レポート | コードギアス 反逆のルルーシュI 興道

福山潤、ゆかな、小清水亜美、Iris登壇!劇場総集編『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道』初日舞台挨拶レポート

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一大ムーブメントを築き上げたシリーズの原点『コードギアス 反逆のルルーシュ』が劇場総集編3部作に! その第1部『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ興道』の初日舞台挨拶が、2017年10月21日(土)、東京・新宿バルト9にて開催された。本編上映後に行われた舞台挨拶には、ルルーシュ役の福山潤さん、C.C.役のゆかなさん、カレン役の小清水亜美さんら豪華キャスト陣をはじめ、サンライズプロデューサーの土屋康昌さん、そして主題歌「赤だけが足りない」を担当したIris(アイリス)さんが登壇。そこで今回は、ここでしか聞けない貴重な話が飛び出した舞台挨拶の模様をお届けする。

キャスト陣にとっての『コードギアス』とは?

本編上映後、温かい拍手に迎えられながらゲスト陣がステージに登場し、お待ち兼ねの舞台挨拶がスタート。最初のトークテーマは「それぞれにとっての『コードギアス』という作品の位置付け」について。福山さんは「修行だったような気もするし、苦行だったような気もするし、ご褒美だったような気もする(笑)」と作品に関わった濃密な10年間を言葉にした。ゆかなさんは「私にとってはずっと終わらない旅の途中。そういう意味ではC.C.とちょっと被るところもあるかもしれない」とコメント。小清水さんは「(TVシリーズを収録していた頃に比べると)戦う役というのが随分と板に付いて、『コードギアス』あっての今の私だなと思います」と語り、声優人生を左右した作品との歩みを振り返った。土屋プロデューサーは「この先、10年、20年に向けての出発点とも考えております。現時点での『コードギアス』のマスターピースを世に送り出したいという気持ちでつくりました」と今回の劇場総集編3部作の製作理由について述べた。

Iris(アイリス)さんを主題歌に起用した理由

ここで、主題歌を担当したIris(アイリス)さんが登壇。主題歌を担当することが決まった時の気持ちを聞かれたIris(アイリス)さんは「すごく興奮して一日眠れなかった」とその時の喜びを口にした。土屋プロデューサーは「広い世代に向けて、全世界に向けてと考えた時に、グローバルに活躍するIris(アイリス)さんがうってつけだと思いました。加えて、劇中のキャラクターの想いを美しい形で昇華して頂ける透明感のある歌声というのも決定打でした」と主題歌がIris(アイリス)さんに決まった経緯について語った。

ニコニコしている谷口監督は恐ろしい!?

続いてのトークテーマは「劇場総集編3部作の全編新規アフレコ収録」について。福山さんは思わず「できればやめて欲しかったですね(笑)」とこぼし、ゆかなさんと小清水さんも大きく頷いていた。アフレコ現場について福山さんは「同窓会のような雰囲気もあったんですけど、いざマイクの前に立つと今の実力を測られているようですごく怖かったです」と語った。ゆかなさんは「プロ同士の(仲の良し悪しのことではなく)殺伐とした斬り合いと戦場(笑)」と表現。さらに福山さんは、谷口悟朗監督について「TVシリーズの時は常に戦いに来るような感じだったのに、今回はニコニコしながら(ブースに)入ってきた」と明かし、「戦慄が走りました(笑)」と続けた。小清水さんは谷口監督から「(芝居は)当時をなぞる必要はありません」と言われ、その言葉を真に受けて演じたところ「若くして!」と言い放たれたエピソードを語り、劇場からは拍手と共に笑いが起こる一幕も。その後も苦しくも充実したアフレコ現場のエピソードがキャスト陣から次々と飛び出し、トークは大いに盛り上がった。

それぞれの印象に残っている新規カット

続いては、「『コードギアス 反逆のルルーシュI 興道』の印象に残っている新規カット」について。ゆかなさんは「謎めいたサービスカット」、小清水さんは「カレンの新しい衣装」を挙げていた。福山さんは「ルルーシュがダーツをやっているシーン」について語り、「(劇場総集編3部作として)濃縮されたこの時間で観るからこそ、あがいていたルルーシュが段々調子に乗ってきたことが強調されて、彼の愛らしさを含めたキャラクターをより表してくれている」とまとめた。

笑いの絶えない初日舞台挨拶もいよいよ終幕

最後は、登壇者がファンに向けて一言ずつ述べていくことに。土屋プロデューサーは「この映画はボリューム満点なので今はお腹一杯だと思います。ただ1週間もすればまたお腹は減ってくるので(笑)、上映期間中に改めて足を運んで頂けたらありがたいです」と語った。Iris(アイリス)さんは「この映画は何回観ても飽きないです。主題歌もアニメにピッタリだと思いますので、ぜひ楽しんでください」とコメント。小清水さんは「3本分楽しんで頂くには、やはり1本目を観て頂かないと先に進めないので、ぜひとも楽しんで頂けたらと思います。続きも新規カットを含め、楽しみにしていてください」と語った。ゆかなさんは「皆さんのおかげでこの新たな一歩目を踏み出すことができました」と感謝の言葉を述べ、「これから(TVシリーズから)ちょっとずつ何かが変わっていったりしますので、ぜひ何度かご覧頂きご堪能ください」と続けた。そして、福山さんは「(全編新規アフレコは)大変だ大変だと僕らは口にするんですが、実際にやってみると本当に大変で…(笑)」とコメントしながらも、「昔のものをどうかというよりも今の自分たちがもう一回当時のような熱量でこの壮大な作品をやらせて頂ける、その大変さがむしろ嬉しいといった気持ちで気合いを入れて演じました。この熱を冷まさないまま、ぜひ、Lサイズのポップコーンと飲み物を買って第2部『叛道』も観て頂けると幸いです(笑)」とまとめ、初日舞台挨拶は幕を閉じた。

左から小清水亜美さん、ゆかなさん、福山潤さん、Irisさん、土屋康昌プロデューサー

<上映情報>

コードギアス 反逆のルルーシュI 興道
2017年10月21日(土)より全国79館にて大ヒット公開中!

コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道
2018年2月10日公開!

コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道
2018年5月公開!

コードギアス 反逆のルルーシュ 劇場総集編3部作 公式サイト

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