『天体のメソッド』プレミアムイベントレポート
上空に謎の円盤が浮かぶ「霧弥湖町」を舞台に、そこに引っ越してきた中学3年生の少女と謎の少女の2人を中心とした一生忘れられない時間を描いた『天体のメソッド』。4月26日(日)に開催されたプレミアムイベントの夜の部をレポートする!
左から夏川椎菜さん、水瀬いのりさん、豊崎愛生さん
出だしから会場は一体感に
イベント開始時間10分前。乃々香役の夏川椎菜さんとノエル役の水瀬いのりさんの前説が会場に流れると、それだけで会場は騒然。これから始まるイベントへの期待がみなぎっている。
そしていよいよ開演。
キャラクターを紹介した映像に続いて、イベントMCを担当する古宮乃々香役の夏川椎菜さんとノエル役の水瀬いのりさん、そして、水坂柚季役の豊崎愛生さん、水坂湊太役の石川界人さん、椎原こはる役の佳村はるかさん、戸川汐音役の小松未可子さんが登場すると、会場は大歓声に包まれた。
まずは本編の振り返りコーナーから。
キャストそれぞれが、思い出を語る中、石川さんが「中学生の交友関係を思い出しました。そして、改めてノエルは天使だなと思いました」とコメントすると、会場は、この一言に大喝采! 石川さんの言葉にみんな同調したようだ。
自分が演じたキャラ以外で気になるのは?という質問に
豊崎さんが「湊太」と答える。当日の来場者にプレゼントされた生原動画をキャストさんたちも頂いたそうで、豊崎さんの封筒には湊太が入っていたらしい。
「良かったね、湊太が入ってて」の一言に、またしても爆笑。本日黒一点の石川さんもホッとした様子。
左から石川界人さん、佳村はるかさん、小松未可子さん
短かったり、長かったり。思い出のセリフ
そして次は自分以外のキャラで好きなセリフは?というコーナー。
もちろん、そのキャラを演じるキャストさんの声で発表されるのだ。
夏川さんが選んだのは「柚季」のセリフ。
第7話の、お母さんのお墓参り、乃々香と柚季のシーン。
演じた豊崎さんは、「この回では乃々香の葛藤がすごく伝わって、一生懸命な姿が椎菜ちゃんと重なって見えました」とコメントした。
その豊崎さんが選んだシーンは、最終話の「湊太」のセリフ。
演じる石川さんは「自分に戸惑っている湊太。色々悩んだシーンだけど、難しく考えないでやろうと思いました」と振り返った。
次に石川さんが選んだ「こはる」のセリフに会場は大爆笑!
「いらっしゃいませ~!」
「看板娘ですからね。たくさん出てくるけど深いんですよ」という石川さんのコメントに会場も納得。
佳村さんが選んだのは汐音のセリフ。
スクリーンにセリフが出た途端、小松さんからの一言。
「長い!(笑)」
選んだ佳村さんは「乃々香への熱烈な友情あふれるセリフで感動的でした」
小松さんは、ノエルのセリフをセレクト。
水瀬さんはたっぷりためて、「ただいま!」と一言。
「やっぱりノエルのあの笑顔!」という小松さんに、演じた水瀬さんも「ラストシーンの最後のセリフは、1話とリンクしていて。1話は乃々香に“おかえり”、13話では“ただいま”なんです」と感慨深げ。
そして最後、水瀬さんが選んだのは「乃々香」のセリフ。
「ノエルーーーっ!」
このコーナーをしっかり締めたのだった。
ここで、初公開のお知らせ。
Blu-ray最終第7巻の特典映像として、ショートアニメ「ある少女の休日」が収録される事が発表され、一部映像が公開された。
前代未聞!ティッシュの差し入れ
そして次のコーナーは「“そらメソ”ファンが選ぶ、切ない名場面」。
その1:第13話 乃々香とお母さんのシーン。
お母さんとの約束はいつ見ても泣けるシーンに、会場も静かに感動している様子。
その2:第5話 柚季の涙の告白シーン。
柚季がみんなを前に「ずっと謝りたかった」と号泣するシーンに、早くも涙目の夏川さんはボソッと「(こんなに泣けて)MC続けていく自信が無い…」。
その3:第12話 乃々香と汐音の再会のシーン。
この映像を見ながら、スタッフから夏川さんにティッシュの差し入れ。「乃々香が救われた瞬間でした」と涙を拭いながらコメントした。
その4:第11話 ノエルとの別れのシーン。
「みんな大好き!」のノエルの言葉が胸に刺さる。
このシーンは「鼻をすする音がマイクに入らないように苦労しました」とキャストも思い出に残るシーンになったという。
そしてEXバージョンとして選ばれたのが、11話のノエルとの別れのシーン。
会場は深い感動に包まれてこのコーナーは終了した。
お待ちかねのライブコーナー
まずはエンディングテーマ「星屑のインターリュード」を歌う4人組のユニットfhánaが登場。原案・脚本の久弥直樹さんの作品が大好きなメンバーは「天体のメソッド」に関われて本当に嬉しいし、光栄でしたと語り、パワフルなステージを披露。
そして、オープニングテーマ「Stargazer」を歌うLarval Stage Planningが登場。北海道在住の彼女は、北海道をモデルにした作品に関われて嬉しいと語り、エンジェルボイスを披露し、ボルテージはマックスに。
左からfhána、Larval Stage Planning
そしてエンディング。
感動の波がおさまらない中、キャストとアーティストの全員が集合して「天体のメソッド」への愛とこの日を迎えられた感謝の気持ちを語った。
いつまでも続く歓声の中、幕が降り、イベントは終了した。
イベントMC初体験の夏川さん、水瀬さん、お疲れ様でした!
©霧弥湖町観光協会