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SDガンダム Blu-rayコレクションボックス発売記念『SDガンダムフォース』アベユーイチ×近藤信宏×鈴木健一 インタビュー

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「SDガンダム Blu-rayコレクションボックス」の発売を記念して、収録作品のスタッフへのスペシャルインタビューを敢行。 第2回目は、フルCGアニメーションで話題となった『SDガンダムフォース』から、監督のアベユーイチさん、副監督の近藤信宏さん、CGテクニカルディレクターの鈴木健一さんの3人に、企画の成り立ちやCGの導入、モーションキャプチャーを使った特殊な映像制作など、当時のスタジオの様子を中心に話を伺った。

──『SDガンダムフォース』には、皆さんはどのような経緯で関わるようになったのでしょうか?

アベ最初は東宝の特撮の助監督から始まって、その後は実写映画の監督を経て、CG映画に関わるようになりました。そこでCG関係の人たちとすごく仲良くなり、円谷プロダクションの『ウルトラマン』関連作品で仕上げや合成、CGなどの撮影が終わった後の作業を全般的に仕切るような仕事をするようになりました。その際に、後に『SDガンダムフォース』のCGプロデューサーを務めることになる松野美茂さんと仲良くなりまして。松野さんから連絡をいただいて、富士急ハイランドの『GUNDAM THE RIDE‐宇宙要塞A BAOA QU‐』の導入パートの制作に参加し、そこから『SDガンダムフォース』に繋がった感じですね。

近藤サンライズとの関わりは『魔神英雄伝ワタル』という作品で監督を務めた井内秀治さんに呼ばれて参加して、その後も作品を手掛けていました。そんな中で、プロデューサーの堀口 滋さんから『GUNDAM THE RIDE‐宇宙要塞A BAOA QU‐』の依頼がありまして、本編の監督、絵コンテ、演出を担当しました。そこで3DCGなどにも初めて接しまして。その後『SDガンダムフォース』があるということで、そのまま参加していった形です。

鈴木僕は当時イメージスタジオ109という会社にいまして、そこで堀口さんが関わっていた『GUNDAM EVOLVE』という作品に参加しまして。その流れで『SDガンダムフォース』の方にも加わった形です。

──『SDガンダムフォース』は日米で放送するということから動き出した企画ですが、企画的にはどのような形からスタートしたのでしょうか?

近藤最初はSDガンダムがハウスキーパーになるような企画を作ったところ、アメリカ側からNGが出たのを覚えていますね。

アベキャプテンガンダムが駄菓子屋を営業しているような、ちょっと緩い作品を作って欲しいと言われたような気がします。そんな形の企画を進めたところ、アメリカ側から「違う」と言われて。そこから企画を練り直して今の形になっていったような気がしますね。先ほど近藤さんが言われたベビーシッターやハウスキーパーがダメとなった後に、完全ギャグ路線じゃないものにシフトしていった感じですね。

鈴木その裏で、僕はCGのテストをずっとやっていました。そうした企画会議と並行して、よくお二人がCGをチェックしにいらしていたのを覚えています。

アベアメリカ側の誰がダメを出したのかはちょっと判らないですが、バンダイにいた岡崎聖さんという担当の方が、熱いものを欲しがるタイプの方だったので、岡崎さんの意見も取り入れてシリアスな方向にシフトしたのかもしれないですね。CG的な制約を考えると、駄菓子屋さんのような作品だと毎回小物とか作るのは大変なので、もうちょっとストーリー性があってお話が盛り上がるものにした方がいいという方向に行ったような気がしますね。

──時間や空間を越えるなど、SDガンダム作品ながらも設定などが複雑な作品となっていますが、そのあたりのストーリーラインはどのようにまとまっていったのでしょうか?

近藤阿部さんの趣味と堀口さんの設定好きが中心な気がしますが、みんなSFの嗜好があったのであのような形になっていきましたね。

アベ僕というだけじゃなく、近藤さんもSF大好きでしょ(笑)。みんなそっち方向が大好きだったので、話が進むと誰も止める人がいなかったんですね。ストーリーに関しても、楽しく作ったなという感じで。僕がアイデアを思い付いたらすぐに近藤さんに話をして、意見をもらうというやり取りがメインだったんですが、そのうち、辺り構わずみんなに意見をもらうようになって。その一方で、本編の最後に付けていた『ザコザコアワー』は、尺を短くするためにミニコーナーを作ったものの、後半はストーリーが複雑になって、だんだんわかりづらいところが出てきたから、それを補強するようなことを喋らせていたような気がしますね。コメディで世界観を補強するという感じでやっていました。

鈴木作品の補強と、当時僕たちが置かれていたスタジオの環境をミックスしてみせたのが『ザコザコアワー』でしたね。みんなの気持ちの抜き所というか、楽しくやれるところを作ったという感じで。

アベ確かに、内容はいろいろと濃かったような気がしますね。いっぱい盛り込んでいたから。ロボットものだから、ロボットものの全部の要素を入れようみたいなことを考えていたような気がします。どんどんパワーアップするガンダム的要素とか。あとは、「ロボットものの全ての要素が入っている」と言われたので、『鉄腕アトム』を参考資料として随分読んだ記憶がありますね。

──企画が決まってから、デザインなどに合わせてCG制作していったという感じでしょうか?

鈴木いつくかのステップがありまして、最初にイメージスタジオ109でテストしていた頃はデザインが決まっていなかったので、昔サンライズで作ったSDガンダムの3Dモデルを使用して、どんなCGのルックにするか、モーションキャプチャーを当てたらどういう動きになるかというR&Dをしていました。その一方で、アベさんがコンテを描いてパイロット版の制作をして。そういう意味では、本格的に動きだすまで時間がかかりました。新たにスタジオを作って気合いを入れましょう、みたいな感じでスタートして、動きも手でつけていくと大変だからモーションキャプチャーでやりましょうというアイデアもありました。アベさんと近藤さんがストーリーやデザインをやられていて、僕らは1年間4クールという物量をこのスケジュールでどうやったら作れるかという仕事のワークフローを作っていた感じですね。どうすれば成立させられるか、テクニカルなテストをずっと続けていました。

近藤極秘のスタジオで、他のスタジオの人はほとんど場所も知らないし、内容も秘密になっていましたね。

アベスタジオの1階がモーションキャプチャー用のスペースになっていて、結構広くて。スタジオ見学に突然富野(由悠季)さんが来られたり。いろいろありましたね。

鈴木『SDガンダムフォース』は、「全52話(4クール)」で、しかも「フル3D」でというサンライズにとって新な挑戦だった為、専用のパイプラインを新しく作り上げていく必要がありました。今でこそ僕も監督や演出をやらせてもらっていますが、当時はCGディレクターだったので、本来ならばシナリオなどに口を出せる立場には無くて。でも、『SDガンダムフォース』では、ありえないレベルでシナリオに口を出させてもらって。監督のお二人がシナリオを読んで「これ面白いね」と進んでも、「すいません。それはスケジュール的に難しいです。」というような話をさせていただいて。

アベそういう会議があったね。

鈴木会議で「難しい」と言えば、「代替え案はある?」と聞かれて、「こういう形ならできます」というようなやり取りもしましたし、各話でCGのカロリーコントロールをしないと52話まで終わらせることができないということで、そのバランスをとらせてもらったり。そういう意味では特殊な作り方でしたね。今で言うと、演出面で泣いてもらったところは結構あります。

近藤今もそれをやるべきなんですよね。あの頃は手探りで、みんな真摯にやっていたけど、今はCGであれば何でもできると思って投げっぱなしになっている現場がいっぱいある。そういう意味では正しいロジックでやっていたんだなと思いますね。

鈴木演出面で妥協という言葉を使いましたけど、お二人も「アイデアがあったらどんどん出して」と仰ってくれたので、やることができたと思います。

──キャラクターの動きはすべて役者さんが演じる”モーションキャプチャー”で撮られていますが、1話にかけられる時間は他のアニメと比べて多い感じだったのでしょうか?

近藤放送開始までで言うと、トータルで確か1年くらい延びてしまいましたね。だから全体的には時間がかかっています。ただ、実際に放送が始まって、話数が進んでいくと、普通のテレビシリーズよりも効率良く作ることができようになっていきましたね。

鈴木形が決まってからは早かったですね。第2期(第14話~第26話)からはみんなやることが判っていたので、作業も早くて。モーションキャプチャーのデータが上がってからカット制作の作業、ファイナルの絵作りまでがどれくらいでできるか読めるようになったし、画作りも安定していましたからね。むしろ、近藤さんやアベさんの方がストーリーを作るのに大変だったのではないかなと。

近藤それをコントロールする能力がきちっとできていたんだろうね。未だにアニメ業界は、そういうところがダメなんですけど。コントロールする仕組みを考えて作っていたし、堀口さんのシステマチックな思考も良かったんだろうと思います。

──作業をしていて、大変だったと記憶が残っている部分はありますか?

アベ随所にボディブローのように効いてくる大変な部分はあったような気がするんです。僕の主な仕事はストーリーを作るところで、それを見せるという部分では近藤さんに重点が置かれていて。絵コンテは全部近藤さんに見てもらっていました。そういうところで微妙な棲み分けがあったので。僕の方としては、完全オリジナルなので、どうやったら面白くなるかということをずっと考えていて、それが面白かったし、大変な部分だったという気持ちですね。最初の頃は思ったように絵が動いていかないというストレスはありましたが、後半にいくにしたがって思った以上のものになってきましたし。その映像の進化の仕方を見ながら「人の持っているものづくりの能力って凄い」って感じました。そういう意味では、立ち上げた時、みんなでどんな作品を作っているのかわかっていない時期が一番大変でした。

近藤やっぱり、最初はうまくいかない部分が大変だったのと、分刻みのスケジュールがきつかったです。アベさんと一緒に、朝から晩まできっちり予定が決まっていて。アニメの現場もそれは一緒ですが、やはり追われている大変さというか。ただ、やっていることは後ろ向きにはなっていなかったので、今思えばそんなに苦労したという感じではないですね。とても刺激的な現場で、実写に近いモーションキャプチャーを撮るなんてこともやらせてもらえて、普段のアニメの現場とは違う楽しさがありましたね。

アベとにかく、スタッフがなんだかんだ面白くて、真面目な人たちの集まりで、変な人もいっぱいいたんですが、そんなみんなの連携具合が凄く良かった。その最たる人が鈴木君なんですけどね。

鈴木ありがとうございます。でも、本当にスタジオのみなさんはすごく前向きでしたよね。

近藤珍しいスタジオでしたね。

鈴木本当にみんなが真面目に、与えられた仕事以上に頑張っていた印象があります。それが全体的に分刻みで動いていても、誰ひとり文句も言わずにどんどん手分けして回していた感じで。CG部、演出部、制作部がそれぞれのセクションでしっかりと連携を取っていた印象がありますね。毎週、ワークフローの打ち合わせがありましたしね。

近藤作品を作るだけじゃなくて、作品の作り方を作っているという感じで。

鈴木感覚としては船を作りながら出航しているという。浮かぶ部分だけ作って、とりあえず進んで、進みながら船を作るような感じで。

近藤それで最終的に宇宙まで行くような感じだったからね(笑)。

──キャラクターのモーションキャプチャーを撮るという部分は、通常のアニメにはない演出になりますが、そこはアベさんがメインで担当されていた感じでしょうか?

アベモーションキャプチャーは、元々映画やCGでも経験済みだったので、全然わからないわけでもなく、技術スタッフやアクションチームも何人か知っている人もいてくれたので、やり方の部分ではあまり問題は無かったですね。どちらかと言うと、作ったデータをどうCGに落とし込めばCGのめり込みなどが解消できるかという、そっちの作業が大変でした。

鈴木モーションキャプチャーで何カット分まとめて撮るかということに関しては、映画やゲームなどとは違って効率重視だった感じですね。

アベめり込みとかのことも考えて、着ぐるみを着て撮っていたね。

鈴木頭身が低いので、普通の動きをそのまま使うと、移動距離も少ないし、3Dモデル上でめり込みまくって芝居にならないんですよね。それで、着ぐるみというか、スポンジやダンボールの拘束具をつけて「これ以上動かせませんよ」という位置を決めてアクションをしてもらっていましたね。武器も作りましたね。

アベ作ったし、ワイヤーで吊って撮ったりもしていて。

近藤逆に、アニメ的な走りの表現をするのに、いろんなルームランナーで試したりとか、たくさんトライアルしていましたね。

アベアクション監督の谷垣健治さんが関わってくれたりして、アクションをやってくれた人たちは、今も第一線で活躍している人が何人もいますからね。

──キャストも神谷浩史さん、朴 璐美さん、池田秀一さんなどが出演されていますが、収録時の思い出などはありますか?

アベ神谷さんや朴さんはオーディションで選んだんですよね。キャプテンガンダム役の神谷さんは主人公声だということで選んだのを覚えています。収録の時もちょっと気を抜くと感情を込めて喋ってしまうので、とにかく感情を無くして喋ってもらうように言った記憶がありますね。

近藤神谷さん本人も、当時の思い出としてその話はよくしていますね。シュウト君役はなかなか決まらなくて。いろんな方をオーディションさせてもらって、最後の最後に「この人だ」となったのが朴 璐美さんでしたね。池田秀一さんは、決め打ちでお願いしました。

アベ池田さんが演じるコマンダーサザビーは、すごい迫力だったのを覚えていますね。「ザコ」って言わせていいのかなと思っていたら、本気で言っていただけて。池田さんの演技は本当にありがたかったですね。『SDガンダムフォース』のキャラクターは、口パクがわりと曖昧なので、ご自身のタイミングで喋りやすかったのかもしれないですね。

──改めて振り返ってみて、『SDガンダムフォース』はご自身にとってどんな影響がありましたか?

アベ『SDガンダムフォース』は、自分としては監督として初めて関わった長編シリーズなんですよね。2〜3年に渡って関わって、ほぼそれに専任してやれたんですが、当時はその状況がすごく楽しかったです。未だにあんなに楽しかった現場はなかったなという感じですね。非常に能力が高く、面白い人たちが集まっていたし、変な方もいれば、モーションキャプチャーをしてくれた役者さんとのやり取りも面白かった。何より自分が大好きなガンダムのシリーズで、それもオリジナル作品というものをやることができて、現在もあの頃の充実感を引きずっていますね。そして、あの楽しく、充実した感覚を今でもあらゆる現場で求めているところがあります。

近藤アベさんと全く同じような感想ですね。本当に、作品を作る場としてはまさにひとつの理想形があったと思います。作品自体も面白かったし、CG関係や実写関係の方々との付き合いも広がったというのもあります。そして、やればやるほど上手くなっていくという、ひとつの成功体験を持てた気がしますね。アベさんや鈴木さんをはじめ、未だにお付き合いさせていただいている方も多いです。

鈴木やはり、残っているもので大きいのは、あの時にできた人脈ですね。あとは、テレビシリーズをCGで作るとこうなるというのを、4クール全52話という長い形で経験できたのも良かったです。やはり、52話分を作るのは相当に大変でしたが、それをやった結果SIGGRAPH(アメリカ最大のCGの国際学会と展示会)の「sketches」というカテゴリで発表することもできたので、みんなでやってきたことが間違いじゃないというのが結果として表せたのも良かったなと思いますね。

──では最後に、SDガンダム Blu-ray コレクションボックスで『SDガンダムフォース』を楽しもうとしているファンにひと言お願いします。

アベ全52話は結構長くて、大河ドラマのような物量と迫力がありますので、それを見終えた充実感をぜひ味わって欲しいですね。いろんなストーリーやドラマ、感動や笑いを詰め込めるだけ詰め込んだので、エンターテインメント作品の醍醐味も堪能していただければと思います。今観ても、十分に面白い作品だと思っています。

近藤技術的な面では、最初はちょっと拙い部分もありますが、その辺りは見ていけばどんどん育っていきますので、まずはその変化を楽しんでいただければと思います。『SDガンダムフォース』は、パロディではなくて、リアルガンダムと同じ世界観に存在していて、たまたま頭身が小さいガンダムが出ているだけの感じで作っているので、そのように観ていただいてもいいかなとも思っています。細かい設定などを含めて、いろんなネタは振ってありますし、よく観るとCGモデルの使い回しもバレますが(笑)、いろんな見方ができる作品ですので、楽しんでいただけると幸いです。

鈴木20年近く前の作品なので、技術的には今と比べると拙いところも多いと思いますが、アベさんと近藤さんが仰っていたように、お話はとても面白いです。没入して、もう一度見直してもらえると嬉しいなと思います。アベさんの作品は前向きで頑張っていこうという作品が多く、『SDガンダムフォース』はそこに近藤さんの持つ演出の魅力も加わった最高の作品だと思いますので、楽しんでいただければと思います。

PROFILE

アベユーイチ
映画監督、アニメーション監督として実写、アニメを問わずに活躍。『SDガンダムフォース』には監督として参加。代表作に『ウルトラマンメビウス』、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』、実写映画版『テニスの王子様』、『超次元革命アニメ Dimensionハイスクール』などがある。

PROFILE

近藤信宏(こんどう のぶひろ)
アニメーション監督、演出家として活躍。『SDガンダムフォース』には副監督として参加。代表作に『ケロロ軍曹』、『超劇場版ケロロ軍曹』、『少年アシベGO! GO!ゴマちゃん』、『カードファイト!! ヴァンガードGZ』、『遊☆戯☆王SEVENS』、『ムヒョとロージーの魔法法律相談事務所』などがある。

PROFILE

鈴木健一(すずき けんいち)
CGディレクター、アニメーション監督、演出家として活躍。『SDガンダムフォース』にはCGテクニカルディレクターとして参加。代表作に『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ(シリーズディレクター)、『DRIFTERS』、『はたらく細胞』、『Fairy Gone フェアリーゴーン』などがある。

<発売情報>

SDガンダム Blu-ray コレクションボックス(特装限定版)
【プレミアムバンダイ、A-on STORE限定】

2021年11月12日発売
税込価格:¥42,900
品番:BCXM-1665

 


▼商品情報サイト 「SDガンダム Blu-ray コレクションボックス」V-STORAGE通信

▼「機動戦士SDガンダム」公式サイト
https://www.sunrise-inc.co.jp/sd-gundam/
「SDガンダムフォース」公式サイト
https://www.sunrise-inc.co.jp/sd_gundamforce/
「SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors」公式サイト
http://www.sdgundam3gd.net/

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