ジードが一体何者なのかという疑問を持ちつつ、
ゼロとの関係がどうなっていくのか期待をして欲しい
──坂本浩一監督とはどんなやり取りをされましたか?
濱田鳥羽ライハ役の山本千尋さんもおられるので、僕はまだ本格的なアクションシーンはないんですが、坂本監督自らアクション指導してくださいました。「こんな感じで戦ってくれると良いな」といった具合に、実演して細かく動きを教えてくださり、ディスカッションのやり取りでも、僕の意見を取り入れてくださることもありました。クランクイン前には、メインキャストの皆さんとのアクション練習もしているので、その成果が出ていればいいなと思っています。
──撮影を進められていく中で、苦労されていることはありますか?
濱田合成シーンは大変ですね。インナースペースでウルトラマンジードと動きをシンクロさせないといけないので、合成用のグリーンバック撮影では思わず背筋が伸びますね。
<h6──ウルトラマンゼロとの再共演はいかがですか?
濱田ウルトラマンゼロは第3話から登場するのですが、ジードが一体何者なのかという疑問を持ちつつ、二人の関係がどうなっていくのか期待をして欲しいですね。ウルトラマンゼロでもある伊賀栗レイトさんは冴えないサラリーマンという設定で、憑依しているゼロとは正反対のキャラクターなんです。ゼロが出たり入ったりしてややこしいんですけれど、それが面白いんですよ。撮影現場では、それを見て笑いをこらえるのが大変でした(笑)。サラリーマンがウルトラマンに変身するという面白さもあるので、ぜひ楽しんでみて欲しいですね。
──最初に観たウルトラマンシリーズは何ですか?
濱田『ウルトラマンネクサス』ですね、そのあとの『ウルトラマンマックス』『ウルトラマンメビウス』も見ています。DVDで『ウルトラマンコスモス』もよく観ていました。
──ウルトラマンシリーズの中で一番好きなウルトラマンを教えてください。
濱田ウルトラマンジャスティスが大好きなんです! なので、登場する映画『劇場版 ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』は何回も繰り返し観ていました。最初は敵として現れたジャスティスが、最後にはコスモスと一体化するところがすごく格好良いなと思ったんです。
悪のウルトラマンであるベリアルの息子という特徴を持った朝倉リクの、
ヒーローとして揺れ動く心情も観てもらいたい
──「ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!」という印象的なセリフがありますね?
濱田最初にこのセリフを聞いた時には「なるほど! それでジードか!」と納得してしまいました(笑)。元気の出て来るセリフで「やる時は、やるんだぞ!」といったイメージで演じています。
──ご自身は「ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!」というような経験はありますか?
濱田友達と遊んだり話をしているときなどに、たまに思うことはありますが、普段の生活ではさすがにそんなに切羽詰った様なことはないですね(笑)。
──半世紀以上の歴史を誇るシリーズの最新作。どのような点に注目して欲しいですか?
濱田戦うシーンはもちろんですが、その奥に描かれるキャラクターたちのバックボーンにも注目してもらいたいです。それぞれのキャラクターに過去があって、話が進むうちに様々なドラマが展開していきます。悪のウルトラマンであるベリアルの息子という大きな特徴を持ったキャラクター・朝倉リクの、ヒーローとして揺れ動く心情も観てもらいたいです。ベリアルの息子であるジードと、ウルトラセブンの息子であるゼロ、二世ウルトラマン同士が絡む、新しい歴史を刻むウルトラマンとなるので、ぜひご覧ください!
PROFILE
濱田龍臣(はまだたつおみ)
2000年8月27日生まれ。大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少役や実写版『怪物くん』で市川ヒロシ役を好演。9歳の時、映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE超決戦! ベリアル銀河帝国』のナオ役を演じ、7年後に『ウルトラマンジード』の主役に抜擢された。

<放送情報>
2017年7月8日より毎週土曜朝9時〜テレビ東京系にて放送開始!

<Blu-ray&DVD発売情報>
劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!
2017年7月28日発売
Blu-ray メモリアルBOX(初回限定生産):¥6,800(税抜)
Blu-ray:¥4,800(税抜)
DVD:¥3,800(税抜)

ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!
2017年12月22日発売
DVD:¥1,800(税抜)
ウルトラマンジード 公式サイト
©円谷プロ ©ウルトラマンジード製作委員会・テレビ東京