宮崎駿第1回監督作品の傑作TV シリーズ「未来少年コナン」を紹介!!

宮崎駿のルーツはコナンにある!
1978年4月、宮崎駿が監督を務めるTVアニメ「未来少年コナン」の放送が開始された。これは頭角を現し始めていた宮崎駿が大抜擢された作品。最終戦争後の荒廃した地球を舞台に、恐れを知らない野生児コナンがなおも権力にしがみつく人間たちと戦う、胸躍る冒険アドベンチャーだ。ここに登場するのは動物と心を通わせる超能力少女や、様々な飛行メカ、異変を予知する虫の大群などなど。この時すでに、宮崎アニメの傑作「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」へと受け継がれていく要素がギッシリつまっていたのだ!

NO.1キャラはジムシー? ダイス? モンスリー?
海底につながれ大ピンチのコナンに、ラナが必死で空気を運ぶシーンは、見ているこちらもハラハラする名場面!ラナは足手まといではなく、しばしばコナンの危機を救う勇気あるヒロインなのだ。そしてコナンやラナ以外にも魅力的なキャラが大勢登場。コナンとの超自然児対決(このシーンは爆笑間違いなし!)の後友だちとなるジムシー、敵方インダストリアの女戦士モンスリー、一攫千金を狙うバラクーダ号のダイス船長などなど。コナンとのかかわり合いで次第に変化していく人物描写も秀逸!

つかんだら絶対はなさない”コナンの足技”!?
コナンがおじいと二人きりで暮らす”のこされ島”で、超高層ビルがそびえたつインダストリアで、自然と共存するハイハーバーで、コナンのばか力はさまざまな舞台で発揮される。ランニングシャツに短パン、ハダシの足に武器はヤリ一本。レーザーガンなんて使わないし、ヒーローにありがちな悲壮感もない。大好きなラナのために、ただひたすらガンバルだけ。超能力は使えなくても、コナンには肺活量と腕力、そして人間ワザとは思えない足指パワーがある!?魚を器用につかむ小技から、そびえ立つ塔から飛び降りたり、空飛ぶ巨大要塞ギガントに飛び乗ったりする大技まで。ありとあらゆるところに足指パワーの見せ場が満載だ。

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