChu!の衣装がダークな印象から赤と黒のチェックで可愛らしい雰囲気に変わったことをアピール。するとLiyuuがCatChu!の髪形の変化を指摘し、「私たちも猫耳風な髪形にしてみたい！」と羨ましそうにコメント。黒地にイエローが特徴的な5yncri5e!の衣装について、メンバー5人ともヘソ出しデザインであるのを受けて、絵森が「お腹に顔を描いてみるのはどう？」とお茶目に話すと客席から拍手が起こった。結那は、他のユニット衣装にユニット名が入っているのが格好良いと話し、いつか自分たちの衣装にもKALEIDOSCOREの文字を入れたいと語った。続いて、Liella! CLUB 2024入会特典楽曲「アイコトバ！」のジャケットのようにメンバーで写真を撮ってほしいというお便りを受けて、急遽ステージ上で集合写真を撮ることに。伊達がスマホを手に、全員が入るように自撮りで撮影。楽屋裏のようなワイワイした様子をファンも微笑ましく見守っていた。次のお便りでは、ファンの要望でメンバーが1人ずつカメラの前で可愛いポーズ（きゅるんポーズ）をすることに。ペイトンがカメラを持って順番に回っていくと、キャストたちは恥ずかしそうにしたり、ノリノリでやったりと一人ひとり異なったやり方で行う毎に、会場からは割れんばかりの歓声が響いた。ちなみに、このトークパートが予想以上に盛り上がったため次に予定していたチームワークパートが無くなる事態となったが、ファンは大満足の様子だった。

多彩なスタイルで盛り上げるミュージックパート！

幕間ドラマの後、ライブがスタート。最初に登場したのは伊達、ペイトン、薮島によるCatChu!。「オルタネイト」「全力ライオット」を身体の奥底から響かせるような力強い歌声で披露すると、続いてLiyuu、青山、結那によるKALEIDOSCOREが「カメリアの囁き」「ベロア」を艶のある歌声で伸びやかに歌い上げた。次に岬、鈴原、大熊、絵森、坂倉による5yncri5e!がクールなダンスミュージック「Thank you Good morning」「A Little Love」を躍動感あるパフォーマンスで披露。その後、CatChu!で「ディストーション」、KALEIDOSCOREで「ニュートラル」、5yncri5e!で「Jellyfish」を1曲ずつ届けると、続いてソロパートへ。

白の衣装に着替えた伊達が溢れんばかりの笑顔で「心キラララ」を楽しそうに歌うと、ピンクと黒のレースが可愛い衣装の絵森が「Eyeをちょうだい」をノリノリで歌唱。会場を煽って視線を独り占めした。続いて黒のシックな衣装で大熊が「ガラスボールリジェクション」をクールにパフォーマンス。途中から深紅の衣装を身に纏った薮島が加わり、呼吸ぴったりのダンスで魅了した。続いて青山が「リバーブ」を歌い会場を楽曲の世界観で包み込むと、結那が「エーデルシュタイン」をパワフルに歌唱して観客を圧倒した。

その後、「Jump Into the New World」の楽曲衣装に着替えたLiella!が登場し、11人で「Jump Into the New World」「キラーキューン☆」「FANTASTiC」を畳みかけるように披露。観客への煽りも完璧で歓声をほしいままにしていた。曲の後のMCパートで水分補給をしつつ、伊達がこの後のパフォーマンスで（周囲に気を付けつつ）タオルを回してほしいと伝えると、客席から期待の歓声が沸いた。

テンションMAXで駆け抜けたラストスパート！

岬が「皆もっと熱くなれるか〜！」と呼び掛け、イントロで歓喜の声が起こったのは「常夏☆サンシャイン」。キャッチーなメロディと花火の噴射も相まって熱気がぐんぐん上がり、続いて「ノンフィクション!!」と新曲の「アイコトバ！」を繰り出し、観客たちもタオルを回しながら大興奮。その後「What a Wonderful Dream!! ～最終章 Ver.～」を堂々と歌い上げると、爽やかに汗を光らせながらステージを後にした。

最高の一体感を生み出したアンコール！

幕間ドラマの後、伊達、Liyuuの“クーカー”で「Tiny Stars」が始まると、観客は感動的な面持ちでじっと聞き入っていた。再び幕間ドラマの後、「Second Sparkle」の衣装に身を包んだLiella!が 11人で「Second Sparkle」「シェキラ☆☆☆」を華やかに歌い上げた。

ライブを振り返って、結那は「（ソロ曲の）「エーデルシュタイン」をステージの2階で歌った後、1階に下りてLiella!と一緒に「Jump Into the New World」を歌う流れにすごくグッときました。今までやりたいことを叶えてきましたが、今はLiella!の一員として歌っているマルガレーテちゃんがすごく見たいです！」。大熊は「常夏☆サンシャイン」が終わった後、「暗転の中でかのんちゃん（伊達）がちぃちゃん（岬）に抱き着いて『ちぃちゃんよくやった！』と称えているのを見て、『かのちぃ』の解像度が上がり幸せな気持ちになりました。『尊すぎてしんどい』です！」と話して笑いを誘った。鈴原は本ツアーで初披露となった「Thank you Good morning」の歌詞について、「『たった一言が人生変えちゃうこともある』と歌っているんですが、本当にその通りだと思います。落ち込んでも、皆さんのコメントや声援が私の気持ちを一瞬で変えてくれます。いつもありがとうございます！」と感謝を伝えた。ペイトンは「前よりも一層Liella!の絆が深まった気がします。心から大好きと思える仲間とステージに立てるのはすごく素敵だなと感じました。もう…大好き！」と感無量な表情で語った。Liyuuは「2ndライブぶりに「Tiny Stars」の衣装を着て披露させていただきました。今日は会場の端から端まで移動しながらパフォーマンスできて幸せでした。TVアニメ3期はリアルタイムで観てほしいです！」。伊達はソロ曲の「心キラララ」の衣装がかのんのソロ曲「Free Flight」の衣装で、同じくかのんのソロ曲である「青空を待ってる」の楽譜がプリントされていることを話し、「（歌いながら）かのんちゃんの成長を感じることができました。Liella!の皆には本当に感謝しています。また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています！」。岬はこれまで「常夏☆サンシャイン」の曲が始まる直前に伊達の手を握ったことがあると前置きし、「今日、久々に握りました！　握った瞬間パワーがぶわーっと駆け巡りました。皆の笑顔が眩しくて私も楽しかったです。また皆で熱くなれるライブをできたらと思います！」。青山はソロ曲「リバーブ」の衣装が「微熱のワルツ」を披露した時に着ていたものだったことを明かし、「久しぶりに着たのですが、あの衣装を着ると背筋が伸びるんです」とコメント。さらに、トークパートの「きゅるん選手権」が上手くできなかったと落ち込んだ様子で「次の機会に向けて練習しようと思いました！」と意気込みを語った。薮島は1公演目を終えた後、他のユニットのパフォーマンスのクオリティの高さに悔しい思いをしたことを語り、「でも11人でできるのは楽しくてやっぱりいいなと思いました。もっと前へ突き進んでいきたいと思います！」。絵森はソロ曲「Eyeをちょうだい」について、「このツアーで7回歌ったのですが、全部違うものにしたいと思っていました。回を重ねるごとに進化していけたんじゃないかと感じます」。また、8月7日が鬼塚夏美の誕生日ということで、「夏美ちゃんに誕生日プレゼントをあげるつもりでパフォーマンスしていました。皆さん本当にたくさんの『Eye』と『愛』をありがとうございました！」。坂倉は「デビュー当時は、TVアニメに登場していない冬毬をこんなに愛してくださるとは思っていなかったです。Tシャツを着てくれたり、イラストを描いてくれたりといつも応援をありがとうございます。10月から始まるTVアニメ3期も見守ってくれたらと思います！」と笑顔で語った。

挨拶が終わると、サプライズで鬼塚夏美の誕生日のお祝いが始まり、キャストの呼び掛けで会場がメンバーカラーのオニナッツピンクに染まった。観客がラブライブレードを蝋燭に見立てて掲げ、絵森が端から息を吹きかけて消していく。感動的な一幕に、絵森も涙を滲ませながら喜んでいた。その後、TVアニメ2期ED主題歌「追いかける夢の先で」を歌い、挨拶をしてステージを去ると、まさかのWアンコールで「TO BE CONTINUED」がスタート。大歓声と拍手が響き渡り、観客も喜びを爆発させて楽しんでいた。キャストがステージを去ると、TVアニメ3期キービジュアル＆PVが初公開となり、3期OP＆ED主題歌の同時発売やリリースイベントなどの新情報も発表され、会場が歓喜に沸いたまま本イベントは終幕となった。

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灼熱に負けない熱いライブで盛り上がったDay2！

ユニットライブ＆ファンミツアーとは思えないほどの盛りだくさんの内容で駆け抜けた最終章神奈川公演 Day.2。多彩な魅力をアピールしたユニット曲や、個々の成長を感じさせたソロ曲など、一段とパワーアップした姿でファンとの絆を深めていた姿が印象的だった。Liella!の輝きと観客の熱気が溶け合った夢のようなライブの余韻に浸りながら、NHK Eテレにて10月6日(日)より放送されるTVアニメ3期を楽しみに待ちたい。

ギャラリー

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