物語

第五話 相克(ふたつ)の使命

謎の少女・アリア率いる「ロゴス」により、第一の封印を解かれてしまった珠紀と守護五家。
しかし、静紀はこともなげに、珠紀に玉依姫としての覚醒を促がす。覚醒しないことに思い悩む珠紀だが……。

第四話 聖女の降臨

宝具が封印されてる地で、その結界を解こうとする謎の集団「ロゴス」と遭遇した珠紀たち。
退けはしたものの、迫る再戦を予感して落ち着かない珠紀は、卓に封印の宝具について尋ねに向かう……。

第三話 五人の守護者

転びそうになった珠紀を抱き留めたのは、守護五家の五人目・犬戒慎司だった。
慎司との再会を喜ぶも、どこか歓迎しない様子の拓磨たちを、珠紀は不思議に思う。
そんな中、鬼斬丸を封印している五つの宝具の見回りに向かう五人の守護者。突然の頭痛に襲われた珠紀は、不安を感じて……。

第二話 決意の一歩

祖母・静紀から、玉依姫となり「鬼斬丸」の封印を守れと告げられた珠紀。
珠紀は戸惑いながらも、玉依姫を守る守護者の鬼崎拓磨・鴉取真弘・狐邑祐一・大蛇卓たちに囲まれて、新しい生活を始める。
玉依姫とは、鬼斬丸とは何なのか。珠紀は独自に調べようと思い立つが……。

第一話 玉依の姫

木々が赤く色付く季節。
ごく普通の高校生・春日珠紀は、両親の海外転勤に伴い、祖母・宇賀谷静紀の家で暮らすため、自然に囲まれた季封村を訪れる。
幼い頃の記憶をたどり、祖母の家へ向かう珠紀だが、その直後化け物に襲われる。 その危機を救ったのは、無愛想な少年・鬼崎拓磨だった。