『大室家 dear sisters』見どころコラム
なもり原作の『ゆるゆり』に登場する大室家の三姉妹、長女・撫子(CV:斎藤千和)、次女・櫻子(CV:加藤英美里)、三女・花子(CV:日高里菜)のマイペースな日常を描く劇場アニメ『大室家』。中編2部作で2024年2月に公開され、Blu-rayが発売中の第1作目『大室家 dear sisters』に続き、6月21日からは第2作目『大室家 dear friends』が公開される。『大室家』では、何かとお騒がせな櫻子が自宅で巻き起こす騒動の数々に加え、『ゆるゆり』ではあまり触れられてこなかった撫子&花子の学校や自宅での様子も描かれている
今回は、『大室家 dear sisters』の見どころを紹介!
『ゆるゆり』の人気三姉妹が主人公に
2作目公開前にお家で大室三姉妹をおさらい!
「dear sisters」はタイトル通り大室三姉妹をメインにドタバタコメディや姉妹愛が展開。さらに、三女・花子のお友達、小川こころ(CV:倉知玲鳳)、相馬未来(CV:伊藤彩沙)、高崎みさき(CV:古賀葵)の仲良し物語を描き、可愛いが大渋滞!
ドタバタしつつもほのぼのな大室三姉妹の日常パートでは、底なしに明るく、期待以上に面白いことをやってくれる通常運転の次女・櫻子らしさを感じながら、しっかりお姉ちゃんしているところが見られるのもポイント。妹の面倒を見ているのは長女の撫子という印象がある大室家だが、櫻子もやっぱりお姉ちゃんなんだなと感心していると、安定のドヤ顔で笑わせてくれる。表情豊かな櫻子の新たな表情が見られることでますます愛しさを感じること間違いなし。櫻子のために花子が作ったカレー、花子のために櫻子が作ったたまご粥、うたた寝している妹たちにそっと毛布をかける撫子。言葉にはしなくても日常の些細なことに三姉妹の愛情や思いやりが感じられるのも本作の魅力だ。
キャラクターの変化や成長もファンとしては見届けたくなるポイントのひとつ。可愛いオーラ全開の仲良し小学生組キャラクターの変化には目を細めずにはいられない。こころ、未来が花子を尊敬する一方で、花子をライバル視し、何かにつけて上から目線で勝負を挑んできた「みさきち」ことみさきが花子と次第に仲良くなっていく姿にほっこりさせられるはず。
小学生、中学生、高校生、それぞれの可愛いが詰まっている中で、オトナなムードを漂わせているのが高校生組キャラクターたち。本作では2作目「dear friends」に向けた、撫子の周りの人間関係にもスポットが当たる。さらに、気になるのがしっかり者でクールなイメージの撫子が、乙女な雰囲気を漂わせ、夜な夜な電話をしている相手。その相手とのしっとりとしたメッセージのやりとりも映し出され、ドキドキさせられる。
大室家三姉妹が担当したオープニング主題歌「My Dear SiSTARS!」、小学生組が担当したエンディング主題歌「大げさに愛と呼ぶんだ」と共に、上映時に話題になったのがオープニング。背景は実写で、櫻子と古谷向日葵(CV:三森すずこ)の下校の様子を様々な角度から映し出している。櫻子たちが実写と重なることで、「もしかしたら、近くにいるかもしれない」「同じ世界に生きているかもしれない」という嬉しい感覚が味わえる。実写の馴染み具合がかなりしっくり来るので、ぐっと櫻子たちの存在を近くに感じる人も多いのではないだろうか。
<発売情報>
『大室家 dear sisters』(特装限定版)
Blu-ray
好評発売中
税込価格:¥8,580
品番:BCXA-1899
<上映情報>
『大室家 dear friends』
6月21日(金)より公開
▼映画『大室家』 公式サイト
https://ohmuroke.com/
▼映画『大室家』 公式X
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©なもり・一迅社/「大室家」製作委員会