1990年より「漫画アクション」で連載が開始され、1992年にTVアニメの放送がスタート、幅広い世代に笑顔と感動を届けてきた「クレヨンしんちゃん」。1993年に劇場版第1作目となる『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』が公開、これまでに31作品が公開されている。2024年に公開された『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』では、劇場版シリーズ史上No.1の興行収入を記録。そして2025年に公開となる「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ32作目は、しんのすけたちカスカベ防衛隊がインドを舞台に大乱舞!今作ではカスカベ防衛隊の癒しの存在でありながら謎多きボーちゃんの様子がいつもと違う?いったい何が起こったのか??″灼熱の国“インドを舞台におくる、この夏イチバンのダンスエンターテインメント『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』が大ヒット上映中!
カスカベ防衛隊がくれたのは、“自分でいられる時間”と、“受け止めてくれる仲間” 瀬戸麻沙美×うえのきみこが語る、ヒロイン・アリアーナの本音と成長
8月8日に公開され、現在大ヒット上映中の『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』は、インドを舞台に笑いと涙、そしてダンスが織りなす、この夏一番のエンターテインメントとして大きな話題を呼んでいる。
そんな本作より、今作のヒロイン・アリアーナにスポットを当てた、脚本・うえのきみこ、そして声を担当した瀬戸麻沙美のコメントが到着した。本作で描かれるアリアーナは、インドで開催されるエンタメフェスティバルをきっかけに一躍人気者となった女の子。いつも笑顔を絶やさず、まわりを明るく照らす存在として描かれる一方で、心の奥には誰にも言えない“迷い”や“葛藤”を抱えている。自分らしくありたいと思いながらも、「いい子でいなければ」という無意識の期待に応え続ける日々。その苦しさと向き合っている彼女にとって、誰の目も気にせず、自由に生きるしんのすけたち、カスカベ防衛隊との出会いは、大きな転機となっていく。 脚本を手がけたうえのきみこは、アリアーナについて「『いい子』に見られることに疲れてしまっている。常にいい人を求められる生き方はつらいですよね。人間って羨んだり、僻んだり、意地悪な気持ちになることは誰でも少しはあると思うんですが、アリアーナは『いい子』ゆえに、そんな気持ちになっていいのかな?と悩んでしまう」と語る。さらに、「アリアーナはありえるかもしれない未来のボーちゃんと言いますか、ボーちゃんもずっと『いい子』を求められると、思春期にそんな悩みを持つかもしれない。」ともコメントし、本作の根底に流れる“自分らしさ”というテーマに深みを与えている。 また、アリアーナを演じた瀬戸麻沙美は、劇中での印象的な一幕について、「ボーちゃんが“暴君”となってしまったとき、しんのすけたちは『こんなのボーちゃんじゃない』と言う。その言葉が、アリアーナにはとても大きく響いたと思う」と振り返る。人は誰しも、自分らしくいることに迷い、時に人と比べ、そんな自分を否定したくなってしまう。だからこそ、瀬戸は「アリアーナの姿が、優しさゆえに悩んでしまう誰かの心を、少しでもほどいてくれる存在であれば」と語りかける。アリアーナはただの“ヒロイン”ではなく、しんのすけたちとの交流を通して自分を見つめ直し、迷いながらも一歩ずつ前へ進もうとするその姿が、観る者の心にやさしく語りかけてくる。子どもたちにとっては自分の思いを言葉にする勇気を、大人にとってはかつて抱えていた“あの頃の気持ち”を、そっと思い出させてくれる存在となるはずだ。アリアーナとしんのすけたちの物語が、この夏、たくさんの“気づき”と“共感”を劇場に届けている。まだ出会っていない方も、ぜひ劇場でその一歩を見届けてほしい。
しんのすけとアリアーナが過ごした、心ほどけるひと時―。ふたりの時間を切り取ったカット一挙解禁!
今回新たに解禁となった場面写真3点は、いずれもヒロイン・アリアーナの人物像や、心の動きを映し出す印象的なシーンばかりだ。
1点目は、、暴君(ボーくん)となったボーちゃんとの対決の末に仲間とはぐれ、一人になってしまったしんのすけと、周囲からの見え方に悩むアリアーナが偶然出会い、静かに寄り添う場面。リラックスした様子で仰向けに寝転ぶしんのすけの隣で、アリアーナは穏やかな表情を浮かべながら空を見上げている。誰の目も気にせず、自由に生きるしんのすけと過ごすひとときが、少しずつアリアーナの心をほぐしていく―。その変化が、言葉を交わさずとも伝わってくるような、静かで温かな一枚となっている。2点目は、しんのすけとアリアーナが真剣な眼差しで前を見据え、暴君(ボーくん)となったボーちゃんによって差し向けられた追手たちに立ち向かおうとするシーン。ふたりの表情からは強い意志が感じられ、しんのすけたちとの出会いが、アリアーナの中に新たな力と勇気を芽生えさせたことが読み取れる。彼女が抑えてきた“ありのままの自分”でいることの心地よさを思い出す今作のテーマを象徴する一枚だ。そして3点目は、アリアーナがしんのすけと共に、、暴君(ボーくん)となったボーちゃんに操られた空飛ぶ機械に囚われながら、自身の葛藤を歌にのせて吐露するエモーショナルなシーン。夕焼けに照らされながら涙ぐむその表情は、胸の奥に抱えてきた想いの深さを物語る。隣でぐっすり眠るしんのすけの体には、アリアーナがそっとかけた自分の服が―。優しさが感じられるその描写が、彼女の人柄を静かに映し出す。いつも笑顔でいなければならなかった“人気者”の彼女が初めて見せる素顔は、観る者の心に深く響き、誰にも言えなかった想いが旋律となって空へと解き放たれる、忘れがたい一場面となっている。
うえのきみこ(脚本)・瀬戸麻沙美(アリアーナ役)コメント
アリアーナ役:瀬戸麻沙美
老若男女問わず多くの方が、きっとこの作品を観てくださるのではないかと思うのですが、 アリアーナと同じように、日常の中で、「いい子でいなきゃ」とか「あの子羨ましい」って思って悩んでいる方もいらっしゃるのではないかと思います。アリアーナの姿が、優しさゆえに悩んでしまう誰かの心を、少しでもほどいてくれる存在であればと思っています。ぜひ、アリアーナに会いに劇場にお越しください。
脚本家:うえのきみこ
鼻水ブラブラボーイボーちゃんと、おしりブリブリボーイしんのすけが、インドで歌って踊って大暴れします。プロデューサーたちが汗と涙と鼻水を流して懸命に許可をとってくれたひろしのインドパワーも見どころのひとつです。是非、みなさんの中に眠るインドパワーを解き放ちに映画館に来てください。インドパワー!
【作品概要】
■タイトル:『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』
■原作:臼井儀人(らくだ社)/『まんがクレヨンしんちゃん.com』(双葉社)連載中/テレビ朝日系列で放送中
■監督:橋本昌和
■脚本:うえのきみこ
■声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ ほか
■声の特別出演:賀来賢人・バイきんぐ
■主題歌:Saucy Dog 「スパイス」(A-Sketch)
■製作:シンエイ動画 テレビ朝日 ADKエモーションズ 双葉社
■配給:東宝
■公開表記:大ヒット上映中
【STORY】
インドの“ハガシミール州ムシバイ”が春日部と姉妹都市になったことを記念して、「カスカベキッズエンタメフェスティバル」が開催されることになった。そのダンス大会で優勝するとインドに招待され、さらに現地のステージで踊ることができると聞いたしんのすけたちカスカベ防衛隊の5人は力を合わせ、大会で優勝しインドへ出発する。
「オラ、インドの綺麗なおねいさんとカレーたべた~い!」
インド観光を満喫する中、怪しげな雑貨店に入ったしんのすけとボーちゃんは、そこで「鼻の形」に似たリュックサックを見つけ購入する。しかし、そのリュックサックには、とても恐ろしい秘密があった‐‐‐。偶然にもリュックサックから出ていた「紙」を鼻に刺してしまったボーちゃんは、邪悪な力に導かれ【暴君(ボーくん)】となり大暴走!豹変してしまったボーちゃんは、世界をも揺るがす脅威の力を手に入れてしまう。
はたして【暴君(ボーくん)】となったボーちゃんを、しんのすけたちは止めることができるのか?!
大ヒット上映中
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2025
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