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 マヤン島全景
南海に位置する近代文明と隔離された孤島「マヤン」。 統合軍は、この島の海底に異星人の遺物と推定される異常なエネルギー反応をキャッチしました。
REPORT:01 島に住む住人
何せ今、地球統合戦争が繰り広げられているでしょ。
この島もそんな戦乱に巻き込まれてしまい、大人はみんな兵隊にさせられたり、遠くの街に出かせぎに出てるそうだわ。住人も女性や子供と年寄りばかり。
それと外からの
“文明”が入るのが遅れていたため、電気もろくに使われていないの。調査のときもベースキャンプを張るしかなさそうだわ。
REPORT:02 マヤン島に伝わる“鳥人伝説”
マヤン島にはどうやら伝説が古くから伝えられているみたい。その伝承の言葉の一部がこれ！
「昔、この世の始まりがだったころ。海と風があった。その頃、人は魚だった。ある時、海の上を遥かな天空の星々の間を渡る鳥の人が通りか
かった。鳥の人の大いなる翼に驚き、恐れながらも、魚の人は鳥の人に こう言った。あんたは飛べるだろうけど、海の深さは知らないだろう… なんと悲しい、なんと憐れなものよと笑った。怒った鳥の人は、魚の人の尾鰭を切った！切られた尾鰭からは、足が生え、最初の人ローイカヌ
が生まれた」
この伝承が島に眠る異星人の遺物と関係があるのかは、まだ断定できないけど、何かありそうね。 |  |
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魚の人と鳥の人という言葉がとても気になるわね。 |
 聖なる泉
マヤン島には、「聖なる泉」と呼ばれる場所もあるの。
泉の中央にはシンボルのようなものが立ってるわね。
自然の声を 聞くことができるシャーマンみたいな人がいるという話だし、ここで祈りを捧げるのかしら。
島民の水汲み場としても利用されているのよ。
REPORT:03 海底に眠る異星人の遺物
9年前に南アタリア島に落下した宇宙船ASS-1のもたらしたオーバーテクノロジーによって新しい時空変動レーダー「サイクロプス」が稼動し、マヤン島海域にASS-1と極めてよく似たPCS反応が観測されました。
深海調査班によって、その物体の存在が確認されました。コードネームは「エイフォス」です。 正確な年代は機密事項B-1に属してるので、皆様にはお話できませんが、あらゆる分析の結果、恐らく数万年前以上前の物と推測できます。
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