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『ゼーガペインSTA』Blu-ray&設定集 発売記念スタッフトーク付き上映会 イベントオフィシャルレポート到着!

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2006年に放送されたサンライズ制作のオリジナルTVアニメ『ゼーガペイン』

そのTVシリーズの後日譚となる新作『ゼーガペインSTA』のBlu-rayを2024年12月25日(水)に発売いたします。

さらに、『ゼーガペイン』に再び触れるプロジェクト「ゼーガペイン PROJECT REUNION」の集大成として、ドラマCD付き設定集を2025年2月27日(木)に発売予定です。

この度、『ゼーガペインSTA』Blu-rayと、『ゼーガペイン』ドラマCD付き設定集の発売を記念し、12月13日(金)に『ゼーガペインSTA』のスタッフトーク付き上映会を開催いたしました。

『ゼーガペインSTA』の上映に加え、上映後に下田正美監督、高山カツヒコさん(脚本)、松村圭一プロデューサー登壇のトークイベントを実施いたしました。

『ゼーガペインSTA』Blu-ray &『ゼーガペイン』ドラマCD付き設定集 発売記念 スタッフトーク付き上映会 イベントオフィシャルレポート到着!

<イベント概要>
『ゼーガペインSTA』Blu-ray&設定集 発売記念 スタッフトーク付き上映会

●日時:2024年12月13日(金) 19:00の回 ※上映後
●場所:新宿ピカデリー(シアター6)
●出演者:下田正美(監督)、高山カツヒコ(脚本)、松村圭一(プロデューサー)


【写真左から】高山カツヒコ、下田正美、松村圭一

2006年にテレビ放送された、サンライズ制作のSFロボットアニメ『ゼーガペイン』。その後日譚となる最新作『ゼーガペインSTA』のBlu-rayが12月25日(水)にいよいよ発売! さらに、ドラマCD付き設定集も来年2月27日に発売予定。それを記念して、12月13日(金)に新宿ピカデリーにて開催されたスタッフトーク付き上映会には、下田正美監督、脚本の高山カツヒコさん、松村圭一プロデューサーが登壇した。シリーズを長年応援するセレブラントたちの熱気に包まれ、大きな盛り上がりを見せた舞台挨拶の模様をお届けする。

温かい拍手に迎えられて、下田監督、高山さん、松村プロデューサーが本編上映後に登場しスタッフトークがスタート。スタッフのみのイベントに人が集まるか心配だったという下田監督は「だって浅沼さんも、川澄さんも、花澤さんもいないんですよ。でもこんなに多くのコアなセレブラントにお集まりいただき、そんな心配は無用だったなと思っています」と、ホッとした表情を見せた。また、脚本の高山さんは『ゼーガペイン』のイベントはこれが初参加。テレビシリーズの脚本制作について質問され、「脚本家たちがニコニコしながらも、“俺のほうが面白いものを書くぜ”って戦っているんですよ」と当時の脚本会議を回想。下田監督も「僕には抜き身の日本刀が見えていました」と表現するほどの緊張感だったよう。さらに高山さんは、テレビシリーズとして自身が最後に担当した23話を「これが俺の最終回!」という勢いで書き上げたといい、「2体のロボットの拳と拳がぶつかり合う瞬間に“脚本 高山カツヒコ”と出るわけですよ。それがもう……! この仕事はやめられないですね」と感慨深げに語った。

次の話題は、『ゼーガペインSTA』の構想について。下田監督によれば、テレビシリーズ終了直後から、原作者の伊東岳彦さんが『ゼーガペイン』の世界観を共有した別作品を様々なメディアで発表したいと考えていたそう。その中に、7人の少年少女が住む町が何者かに侵食され、彼らは異能の力で戦うが、最後にその侵食してきた敵がガルズオルムだったことがわかるというアイデアがあった。それが遊技機第2弾の設定として採用され、『STA』の「オルタモーダ編」に繋がっていったとのこと。完成映像の感想を聞かれた高山さんは「いつもびっくりするんですよね。脚本の通りなんだけど、その上にいろんなものがのっていくから、まったく想像していない映像になって……今回も“こうなるんだ!”というのがいっぱいあって、びっくりしました」と笑顔で語り、下田監督も「それはよかった」と満足げな様子。また松村プロデューサーは、遊技機や『STA』の脚本を依頼した際の高山さんの言葉が印象的だったと明かす。高山さんは、「テレビシリーズを変えてはいけない」という立場に立ったうえで、その世界観を広げていくという方針を改めて口にしたという。それこそ本シリーズの根本的な方針であり、それがセレブラントのみなさんにも伝わり、こうやって18年続いてきたのではないかと語った。

ここからは、事前に募集した質問に答えていくコーナーへ。「戦艦オケアノスからゼーガペインがそのまま飛び出す描写がないのはなぜ?」という質問に下田監督は、「ガルズオルムの圧倒的な戦闘能力をもったホロニックローダーたちを相手にして、基本オケアノスというのはステルスモードで隠れているんですね。そこで実体化したアルティールが出撃すると、一瞬で見つかってしまうんですよ。アルティールの顔が見えた瞬間に一斉攻撃される状態を避けている」と回答。また、謎多きキャラクター・ツクルナの素性についての質問では、「SF的に多重人格を作ったようなものなんですけど、幻体ってコピーができないんですよね。だからそのまま複製されているんじゃなくて、ハル・ヴェルトの“こういう性格の部分”といったところを切り取っている中の、最後に残った良心みたいなものかな」と高山さん。さらに松村プロデューサーから、ツクルナはまだわからない部分がある「可能性のあるキャラクター」だという、気になる発言も飛び出した。

続いては、来年2月27日発売予定の設定集 「REUNION -ZEGAPAIN ARCHIVE PROJECT-」の紹介コーナー。付属するドラマCDは、下田監督監修のもと、脚本を高山さんが担当。下田監督は、「みなさんがここを聞きたいだろうなというポイントに絞って、高山さんに書いていただくようお願いした」と話し、「聴きごたえあるCDになってますよ。自信作ですね」と胸を張った。松村プロデューサーは、「テレビ1本くらいの尺があるので、たっぷり楽しめる」とネタバレしないよう気を付けつつコメント。その流れで、テレビシリーズ後の舞浜南高校のシーンと、カワグチたちの登場シーンを特別公開。テレビシリーズとは少し違う様子のルーシェンや、カワグチたちのコミカルなやり取りに、会場は笑い声に包まれた。下田監督からは「楽しいところだけ聞いていただきましたけど、このあとの展開で花澤香菜ちゃんはちょっと泣けたそうです」と、内容がより楽しみになるような発言も。

プレゼント抽選コーナーの後は、集まったセレブラントたちへのメッセージ。松村プロデューサーは「こうやってみなさんとお会いすると、また作らなきゃという気持ちが湧いてきます」と客席を見回し、「20周年がもうすぐで……間に合わないかもしれないので、そのときは21周年とか、22周年とか刻んでいきますので」と笑いを誘った。高山さんは「スタッフとしてやっていると視聴者のみなさんと会うことはそうそうないので、こういう機会はすごく貴重だったりします。本当に今日は会えてうれしいです。ありがとうございました」と感謝を口にした。最後はなんと、下田監督がこの先やりたいと考えている3つのアイデアを披露。1つ目は『STA』の続編、2つ目はテレビシリーズ全26話を1本の観やすいかたちにまとめること、3つ目は完全新作だという。どのアイデアも賛同するように客席から大きな拍手が送られ、「この先のことは何も決まっていなくて、ただこうやって口に出すと1つくらいは実現しそうな気がするので、実現した際には応援をよろしくお願いします」と力強い言葉で締めくくった。そして、下田監督の「せーの!」の掛け声に合わせ、観客も含めた全員で「エンタングル!」と叫ぶ恒例の挨拶で、大盛況のイベントは幕を閉じた。

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『ゼーガペインSTA』概要

本作は、「レミニセンス編」と「オルタモーダ編」の二部構成でお届けします。
・『ゼーガペインSTA』レミニセンス編:TVシリーズ『ゼーガペイン』と、TVシリーズの前日譚を描いた『ゼーガペインADP』を振り返る。
・『ゼーガペインSTA』オルタモーダ編:TVシリーズ『ゼーガペイン』最終話のその先を描く後日譚。

【ストーリー】
ガルズオルムとの最終決戦――プロジェクト・リザレクション――を完遂したセレブラントたちは、世界各地の残存部隊との戦いを続けていた。
セレブラントとして舞浜サーバーを守った「ソゴル・キョウ」は、雪が降りしきる冬の舞浜で目を覚ます。
「ずっと夏にいた気がする……」
記憶の欠損に困惑するキョウだったが、そこに新たな脅威・オルタモーダが出現する。
自らをヒカリタツモノと名乗る「ハル・ヴェルト」はサブスタンスシェイドと呼ばれる未知の能力で襲ってくる。
AI「ルーパ」の助けにより、これまでの記憶をダウンロードしたキョウは光対装備で対抗することになるが、これは互いの世界と存在をかけた戦いのほんの序章に過ぎなかった……。

【スタッフ】
企画・制作:サンライズ/原作:矢立 肇,伊東岳彦/脚本:高山カツヒコ/キャラクターデザイン:山下明彦,鈴木竜也,田頭真理恵/デザインディレクター:ハタイケ ヒロユキ/メカニックデザイン:中原れい,神宮司訓之,やまだ たかひろ,福島秀機,石渡マコト(ニトロプラス),柳瀬敬之/オルタモーダデザイン原案:菊[kicdoc]/色彩設計:柴田亜紀子/美術:海野よしみ(プロダクション・アイ)/CGディレクター:佐藤光裕/撮影監督:髙倉 誠/編集:野尻由紀子/音響監督:濱野高年/音楽:大塚彩子/監督:下田正美/製作・配給:バンダイナムコフィルムワークス

【キャスト】
ソゴル・キョウ:浅沼晋太郎/カミナギ・リョーコ:花澤香菜/ミサキ・シズノ:川澄綾子/マオ・ルーシェン:朴 璐美/ルーパ:久野美咲/メイウー:牧野由依/メイイェン:渡辺明乃/クリス:家中 宏/ミナト:井上麻里奈/ハル・ヴェルト:河西健吾/ギテン:寺島拓篤/セフト:寺崎裕香/ミルヒ:黒沢ともよ/バスフォータ:石川由依/シド:花江夏樹/トーヤ:杉田智和/ツクルナ:島袋美由利

「ゼーガペイン PROJECT REUNION」TVシリーズ『ゼーガペイン』 / 『ゼーガペインADP』 概要

■「ゼーガペイン PROJECT REUNION(プロジェクト・リユニオン)」

サンライズ制作オリジナルアニメ『ゼーガペイン』の新プロジェクト「ゼーガペイン PROJECT REUNION」。セレブラント(『ゼーガペイン』ファンの呼称)と作品の記憶を巡り、再び『ゼーガペイン』に触れる新プロジェクトとして2023年8月31日よりスタート。プロジェクトの一環として、TOKYO MXを皮切りに、サンテレビ、北海道放送、山口朝日放送、長崎文化放送でTVシリーズが再放送。TVシリーズの前日譚を描いた『ゼーガペインADP』(2016年制作)が2024年7月12日より再上映された。さらに、TVシリーズの後日譚となる新作『ゼーガペインSTA』が2024年8月16日より上映中。今後も「ゼーガペイン PROJECT REUNION」としての企画を展開予定。

■TVシリーズ『ゼーガペイン』(2006年制作)

【ストーリー/全26話】
快活な水泳少年キョウ。彼は千葉県舞浜近郊の高校に通い、恋愛や友情に忙しい学生生活を過ごす普通の高校生。しかしある日突然やってきた謎の転校生シズノに導かれるまま、異世界での巨大ロボットとの戦闘に巻き込まれていく。度重なる戦いをくぐり抜けていくうちに抱かれる数々の疑問、そしてキョウは自分や仲間を守るため戦闘に身を投じていく…。
【スタッフ】
原作:矢立 肇・伊東岳彦/シリーズ構成:関島眞頼/キャラクターデザイン:山下明彦/チーフアニメーター:牧 孝雄/デザインディレクター:幡池裕行(現:ハタイケ ヒロユキ)/メカニックデザイン:中原れい・神宮司訓之・福島秀機/デザインワークス:柳瀬敬之/特技監督:わたなべぢゅんいち/CGスーパーバイザー:小畑正好/色彩設計:柴田亜紀子/編集:野尻由紀子/音響監督:明田川 仁/音楽:大塚彩子/監督:下田正美/アニメーション制作:サンライズ 他
【キャスト】
ソゴル・キョウ:浅沼晋太郎/カミナギ・リョーコ:花澤香菜/ミサキ・シズノ:川澄綾子/ルーシェン:朴 璐美/シマ:坪井智浩/ミナト:井上麻里奈/メイウー:牧野由依/メイイェン:渡辺明乃/クリス:家中 宏 他

■『ゼーガペインADP』(2016年制作)

【ストーリー】
千葉県の舞浜南高校に通う「ソゴル・キョウ」は、幼なじみのGF「カミナギ・リョーコ」やケンカ仲間の悪友たちに囲まれて、たったひとりの水泳部を再興する為に奮闘していた。日々の生活に小さな不思議がいくつも重なり、やがてキョウは世界の秘密に気付いてゆく。くり返される日常――――それはまさにループする世界だった。実験場として世界を改変しようとするガルズオルムと、永遠の夏に閉じ込められた人類の戦いはたったひとつの希望、光の鎧ゼーガペインと「ミサキ・シズノ」の微笑みによって大きく変化してゆく。
【スタッフ】
原作:矢立 肇、伊東岳彦/監督:下田正美/ダイアローグ監修:関島眞頼/キャラクターデザイン:山下明彦、田頭真理恵/デザインディレクター:ハタイケ ヒロユキ/メカニックデザイン:中原れい、神宮司訓之、やまだたかひろ、福島秀機/色彩設計:柴田亜紀子/音響監督:明田川 仁、濱野高年/音楽:大塚彩子/アニメーション制作:サンライズ
【キャスト】
ソゴル・キョウ:浅沼晋太郎/カミナギ・リョーコ:花澤香菜/イェル:川澄綾子/ルーシェン:朴 璐美/メイウー:牧野由依/メイイェン:渡辺明乃/シマ:坪井智浩/カノウ・トオル:柿原徹也/コハクラ・ナツミ:戸松 遥/フナベリ:甲斐田裕子/ルーパ:久野美咲/ツムラ・サチコ:大津田裕美/オストロヴァ:佐藤利奈/ミナト:井上麻里奈/クリス:家中 宏/アーク:久川 綾/ナフシャ:成田 剣/ヴァボル:中田譲治/オーヴェ:小林 愛


▼『ゼーガペインSTA』 公式サイト
https://zegapain.net/
▼『ゼーガペインSTA』 公式X(旧Twitter)
@zega_official

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