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TVアニメ『SHY』下地紫野(シャイ/紅葉山テル役)×能登麻美子(スピリッツ役)スペシャル対談

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2023年10月より放送されたTVアニメ『SHY』第1期を収録したBlu-ray(全3巻)が3月27日より順次発売となることを記念して、シャイ/紅葉山テル役:下地紫野さんとスピリッツ役:能登麻美子さんのスペシャル対談が実現!第1期の収録では一緒にアフレコを行うことがほとんどだったお二人。それぞれが演じるシャイとスピリッツと、重なる部分や相反する部分について、第1期の見どころ、また7月から放送開始となる第2期への意気込みなどをたっぷり伺った。

もっと人に寄り添えるようになれたらいいな、なんて勉強させてもらいながら第1期の彼女を演じていた気がします。(下地)

──第1期を経て第2期へ。シャイ、スピリッツの成長や変化を感じた部分はありますか?

下地シャイは歩みはゆっくりですけれど、成長したなというのはすごく感じています。日本のヒーローとしての責任を含め色んなものと心のなかで戦っていたと思うのですが、第1期の第1話で(小石川惟子(CV:東山奈央)ちゃんを無事に助けられなかったことはとても強い後悔があるんですよね。ずっと、あのときできなかったことができれば、という思いが彼女を動かしているもののひとつなんです。今アフレコを行っている第2期でも、そういった思いによって突き動かされるシャイの成長は感じますね。

能登第1期ではお母さんとの物語という大きな核がありました。どちらかというとちょっと引っ張っていくような立場に見えていたスピリッツがシャイちゃんに背中を押してもらい、お母さんからの手紙を読んだことで、自分が愛されていることが分かって。お母さんとのやりとりができなかったことは彼女にとって後悔であり、乗り越えられていないわだかまりがありました。それが実際にツィベタ(CV:沢城みゆき)さん、レターナのお母さんと相対することができて彼女(自身)がより深まったというのでしょうか。深掘りの成長ができたというのは、やはりシャイちゃんが背中を押してくれたところからはじまっているんだなと思っています。

──キャラクターの変化を踏まえた上で、ご自身と重なる部分や相反する部分があれば、ぜひ伺いたいです。

下地オーディションの時からシャイなところなどは似ているとずっと思っていたのですが、演じれば演じるほど違うなって感じています。こんなに人のことを思うことができて、まっすぐにぶつかっていくシャイ、テルちゃんを見ていたら、自分はこんなに素晴らしい人間じゃないなって感じるようになって(笑)。ただ、彼女のように、もっと人に寄り添えるようになれたらいいな、なんて勉強させてもらいながら第1期の彼女を演じていた気がします。

能登私も下地ちゃんと意見が似ていて。大変おこがましいのですが、自分ととても似ていると思っていました。でも、もし彼女のような生い立ちでその人生を送ってきたら、こんなに愛情深く優しい人になれるだろうか…って。尊敬の念がとても強くあるので、似ているというよりも教えてもらうという感じです。

下地そうですね。

能登この作品に出てくるキャラクターって、なんでここまで温かい目線を持てるんだろうと思う人が多くて。番外編みたいな形で「私もお酒が嫌いではない、むしろ好きです」みたいなことは共通点として挙げられるのですが、基本的には似ている似ていないというより、尊敬しているキャラクターというのが正しいかもしれません。

──第1期の収録はお二人で一緒にやることがほとんどだったとのこと。シャイとスピリッツの絡みで印象的なシーンはありますか?

下地全部!

能登ですね。言いたいところがいっぱいあります。

下地頑張って絞るなら(笑)、個人的には第7話でペペシャさんがシャイに「人を励ますときは笑顔で」って言うシーンが好きです。

能登分かる!

下地その後、第11話でシャイがスピリッツに「二人の力があればどんな力にも負けません」と言うのですが、個人的には第7話があったから、この第11話であの言葉が出てきたんじゃないかなと、勝手ながら思っています。すごく好きなシーンです。

能登そのシーンで「背負わせてください!」と言っていて。第1話のときには「とてもそんなことは…」と言っていたシャイちゃんが火災やビルでの出来事を経る中で、今度はしっかりこっちを向いてみたいな気持ちになっているのを感じて。二人のやりとりがすごく印象に残っているシーンです。

下地いいですよね!

能登本当に。

下地二人がどういうきっかけで仲良くなっていったのかははっきり描かれていないけれど、今回の戦いで、よりお互いを信頼するようになっていくところが丁寧に描かれていると思いました。

能登はっきり伝わるところですよね。

よかったなと思うのは「一緒にいたら寒くないよ」というセリフをお互いに掛け合い、繋がり、抱きしめ合えたところ。(能登)

──ジャンルでいうとヒーローアクションとしてくくられるとは思うのですが、この作品で一番大きく描かれているものはなんだと思いますか?

下地第1話の冒頭から言っていましたが、“心”だなと思っています。シャイたちは物理的にも戦うけれど、なぜ相対してしまったのか、相手の心の奥と向き合っていくんですよね。だから“心”を描いている作品だと思います。

能登まさしく! なんか意見が重なってばかりで恥ずかしいのだけど…(笑)。「心が意味を持つ時代でした」というところから始まったので「心なのか」と思いながら原作を読んでいたのですが、喜びが熱量で、怒りが力に、悲しみが正確さに、楽しさが素早さにとか、心を表しているセリフがあって。それぞれが担っているものすべてが心の何がしかに根ざしています。それをヒーローアクションという非常に見やすい形で届けてくれるので、気負うことなく観られる(読める) ように感じています。そのあたりがとても多彩に描かれているなって。印象的だと思うのが、原作のカバーの折り返し。私には毎回非常に刺さるものばかりです。

下地分かります!

能登先生がやりたいことはみんなそれぞれが持っている心の成長や、試練のようなところなのかなと。それをひとことでいうと“心”になるんじゃないかなって。

──“心”を描いているところも含めて、お二人が第1期でイチオシと思うポイントを教えてください。

下地いっぱいありすぎて絞るのは難しいですね…。

能登すごく難しい!

下地第5話の惟子ちゃん回と第8話の氷の故郷編もいいなぁ。

能登私は後半、ペペシャとレターナの話が話数を使って描かれているので、その一連はすごくいいなって思いました。よかったなと思うのは「一緒にいたら寒くないよ」というセリフをお互いに掛け合い、繋がり、抱きしめ合えたところ。自分の言いたいことを全部言ってくれて、ちゃんと背中を押すという、あの構図がすごくいいなと思います。

下地氷の故郷編の親子の絆には、胸が熱くなりますね。後半に、二人でぶつかっていくシーンがあるんですけど、収録で能登さんと一緒に叫んでいたら、どこまでも行けそうだなと思ったんですよね。あのシーンもよかったな。次から次へと好きなシーンが出てきます…。

能登全然絞れない(笑)。スターダスト(CV:三木眞一郎)とのやりとりも好きです。

下地大変でした(笑)。三木さんと一対一でやるのは緊張しましたね。

能登いやいやもう、それは、ね(笑)。

下地スターダストは三木さんですと聞いたとき、言葉にならない緊張感があったのですが、アフレコでは、私が一人で録り直しをしているときもずっと見守ってくださっていて、恐縮しながらも心強く感じました。

──第2期のアフレコがスタートしているとのこと。第2期を楽しみに待つファンの方にメッセージをお願いします!

下地第1期を観ていたみなさんの期待を裏切らないと思いますし、アフレコもみんな揃ってやれているので、お芝居にも期待していただきたいです。新キャラクターも出てくるので、第1期とは雰囲気が変わっていて面白いですし、テンポも早く進んで行くところもあるので違いも楽しめるんじゃないかなと思います。

能登原作を読んでいる方はご存知かと思いますが、新しいキャラクターもいっぱい出てきますし、あのキャラの活躍が見たいと期待している方にも満足いただけると思っています。すごく言いたいけれど詳細は言えなくて…、すみません(笑)。

下地アフレコ現場も第1期とキャストも増えたこともあって雰囲気の違いを感じています。

能登第1期は人がかなり少なかったから。

下地和気あいあいと絶賛アフレコ中です。アフレコが進むたびに「あー、第2期終わってほしくない」と思うほど大好きな現場です。

能登末長く…って期待しちゃいます。

下地第1期よりピリッとした緊張感のあるシーンが多くあります。そんな中で実樹ぶきみ先生が挟んでくるちょっとしたギャグはかわいくて面白いですし、日常回も変わらずあります。第1期を楽しんでいただいた方なら100%、いやそれ以上に楽しめると思います。

能登第1期でみんなで育んだ熱量やスピード感がいい形で第2期に繋がっています。みんなでより良いものを作ろう、さらに良くしようという熱量が強く感じられる現場で、真摯にものづくりをしていることを実感しています。よりパワーアップした第2期を楽しみにしていてください!

──ちなみにお二人は、どんな力を持ちたいですか? あわせてそのパワーの使い道についても教えてください。

下地休みの日は一日中寝て過ごすこともあるのですが、寝て得たパワーをチャージして使えるようになったら最高だなって。

能登大変魅力的な力です。

下地ちょっと寝不足という時に、寝てためたエネルギーを補給できれば…。

能登チャージして使う。本当に良い力です。効率的だし。

下地体力も気持ちも回復する力が欲しいです。

能登全人類が欲しいと思います(笑)。

下地能登さんは?

能登シャイちゃんのように、刀を通じていろいろなことを感じたり、心の声を感じ取れるというのには非常に憧れます。それに近いのかもしれないけれど自然の声が聞けるといいなって思います。傘を持っていくべきなのか、どんな服装にすべきなのか。それに近いことができるアプリなどもあるけれど、やっぱり直接自然の声を聞くことができたら、かなり使える力なのでは? と思っています。

下地花粉はこのあたりに来ています、とか…。

能登風邪のウイルスがこの辺に渦巻いていますとか、身を守られたいです(笑)。

下地すごくいいと思います!

PROFILE

下地紫野(しもじ しの)
6月4日生まれ。沖縄県出身。主な出演作は『アイカツ!』大空あかり役、『ゼノブレイド2』ホムラ/ヒカリ役、『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』マーハ役、など。本作ではシャイ/紅葉山テル役の声を担当している。

PROFILE

能登麻美子(のと まみこ)
2月6日生まれ。石川県出身。主な出演作は『犬夜叉』りん役、『ケロロ軍曹』アンゴル=モア役、『君に届け』黒沼爽子役、『地獄少女』閻魔あい役など。本作ではスピリッツの声を担当している。

 

<発売情報>

SHY 1
Blu-ray【特装限定版】

2024年3月27日発売
税込価格:¥9,350
品番:BCXA-1906

 

<作品概要>

【放送・配信情報】
第2期は2024年7月よりテレ東系6局ネット他にて放送開始!
第1期は各配信サービスにて好評配信中!


※第2期の放送・配信情報の詳細は後日解禁予定です。
※配信情報の詳細は公式サイトや各配信サイトをご確認ください。

【スタッフ】
原作:実樹ぶきみ(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 監督:安藤正臣 助監督:谷口工作 シリーズ構成・脚本:中西やすひろ メインキャラクターデザイン:田中雄一 キャラクターデザイン・総作画監督:髙井里沙 末田晃大 アクションディレクター:諸貫哲朗 CG ディレクター:相澤楓馬 美術監督:下山和人 色彩設計:斉藤麻記 撮影監督:魚山真志(chiptune) 編集:内田恵(MarvyJack) 音響監督:濱野高年 音楽:椿山日南子 アニメーション制作:エイトビット

【キャスト】
シャイ/紅葉山テル:下地 紫野 小石川惟子:東山 奈央 天王寺曖:小岩井ことり えびお:杉田 智和 スピリッツ:能登 麻美子 スターダスト:三木 眞一郎 レディ・ブラック:鈴代 紗弓 ミェンロン:村瀬 歩 ユニロード:井上 喜久子 ウツロ:上田 瞳 スティグマ:田村 睦心 ツィベタ:沢城 みゆき クフフ:日高 里菜 ドキ:土岐 隼一 イノリ:早見 沙織菜

【イントロダクション】
21世紀半ば、地球から戦争が無くなった――。
各国に突如現れた超人的な力を持ち、平和を願う“ヒーロー”によって、世界は大きく変化したのだ。
新たに得られた平和を維持すべく各国のヒーローたちが活躍する世界において、日本の平和を担っていたのは、人前に出るのが超絶苦手な“恥ずかしがり屋”の少女ヒーロー、シャイだった。

 

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