監督○神山健治(かみやま・けんじ)
1966年3月20日生まれ。埼玉県出身。スタジオ風雅を経てフリー。当初背景及び美術監督として活躍していたが94年頃からゲームのムービーパートなどの演出で才能を発揮。美術出身の演出家として注目を集める。95年に沖浦啓之監督の誘いにより『人狼JIN-ROH』(00)に演出として参加。代表作に『AKIRA』(88/背景)『魔女の宅急便』(89/背景)『BLOOD
THE LAST VAMPIRE』(00/脚本)など多数。今回の『ミニパト』が初の監督作品となる。
脚本○押井 守(おしい・まもる)
1951年8月8日生まれ。東京都出身。『うる星やつら オンリー・ユー』(83)で映画監督デビュー。実写映画から漫画原作、小説、ゲームとジャンルを超えて活躍する。主な監督作品に『機動警察パトレイバー劇場版』(89)『機動警察パトレイバー2
the Movie』(93)『Avalon』(01)など多数。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)では、米ビルボード誌ビデオセルチャート1位を獲得、海外での評価を高めた。『ミニパト』は久々のギャグ作品である。
キャラクターデザイン・作画○西尾鉄也(にしお・てつや)
1968年6月23日生まれ。愛知県出身。『おそ松くん』(89)でアニメーターとしての活動を始める。以後『幽☆遊☆白書』(92)『THE八犬伝 新章』(95)などで原画を担当、『忍空』(95)でキャラクターデザイン、作画監督を務め頭角を表す。また『人狼
JIN-ROH』(00)ではキャラクターデザイン、作画監督に加え原画も担当。本作では、ほぼすべてのカットを作画する傍ら、オープニングと第2話の絵コンテも手がけている。
3D監督○IKIF(石田木船映像工房)
1979年、東京造形大学在学中に木船徳光と石田園子により結成された映像作家ユニット。様々な手法による実験的なCG制作に取り組み、アナログとデジタル、2Dと3Dといった異なる手法の映像表現の掛け橋的役割を果たしている。また木船は東京造形大学講師、日本アニメーション学会役員なども務める。代表作として『機動警察パトレイバー劇場版』(89/CG)『BLOOD
THE LAST VAMPIRE』(00/3DCGI)など。本作では人形劇風の新たなCG表現に挑戦している。
|