第1章「マジンガーZ」
TVシリーズ(1972年12月から1974年9月 全92話)
世界征服を企むドクターヘルの野望を砕くため、兜甲児は祖父の残したスーパーロボット、マジンガーZに乗り込み戦う。
スーパーロボットアニメの基本形になった作品。飛行オプションであるジェットスクランダーなどの数多くのメカも登場して当時の子供を熱くさせた。また、半男半女のあしゅら男爵、首が浮いているブロッケン伯爵などのインパクトのあるキャラクターも数多く登場した。
劇場シリーズ(全2作品)
「東映まんがまつり」において公開された劇場新作作品は「マジンガーZ」では全2作品製作されている。その魅力は「デビルマン」などとの夢の共演にあった。
「マジンガーZ対デビルマン」
「マジンガーZ対暗黒大将軍」
第2章「グレートマジンガー」
TVシリーズ(1974年9月から1975年9月 全56話)
古代に滅んだはずのミケーネ帝国が世界征服を開始した。そこに現われた新たな勇者、剣鉄也が操縦するグレートマジンガー!!
最強を誇ったマジンガーZが無残に敗れていく中、グレートマジンガーが圧倒的なパワーで敵を倒していく登場が当時の子供にグレートへの強力なインパクトを与えた。後に渡米していた兜甲児も助っ人として駆けつけてグレート&Zのダブルマジンガーが実現することになる。
劇場シリーズ(全2作品)
「東映まんがまつり」において公開された劇場新作作品は「グレートマジンガー」では全2作品製作されている。この2作品で「マジンガーシリーズ」と、ダイナミックプロが誇るもう一つの代表作「ゲッターロボシリーズ」との夢の共演が果たされた。
「グレートマジンガー対ゲッターロボ」
「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突」
第3章「UFOロボ
グレンダイザー」
TVシリーズ(1975年9月から1977年1月 全74話)
ベガ星連合軍による地球侵略が開始された。かつて故郷を滅ぼされ地球を第2の故郷としたデューク・フリードは地球を守るためにグレンダイザーで戦う。
劇場アニメ「宇宙円盤大戦争」をもとにTVシリーズ化された作品。NASAに留学していた兜甲児が再レギュラー化を果たしたTVシリーズ。ただし、マジンガーにはTVでは一切乗らず、TFOと呼ばれる円盤とダブルスペイザーに搭乗する。さらにボスとボスボロットがゲスト出演するなどファンサービスの話もあった。
劇場シリーズ(全2作品)
「グレンダイザー」の劇場新作作品は原案となった「宇宙円盤大戦争」を除くと全2作品製作されている。「グレンダイザー」のTVシリーズではマジンガーを一切操縦しなかった兜甲児だが劇場シリーズでは初めてグレートマジンガーを操縦した。まさにファンの待ち望んだ作品といえる。
「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」
「グレンダイザー・ゲッターロボG・グレートマジンガー 決戦!大海獣」
第4章「マジンカイザー」
OVAシリーズ(全7話)
兜甲児が手に入れた新たな力。それは神をも倒せる強力のパワーもった危険なロボットだった。甲児はカイザーに乗り込んでドクターヘルの悪の機械獣軍団と戦う。
今までのTVシリーズとは違い、「マジンガーシリーズ」の設定のみを引継いだストーリー構成になっている。そのため、昔のシリーズを見ていなくても問題なく楽しめる。見ていたファンには逆に当時のオリジナル声優が起用されている部分なども見どころだ。
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