春菜はちょっぴり負けん気の強いイマドキの小学5年生。ある日、幼なじみのヒロユキと興味本位でしたのは“くっつけっこ”という遊び。そして、学校で性教育の授業を受け「私、妊娠したかも!?」と思い始めます。大人たちに言えないまま、確実にどんどん大きくなってゆくお腹を抱え、春菜と友人たちは戸惑いつつも、コドモたちだけの力で赤ちゃんを守ることを決意しますが……。
さそうあきら
1961年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。84年講談社ちばてつや大賞を受賞し「シロイシロイナツヤネン」でデビュー。愛やセックス、犯罪、音楽をテーマに、シニカルな視点から現実を淡々と描く作風で知られる。「コドモのコドモ」は04年5月から05年7月まで「漫画アクション」(双葉社刊)にて連載。小学生の妊娠・出産を愛情たっぷりに描き、熱狂的な人気を集め、05年8月、第3巻をもって完結した。主な作品に、99年手塚治虫文化賞優秀賞、第2回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した「神童」「マエストロ」、「俺たちに明日はないッス」、「トトの世界」「タマキトヨヒコ君殺人事件」、「子供の情景」など。最新映画化作品は、2009年9月に公開した「コドモのコドモ」の他、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、大きな話題を呼んだ、滝田洋二郎監督の「おくりびと」のコミカライズがある。
甘利はるな
1996年4月10日生まれ。初オーディションで400人もの中から本作の主役に大抜擢された、まさにシンデレラガール。本作では初演技ながらも、幼くして妊娠するという難役を、キラキラと屈託のない笑顔で見事に演じきっている。出演第2作目の、妻夫木聡主演作「ブタがいた教室」(前田哲監督)でもヒロイン役を務めるなど、今後の更なる活躍が期待される。その他、麻生久美子、宮崎美子、上野樹里など、コドモたちの脇を固める豪華キャストにも注目!
シネマ・シンジケート” とは?
全国のミニシアター、地域型シネコンなど「街なか映画館」が集まり、館主が観客に観て欲しい映画を選定し、“たいせつ”に上映してゆこう、という画期的な取り組み。
BCBJ-3397/169分(本編122分+映像特典47分)
ドルビーデジタル(サラウンド※)/片面2層/16:9(スクイーズ)/ビスタサイズ
※この音源は、DTSステレオ方式で製作された劇場用音源を収録したものです。
※リピート版からは特典が3分になります。
¥3,800(税抜)
初回特典:特製アウターケース
初回映像特典:「コドモのコドモ」メイキングスペシャル
毎回映像特典:劇場予告編、特報