300年前の厄祭戦では膨大な数のMSが投入されており、いまだ宇宙にはその残骸が多数漂っている。
これはMSのメイン動力であるエイハブ・リアクターも宇宙に漂っていることを示しており、その膨大な数から全てが回収されているわけではなく、またそれらは待機状態となってはいるものの、現在も稼働可能なものがほとんどである。
エイハブ・リアクターは待機状態から稼働状態に移行することで、「エイハブ粒子」を放出し、その粒子が波（エイハブ・ウェーブ）となることで初めて電波妨害を発生させる。また、稼動状態では疑似重力を発生させるため、特に宇宙空間ではスペースデブリやアステロイド片などを引き寄せてしまい、なかば自然発生的にデブリ帯を形成してしまう。
第１２話にてアミダはブルワーズの奇襲ポイントをこのデブリ帯と予想しているが、これはそのポイントが鉄華団の進む航路の中でも特に密集したデブリ帯であり、さらに稼働中のエイハブ・リアクターも多く存在することから、不安定な重力やエイハブ・ウェーブの干渉が大きく、敵の奇襲ポイントとしては最適であろうと判断したためである。
鉄血ペディア 第7回【宇宙海賊（第１１話より）】
鉄血ペディア 第6回【エイハブ・リアクターの通信無効化（第７話より）】
鉄血ペディア 第5回【惑星間航路の重要性（第８話より）】
鉄血ペディア 第4回【テイワズのMS（第７話より）】
鉄血ペディア 第3回【アリアドネ（第６話より）】
鉄血ペディア 第2回【低軌道ステーション（第5話より）】
鉄血ペディア 第1回【決闘（第３話より）】
