マルドゥークの攻撃！その圧倒的な戦力を前にして統合軍は絶望的な戦いを繰り広げる……
地球の運命はいかに!?　「マクロス」OVAシリーズ感動の最終巻!!

【3話収録】
■vol.4「マルドゥーク・ディスオーダ」
　マルドゥークに捕らえられていたヒビキは、シルビーに救出される。ヒビキとシルビーは、イシュタルを救いにたった一機のバルキリーⅡで艦隊旗艦サーライドへ強行突入していくのであった。その頃イシュタルは、<歌巫>を束ねる<教歌母>エリンシェに、マルドゥークの戦いが間違ったものであると語ったことから、洗脳を施されようとしていた。敵の攻撃をかいくぐりながら、彼女のもとへ急ぐヒビキとシルビー。だがマルドゥークの長・イングスは、すでにサーライドが地球の文化によって汚染されたと判断し、艦の破壊を命じていた……！
■vol.5「ステーション・ブレーク」
　イシュタルの救出に失敗し地球に帰還したヒビキとシルビーは、敵艦内で撮影してきた映像を市民に公開しようとするが、ＳＮＮでは検閲が入ると判断し、軍内部の器材を使用して放映を試みる。が、すぐに放送を知った保安要員に取り押さえられてしまい、尋問を受けることになってしまう。彼は必死に真実を伝えようとするが、マルドゥークの力を過小評価している、軍の上層部は、その言葉に耳をかさなかった。一方その頃、宇宙空間では超大型砲艦<マクロスキャノン>を中心とした統合軍と、イングスの地球壊滅命令を受けたマルドゥーク軍の間に激烈な戦いが開始されていた…。
■vol.6（最終話）「シング・アロング」
　圧倒的な火力で地球に向けて全滅戦を開始するマルドゥーク軍。シルビーとヒビキは廃墟となっていたマクロスのブリッジへと向かう。暴走して虚空へ放たれ続けていたマクロスの主砲によって、敵の母艦を撃破しようというのだ。その艦内にはフェフの助けによってマルドゥーク艦から地球に逃がれていたイシュタルも乗り込んていた。マクロスの主砲は敵の母艦へと吸い込まれていき、作戦は成功したかに思われたが……しかし爆光の中から現れたのは、無傷な敵艦の姿であった・・・。果たして地球の運命は…！？

製作年度：1993

vol.4　脚本：中村 学／演出：浦田保則／絵コンテ：浦田保則／作画監督：荒木英樹
vol.5　脚本：有井絵武／演出：西森 章／絵コンテ：つるやまおさむ・西森 章／作画監督：大張正己
vol.6　脚本：富田祐弘／演出：八谷賢一／絵コンテ：つるやまおさむ／作画監督：宇佐美皓一・田中正弘・寺沢伸介・筱 雅律・宍戸 聡(ﾒｶ)・滝川和男(ﾒｶ)

監督：八谷賢一／キャラクターデザイン：美樹本晴彦／メカデザイン監修：大畑晃一／コンセプトデザイン：渡部 隆／シリーズ構成：富田祐弘／OPｱﾆﾒｰｼｮﾝ：大張正己／美術監督：中原英統／撮影監督：小西一廣／音響監督：本田保則／音楽：鷺巣詩郎／制作：AIC･オニロ　他

イシュタル：笠原弘子／神崎ヒビキ：高山 勉／シルビー・ジーナ：冬馬由美／エクセグラン司令官：坂口芳貞／ネックス・ギルバート大尉：島田 敏／ナスターシャ：引田有美／佐織：原 亜弥／エイミー：國府田マリ子／フェフ：古谷 徹／イングス：置鮎龍太郎　他