「コミック百合姫」(一迅社刊)にて連載中の人気漫画『大室家』を映像化した劇場中編アニメーション『大室家 dear friends』が絶賛上映中です。
この度7月13日(土)に『大室家 dear friends』の大ヒット記念舞台挨拶を実施いたしました。
舞台挨拶には、加藤英美里さん(大室櫻子役)、斎藤千和さん(大室撫子役)、上坂すみれさん(園川めぐみ役)、東山奈央さん(三輪藍役)が登壇し、作品の魅力や公開を迎えての感慨などを語りました。
こちらのイベントレポートが到着いたしました。
さらに、9月4日(水)発売の『大室家 dear friends』主題歌ジャケットとCD INDEXが解禁となりました。
7月13日(土)開催『大室家 dear friends』の大ヒット記念舞台挨拶レポート到着!
<左から>加藤英美里、斎藤千和、上坂すみれ、東山奈央
■『大室家 dear friends』大ヒット記念舞台挨拶 詳細■
【開催日時】
7月13日(土)16:00〜16:30
【場所】
新宿バルト9 シアター8
【登壇者】
加藤英美里(大室櫻子役)、斎藤千和(大室撫子役)、上坂すみれ(園川めぐみ役)、東山奈央(三輪藍役)
≪イベントレポート≫
公開中の映画『大室家 dear friends』の大ヒット記念舞台挨拶が7月13日、新宿バルト9にて開催され、加藤英美里(大室櫻子役)がMCを務め、斎藤千和(大室撫子役)、上坂すみれ(園川めぐみ役)、東山奈央(三輪藍役)が上映後のステージに登壇した。
高校生の仲良し4人組から、大室撫子役の斎藤千和、園川めぐみ役の上坂すみれ、三輪藍役の東山奈央がゲストとして登壇した舞台挨拶。「3人ですが、ついに高校生組が揃いました!」と笑顔の斎藤は「これまで何回か『大室家』の舞台挨拶はやっていますが、今日はちょっと違うお話ができるのかな?と楽しみです」と挨拶。『大室家』のイベントに初参加の上坂は「こんばんはー!」と元気いっぱいの声を出す観客の反応に「よろしい!」と満足気にうなずく。東山は「『大室家』のファンはアツい方が多いと聞いているので、お会いできるのをすごく楽しみにしていました!」と力を込め、大きな拍手を浴びていた。
『dear friends』の注目ポイントは、撫子の彼女=犯人が誰なのかということ。観る人をワクワクさせ、悩ませ、唸らせることを念頭に置きアフレコに臨んだ斎藤だったが「やっぱり(撫子の彼女が誰なのか)分からない!」という結論に至ったという。収録は別々で、それぞれがどういう思いで演じ、どんな気持ちで観る人を翻弄させていたのかをずっと尋ねたかったそうで、「どういうつもりでやってたのよ!そこが訊きたいの!」と上坂、東山に詰め寄る。
「めぐみじゃないと思います!」と切り出した上坂は「圧倒的フラグのなさ」が撫子の彼女ではない理由だと説明。「ラブというより友情感がありました。もし、めぐみだとしたら『大室家』は相当サスペンスだと思います!」との上坂の発言に一同大爆笑。しかし斎藤はサスペンスはまさかの人が犯人ということもあるとして、めぐみ説の可能性も残すが、上坂も東山も「藍だと思う」と声を揃える。藍こそが撫子の彼女だと予想する理由は「藍はデートで映画とかどう?って言いそう。めぐみはお金がないから…(言わなそう)」と笑い始めた東山に「バイトしてるもん!」と上坂が反応し、観客は大笑い。東山は「びっくりしたね」というセリフが引っかかったとし、その理由を丁寧に解説。東山の推理に斎藤は「すごい探偵が出てきた!」と感心しきり。「藍がフラグを立てまくっている」との発言もあり、登壇者の間では藍の彼女説が濃厚に。すると斎藤、東山の間に立っていた上坂が「立ち位置変わろうか?」と提案し、会場の笑いを誘った。『dear sisters』では藍が怪しいと思っていた加藤が『dear friends』では美穂かもと疑い始めたと明かすと、斎藤も「美穂は怪しい」と同調。上坂は「あれで何の感情も持っていなかったら、怖いかも」と指摘。すると東山は「どうしよう、二股かけてたら…」と心配そうにコメント。斎藤は「あるかもしれない、二股説!」と反応するも「そこにもめぐみは入っていないってことだよね?」とニヤニヤ。この日のトークではすっかり彼女候補から除外されがちなめぐみ役の上坂が「めぐみはバイトがんばります!」と宣言すると、観客から応援のような拍手が贈られる場面もあった。
そして話題は電話口から聞こえる撫子の彼女の「好き」というセリフへ。実は「好き」のセリフは彼女候補全員がアフレコし、そのうえで正体バレないよう、音響スタッフにより音声に加工が施されているそう。上坂が「参考にしてくださいと渡された音声が藍のものでした」と明かすと東山は「それはスケジュールの問題(笑)。たまたま私が先に収録したから」と笑い飛ばす。東山の声をガイドにしてアフレコした上坂は「どんな気持ちで言えばいいんだろう。言いながらすごく恥ずかしかったです」と照れ気味になったことを告白し「どんなつもりだったの?」と東山に質問。「いつも通り!いつも言ってる通りに“好き”と言いました」と堂々と返した東山は、「謎の正妻の余裕感!」と胸を張り、彼女最有力候補としての自信をのぞかせ笑わせた。
そこで加藤が「みなさんがどの子の声に聞こえたのかを知りたいです!」と、観客に誰の声に聞こえたのか緊急アンケートを実施。藍の声に聞こえた観客が圧倒的に多く、次点は美穂。最下位ながらも、めぐみの声に聞こえた人もいたようで「若干いる!キミのこと忘れないよ!」と安堵の上坂。4人はスタッフの狂気的なこだわりに震えるとしながらも、“好き”のセリフが誰の声に聞こえるのかは、撫子の彼女はこの人であってほしいという願いも込められるのかも…とも推測していた。
続いての話題は加藤の好きなシーンへ。「みんな落ち込んでいるシーンがすごい!めぐみはいつも明るいのにすごく落ち込んでいて…」と笑いながら話す加藤に上坂は「めぐみは完全に体調(が理由)だったと思う(笑)。藍は明らかに泣いた後だった…」と分析。東山は「(観たのが)悲しい映画だったのかな。私はもともとの声音が明るいから暗くするのが苦手。さじ加減が難しかったかも」とアフレコ時の苦労を語った。 仲良し4人組の中心は撫子。斎藤は撫子がいない時の3人の関係性が気になっているという。上坂は「撫子いないね、みたいな感じで終わっちゃいそう(笑)」といない時でさえも話題の中心は撫子だと予想し、「美穂はめぐみをいじるし、藍もめぐみに話しかけるイメージ。めぐみってもしかしてクッションみたいな役割?」との結論に辿り着く。すると斎藤が「だから4人で仲良くいられるのか。もしかしたら、最後、クッションが選ばれるかも!」と、再び“ありえない人が最終的に犯人=彼女説”が浮上するも、東山が嫉妬についての持論を展開し、めぐみだけが嫉妬の対象にならないことが判明。何かと彼女説が薄まっていくめぐみの代わりに上坂が「誰か私を見て〜!私はここにいるよ〜!」と大きく手を振りながらアピールし、会場は大きな拍手と笑い声に包まれた。
イベント締めの挨拶で東山は「みなさんの前でおしゃべりできるのが非常にうれしくて、メモを持ち込んでいたのですが、楽しすぎて見る暇がないくらいあっという間に過ぎました」とテンション高めにコメントし、「このメモは次回にとっておきます!」と今後のイベントへの参加に期待を込める。「みなさんの表情がとても穏やかで、『大室家』にしかない栄養素があるのがよく分かりました」と微笑んだ上坂は「高校生組がフィーチャーされた『dear friends』にたくさんときめきながら、一緒に楽しい時間を過ごしてください!」と呼びかける。「犯人候補との登壇。謎が解けると思ったけれど、深まるばかりでした…」と残念がった斎藤は「“好き”問題ではスタッフさんの狂気が垣間見れます。またお会いできる機会があると信じて、これからも撫子と走っていきたいです」とニッコリ。『dear friends』には『ゆるゆり』『dear sisters』にある癒しに加えてドキドキと緊張感があると見どころに触れた加藤は「“好き”のセリフにもこだわりがたくさん詰まっています。まだまだ上映中なので何回も映画館に足を運んでください!」とアピールし、笑顔いっぱいのイベントをしめくくった。
9月4日(水)発売 アニメ描き下ろしイラスト使用主題歌CDジャケット&CD INDEX公開!
『大室家 dear friends』主題歌「My Sunny Side! / パッチワーク・エトセトラ」ジャケットおよびCD INDEXを公開!通常盤のジャケットにはゆるやかな日々を過ごす大室家三姉妹の姿が描かれています。初回限定盤は表裏両面描き下ろしイラストを使用した豪華仕様に。表面は大室家三姉妹を、裏面は高校生組となっております!作中の音楽と合わせて、イラストもお楽しみください。
『大室家 dear friends』主題歌「My Sunny Side! / パッチワーク・エトセトラ!」
アーティスト:白戸佑輔【初回限定盤のみ】、大室櫻子(CV. 加藤英美里)、大室撫子(CV. 斎藤千和)、大室花子(CV. 日高里菜)、園川めぐみ(CV. 上坂すみれ)、三輪藍(CV. 東山奈央)、八重野美穂(CV. 悠木碧)
発売日:2024年9月4日(水)
発売元:バンダイナムコミュージックライブ 販売元:バンダイナムコフィルムワークス
品番:【初回限定盤】LACA-35111~2 【通常盤】LACA-25111
価格:【初回限定盤】6,380円(税込)/5,800円(税抜) 【通常盤】1,430円(税込)/1,300(税抜)
収録曲:
【初回限定盤】
-Disc1-
M01 My Sunny Side!
M02 パッチワーク・エトセトラ!
M03 My Sunny Side!(大室櫻子 Ver.)
M04 My Sunny Side!(大室撫子 Ver.)
M05 My Sunny Side!(大室花子 Ver.)
M06 パッチワーク・エトセトラ!(大室撫子 Ver.)
M07 パッチワーク・エトセトラ!(園川めぐみ Ver.)
M08 パッチワーク・エトセトラ!(三輪藍 Ver.)
M09 パッチワーク・エトセトラ!(八重野美穂 Ver.)
M10 My Suuny Side!(instrumental)
M11 パッチワーク・エトセトラ!(instrumental)
-Disc2-
M01 Le début
M02 『大室家』のテーマ
M03 いつもどおり
M04 Fleurette
M05 4人の時間。
M06 いたずら
M07 みさきだって…!
M08 コソコソ
M09 バレるって
M10 ひげき
M11 かけがえのない日々
M12 Going my way!
M13 おかしい…!
M14 あっちこっち
M15 やさしさ
M16 仲良し姉妹
M17 冷たい雨
M18 くるみパンちゃんのテーマ
M19 帰り道
M20 また、明日。
【通常盤】
M01 My Sunny Side!
M02 パッチワーク・エトセトラ!
M03 My Sunny Side!(instrumental)
M4 大げさに愛と呼ぶんだ (instrumental)
▲【初回限定盤】描きおろしジャケット(表)
▲【初回限定盤】描きおろしジャケット(裏)
▲【通常盤】描きおろしジャケット
『大室家 dear friends』作品情報
全国の劇場にて絶賛上映中!
■キャスト
大室櫻子:加藤英美里/大室撫子:斎藤千和/大室花子:日高里菜
小川こころ:倉知玲鳳/相馬未来:伊藤彩沙/高崎みさき:古賀葵
園川めぐみ:上坂すみれ/三輪藍:東山奈央/八重野美穂:悠木碧
古谷向日葵:三森すずこ
■スタッフ
原作:なもり(コミック百合姫/一迅社刊)
監督・コンテ:龍輪直征/助監督:岩崎安利/シリーズ構成・脚本:横谷昌宏
キャラクターデザイン・総作画監督:植田和幸/編集:瀧川三智
美術監督:緒続学/色彩設計:小松亜理沙/撮影監督:浅川茂輝
音響監督:ひらさわ ひさよし/音響制作:ハヤブサフィルム/音楽:白戸佑輔
音楽制作:ランティス/アニメーション制作:パッショーネ×スタジオリングス
製作:「大室家」製作委員会/配給:ショウゲート
あらすじ
その日の大室家は、いつになく緊張感に包まれていた。「やだし。だったらもう――姉妹、やめるし」と花子が怒りをにじませると、その言葉を聞いて櫻子は思わず泣きそうになる。「そんなに、そんなに…私のお下がりのパーカーがいやか!?」。ケンカの原因は、櫻子が花子にあげようとした“巨大なニワトリ”柄のパーカーだ。それを見ている撫子にいたってはいつもと変わらないクールな表情。櫻子にパーカーを当てられそうになると華麗に身をかわす2人。誰ももらってくれないパーカーの長所を必死にアピールする櫻子だが、温かいこと以外の良さが見つからない。しまいには2人に、「そのパーカー、失敗したね?」「確かに着てるの1回も見たことないし」と図星を突かれてしまう。あきれる撫子と花子、1人うろたえる櫻子。おそらく今日も大室家は平和である。
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©なもり・一迅社/「大室家」製作委員会 ©なもり/一迅社
▼『大室家』アニメ公式サイト
https://ohmuroke.com/
▼『大室家』アニメ公式X(Twitter)
@omrk_movie